スジオカボード1.6mm(3/3)

スジオカボードのレビュー延長戦です。
※前半のレビューは⇒スジオカボード1.6mm(1/3)
※後半のレビューは⇒スジオカボード1.6mm(2/3)
一足目はコービー4プロトロから。
⇒NIKE KOBE IV(4) PROTRO (2018) PERFORMANCE REVIEW

かなり良い。
元々コービー4はトラクションを除いて結構自分好みのパフォーマンスな事もありますが、扱いやすいまま推進力だけ増す感覚に。
コービー6はズームターボが入っている関係でカイリー5系の履き心地に昇華しましたが、今作はジョーダンCP3.X系の履き心地に。
残念ながらトラクションの弱さはそこまで変わらず、ホコリには弱い仕様のまま。
綺麗なコートならより強度高いバスケでも履けそうです。
スーパーフィートのグリーンとスジオカボードのコンビは、ややアーチ過剰になるものの慣れれば履けそうな感覚。
現状、自分にとってはノーマルインソールがベターな様です。
続いてはカイリー7のグローバルラスト。
⇒NIKE KYRIE 7 PERFORMANCE REVIEW
まずはカイリー3インソールとスジオカボードで。
………めちゃくちゃ後傾感が強まり、5分で中止。
フォアのズームターボに対して、中足部からヒールにかけてのクッションがソフト過ぎるため、ボードがヒールのみガッツリ押し込んでくれている模様。
スーパーフィートのグリーンとスジオカボードのコンビはアーチが痛くなる感覚があり、こちらもNG。
今作に関してはスーパーフィートのグリーン単体が最適。
後傾分をヒールカップが調整してくれるので、もしカイリー7をお持ちで履き心地が微妙な場合は是非お試しを。
最後はリーニンのウェイオブウェイド・オールシティ8です。
⇒LI-NING WAY OF WADE ALL CITY 8 PERFORMANCE REVIEW
まずはカイリー3インソールとスジオカボードで。
元がやや後傾のクッションですが、今作はカイリー7ほどではなく、クッションもより硬質。
結果、フォアクッションの主張がやや強いカイリー5に。
カイリー5のナイキバイユーは市販カラーに比べ、ややクッションがソフトなのでそれに近い履き心地です。
スーパーフィートのグリーンとスジオカボードのコンビは、やはりややアーチ過剰になるものの慣れれば履けそうなレベル。
さて色んなモデルを試してきましたが自分にはスジオカボードはノーマルインソールが合っているようです。
そしてスーパーフィートはスーパーフィート単体で使う方が良い事が分かりました。
SNSではスーパーフィートと、またリアクトインソールと合わせる方が好感触と言う声も散見されます。
やはり合う組み合わせは十人十色で、各人で最適解を追求して頂ければと思います。
個人的にはスジオカボードの上に何も入れない「直乗り」をトライしてみましたが、この挑戦は意外にも成功。
カイブリッドの様な元々沈み幅の小さいバッシュだと、むしろ上にインソールを入れない方が良いくらい。
「摩擦でソックスがダメになるのでは?」とスジオカさん含め何人かから聞かれましたが、数回試して特に問題無しでした。
まずマネする方はいないと思いますが、万一マネするならズームストロベルやクシュロンなど沈み幅の大きいクッションは避けた方が良いです。
沈みでボードが変形し、ズームエアを傷付けたり、足裏を負