スジオカボード1.5mm (ブルー)

6月 23, 2024
836
0

今回はフットプロンプターさんよりご提供頂いた「スジオカボード1.5㎜(ブルー)」のレビューです。

※関さん、今回もありがとうございます!!!

⇒フットプロンプターさん(Twitter)

⇒フットプロンプターさん(Instagram)

以前レビューした1.5mmボードは白い素材でしたが、今作は青いを素材を使用。

それぞれを区別するため、従来の1.5mmボードは「スジオカボード1.5mm ホワイト」、今作は「スジオカボード1.5mm ブルー」と呼ぶ事に決定しました。

過去ブログタイトルも変更済みです。

⇒スジオカボード1.5mm ホワイト

さて肝心のブルーですが、その表面は両面とも光沢がありツルツルした触り心地。

この表面素材はやや硬めで、変形からの復元スピードも速め。

それにサンドされるかたちで「布生地調」の別素材が(おそらく緩衝材的な役割として)入っています。

質感は屈曲剛性をやや優しくした「スジオカボード1.5mm ホワイト」

※ブルーはナイキ ジャ1のインソールと同型です。

おそらく同系統のパフォーマンスで、反発はやや大人しめになっていると予想しますがどうなりますか。

色々なバッシュに入れて検証して行きたいと思います。


まずはナイキ ジャ1のグローバルラストから。

⇒NIKE JA 1 PERFORMANCE REVIEW

ボードに合わせるインソールは、ナイキ ジャ1の「純正インソール」。⇒今回は全モデルとも合わせるインソールはこれに統一しています。

足入れして軽く体重を掛けた段階で、既に良い。

クッションにまとまりが出て、強く押しても潰れ切らず、戻ってくる力も大きくなります。

全力でプレーしてみても、やはりよりコートを押す出力が増し、スピードもクイックネスもジャンプも明確にアップしました。

そして当初の予想通り、1.5mmボード ホワイトよりはやや大人しめのパフォーマンス。

そしてサマー1.6mmボードよりはアグレッシブなパフォーマンスに感じました。

一点注意するべきなのは今作のグローバルラストはトーボックスが低く、サイズ感も小さめなため、ボードを入れると足が入らなくなる可能性があります。

もしグローバルをこれから買う予定があり、ボードを合わせたい場合、ハーフサイズ(0.5cm)アップをオススメします。

画像の個体はマイサイズですが、ボード入りではつま先が内出血で大変な事になりそうで、最大15分程度のプレーが限界でした。。

 


続いてはナイキ ジャ1のEPラスト

⇒NIKE JA 1 EP PERFORMANCE REVIEW

グローバルよりもクッションが薄いEPラストですが、ボードに潰し切られる事なく、しっかりまとまりある乗り心地に変化。

強いステップでも最小限の沈みで反発を生み出してくれ、非常に扱いやすいパフォーマンス。

レビューのスコア通り、やはり自分にはボードがあってもなくてもEPラストの方が合っている模様です。


次は沈み幅があるクッションながら高評価だったジョーダン・ルカ2のPFラスト

JORDAN LUKA 2 PF PERFORMANCE REVIEW

足入れした段階ではまとまりが良くなり、コートを押す力も増した感覚がありました。

ですがいざプレーしてみると「反応が遅い」。

沈み幅のあるクッションはボードによって変に押し固められてしまい、嫌な硬さに。

もしかしたらジャ1のインソールとの相性が悪いのかと思い、ルカ2の純正インソールでもトライしてみましたが結果は変わらず。。

むしろ固められたクッションとソフトな純正インソールとの質感差が大きく、かなり気持ち悪い履き心地に。。。

やはり今作に合わせるにはサマーボードが最適解の模様です。

⇒スジオカボードSUMMER(サマー)


 

続きましてはコービー6プロトロ

屈曲ポイントもクッションの硬さも自分の足には合わないコービーシリーズですが、1.6mmボードを初めて入れたときは感動するレベルでの改善がありました。

ですがボードも使用に連れて剛性がダウンしてきて、また自分の身体にも変化があり、再び履けないバッシュに逆戻り。

その後1.5mmボード ホワイトの登場で履けるパフォーマンスまで返り咲きとアップダウンの激しい今作。

⇒NIKE KOBE VI(6) PROTRO (2020) PERFORMANCE REVIEW

1.5mmボード ブルーを入れると予想通りの履き心地。

ホワイトを入れた時ほどではないもののクッションにまとまりが出て、強いステップでも不安定にならずスムーズに次のステップに繋がります。

ジャ1のインソールでは若干後傾バランスになるのが気になったので、試しに「スーパーフィートのグリーン」に変更。

するとクッションの前後バランスは改善し、より扱いやすくなりました。

このセットアップ変更はホワイトを入れた時も同様でした。


最後のモデルはコービー4プロトロ

コービーシリーズのプロトロの中では一番自分に合っているモデルです。

⇒NIKE KOBE IV(4) PROTRO (2018) PERFORMANCE REVIEW

結論から言ってこのコンビは「失敗」でした。

ジョーダン・ルカ2同様にクッションの変に押し固めた状態で違和感しかありませんでした。

⇒JORDAN LUKA 2 PF PERFORMANCE REVIEW

合わせるインソールを色々変えてみても一切好転せずでした。。


まとめです。

レビュー前に予想したとおり、今ボードはスジオカボード1.5mm ホワイトのマイルドバージョン」

「ズームエア」とは相性が良く、「フォーム単体」のクッションとは相性が悪い特性も同様です。

ホワイトを試して硬過ぎると思った方や、1.6mmボードサマーボードでは物足りないと思った方にはハマるパフォーマンスかと。

またバッシュやボードの素材は気温によってその質感はかなり変動します。

そのため自分の場合、「冬はブルー、それ以外の季節はホワイトと使い分けると具合が良いようです。

資材調達の関係で品切れになる事が多い1.5mmボードですが、幸い現在は在庫がある模様です。

気になっている方はこの機会に是非トライを!

⇒フットプロンプターさん(Twitter / X)

⇒フットプロンプターさん(Instagram)

このレビューがボード選び、バッシュ選びの参考に少しでもなれば幸いです。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

⇒スジオカボード1.6mm(1/3)

⇒スジオカボード1.6mm(2/3)

⇒スジオカボード1.6mm(3/3)

⇒スジオカボード1.5mm ホワイト

⇒スジオカボードサマー


⇒ASTERKICKSのプロフィール

⇒各スコア項目について

⇒Youtubeチャンネル

⇒Twitterアカウント

⇒Instagramアカウント

[wpdevart_facebook_comment curent_url="https://asterkicks.com" order_type="newest" title_text="Comment" title_text_color="#000000" title_text_font_size="22" title_text_font_famely="Khand" title_text_position="left" width="100%" bg_color="#CCCCCC" animation_effect="random" count_of_comments="5" ]

PERFORMANCE RANKING

TAGS