Nike Kyrie 5 SBSP Performance Review

11月 25, 2020
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  • テストカラー:Spongebob Pineapple House(CJ6951-800)
  • 主な機能:Nike Zoom Turbo, Phylon Midsole, TPU Internal Heel Counter, Flytrap Shroud
  • 着用した主なプレイヤー:カイリー・アーヴィング,ジャ・モラント
  • 価格:¥17,050・$130

Introduction

今回はKyrie Irving(カイリー・アーヴィング)の5thシグネチャー"Nike Kyrie 5 SBSP"のパフォーマンスレビューです。

(SBSPはアメリカの人気カートゥーン「スポンジボブ・スクエアパンツ」とのコラボを表しています)

前作の"Kyrie 4 EP"があまりにも合わず、それ以前のレビューを見返してもアジア向けの幅広に作られた「EPラスト」を履いた時は低評価が明らかに多い。

そのため今作は海外から「グローバルラスト」を取り寄せました。

全体のデザインはかなり好みながら、苦手なカイリーシリーズ特有のソール形状は健在に見え、正直期待値は低めの中でのトライです。

⇒過去のKyrieシリーズのレビューはこちら

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TRACTION - 10 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

カイリーシリーズを象徴する「眼」を細かい「ブレード」が構成しているアウトソールパターン。

ラバーはホワイトソリッドで、ややソフトな質感です。

スキール音は全く鳴らず、静かにグリップしてくれます。

静かですが毎回止まりたいところで止まってくれ、乗り心地は快適そのもの。

ラバー素材とパターンに加え、ソールがほぼ変形しないのも大きな要因かと。

ホコリにも強く、信頼の置けるトラクション。パーフェクトスコアです。

CUSHIONING - 10 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

「ファイロン・ミッドソール」と、そのフォアフットに「ズームターボ」を埋め込んだクッションセットアップ。

ズームターボは分節された大型のズームエアの事で、通常ズームよりも沈み込みが少なく個人的には好みです。

("Jordan CP3.X"の「アーティキュレイティッド・ズーム」もズームターボと同種で好きなクッションです)

フォアのミッドソールは完全にアウトソールで覆われていて、フォアの屈曲剛性・屈曲からの復元も高速に仕上がっています。

ファイロンに沈み込みが少ないタイプが使われていることもプラス要因。

これらが合わさり、今作の反発性はトラクションに続き歴代で見ても最高クラスに。

フォアが反ったソール形状も気にならず、どの方向にも快適にステップできます。

これだけの反発性があっても足裏が痛くなるなんてこともなく、吸収性も必要十分には効いている感覚です。


あえて注文を付けるとしたら、ほんの少し後傾(かかとが低い)になっているクッションバランスをフラットにして欲しいことくらい。

正直スコアに反映させるほどではなく、もし気になったらインソール交換で対応できると思いますし、問題ないでしょう。

COURT FEEL - 10 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

クッションの厚さは適当で、沈みも感じません。

ソールも変形せず、接地面積も常に大きいまま。

常にダイレクトな接地感があります。

FIT/LOCKDOWN - 10 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

「フォアフット・インナーブーティー」をメッシュのアッパーが包み、その上からフライトラップ(食虫植物)を模した「シュラウド(シューレースカバー)」が覆う構造。

このシュラウドが少し曲者で、元々狭い履き口を更に狭くしています。

そのため足入れにはかなり苦労します。

少なくとも自分の指を靴ベラ代わりに使わないとならず、また多少ヒールカウンターを潰しながら履きざるを得ません。

※レビュー公開後に気付いたので追記修正。フライトラップの外側最上段のシューレースは、繋がったフライワイヤーを手繰ることで、シューレースをフライトラップの下側に引き込む事が可能です。フライトラップのホールが狭いので少し苦労しますが、このひと手間で足入れはかなり楽になります。ぜひお試しを<m(__)m>

(とは言え"Nike Hyperdunk 2016"ほど難しくありませんが)

まあ一度足入れが完了すればこちらのもの。

シューレースを締める必要が無いほどジャストなフィット感。

動きの中でも常に足に付いて来てくれます。

トラクションとクッションに続き、フィットも信頼感の塊。

前述の足入れの部分と、シュラウドの足甲への圧迫感さえ気にならなければ快適にプレーできるでしょう。

※足入れの苦労が解消されたため、またフライトラップの圧迫単体ではスコアを下げるほどの影響は無いため、満点に上方修正しました。

※※※サイズ選びに関して※※※

今回はマイサイズであるグローバルラストの"27.5cm"を購入しました。

最初の2回は少しきつめに感じましたが元のインソールはすぐにヘタリ、足型にジャストに落ち着きました。

※追記;このレビューを書き上げたのは夏でしたが、冬に履くとソックスは1枚の方が銚子良いことが多いです。季節によってクッションの沈みに変化があるためと思われます。

国内展開は幅広の「EPラスト」のみですが、こちらなら"27.0cm"がサイズ的にはちょうど良かったです。

ですが自分の足型だとEPラストの機能は引き出せる感覚がなく、圧倒的にグローバルラストの方が高機能に感じます。

SUPPORT - 10 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

前述のシュラウドの足甲への圧迫、足入れのストレスさえなければ、サポート性も不安に感じる部分はないでしょう。

※ここもシュラウド単体でスコアを下げるほどではないため上方修正。

常に安定してプレーできます。

LATERAL TRANSITION - 10 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

HEEL-TOE TRANSITION - 10 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

BREATHABILITY - 7 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

DURABILITY - 8 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

個人的にはかなり好きなブレードパターンのアウトソール。

ただ独立した小さなナブ(突起)なので、今までに履いたモデルでも耐久性だけ不安な事がしばしば。

今作に関してはそれなりの回数(30回~)使って、ようやく親指の下あたりに欠けが見られるくらいです。

もうひとつ、足入れ時にヒールカウンターを潰さざるを得ない場合、カウンターが割れたり変形する可能性があります。

ソール剛性などそれ以外の部分は全くヘタリを見せないので、トータルでの耐久性は十分かと。

WEIGHT - 9 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

420g(27.5cm・片足)

Final Conclusion

久々にここまでのビースト...化け物パフォーマンスに出会いました。

通気性や重さなど気にならない項目での減点がメインなので、"Hyperdunk 2016""Jordan CP3.X"と肩を並べます。

スーパーフィートのグリーンとの相性も良く、更なるパフォーマンスアップが見込めるでしょう。

前作"Nike Kyrie 4"から「よくここまでの改善と言うか、変身を遂げさせたなぁ。。」と感心しきりです。

(ちなみに"Kyrie 4"は「グローバルラストなら違うかも?」と海外から追加で買いましたが見事に爆死…オススメできないパフォーマンスでした)

今作もグローバルラストなので海外からの購入がメインになると思いますが、トライする価値は十二分にあるかと。

現状で「オススメは?」と聞かれたら間違いなく今作をトップに挙げます。

(Twitterで聞かれたら毎回このURLを貼りますw)

基本オススメではありますが、ズームターボは"Jordan CP3.X"のアーティキュレイティッドズーム同様に、「硬過ぎて扱えない」可能性もゼロではありません。

この辺りはご自身の体重やステップの仕方、今まで合っていたバッシュの傾向などを考慮して頂ければと思います。

最後に余談ですが、Kyrie Irving専用に作られたPEに関して少しだけ。

画像の様に本人用は市販品と明らかにソールの形状が異なり、カーブでなくフラット寄りになっています。

シリーズ特有のカーブ形状は、元々はKyrie本人の動きを研究して作られたはず。

ですがわざわざPEをフラットに作り直させると言うことは本人の希望では無く、デザイナーの意向優先だったのかな?と推測されます。

個人的にカーブ形状は好きではないのでこの推測が本当だったら良いな、と言うのが本音。

真相はわかりませんがこの手の想像・考察は楽しいので今後も続けていきますw

⇒過去のKyrieシリーズのレビューはこちら

via https://www.masslive.com/sports/2019/10/kyries-spongebob-sneakers-how-to-buy-kyrie-irvings-spongebob-squarepants-themed-nike-shoes-he-wore-in-brooklyn-nets-season-opener.html

https://asterkicks.com/performance-review/403.html

https://asterkicks.com/performance-review/1583.html

https://asterkicks.com/performance-review/2529.html

https://asterkicks.com/performance-review/4122.html

https://asterkicks.com/performance-review/4174.html

 

  • TRACTION - 10/10
  • CUSHIONING - 10/10
  • COURT FEEL - 10/10
  • FIT/LOCKDOWN - 10/10
  • SUPPORT - 10/10
  • LATERAL TRANSITION - 10/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 10/10
  • BREATHABILITY - 7/10
  • DURABILITY - 8/10
  • WEIGHT - 9/10
TOTAL SCORE
A 94 / 100

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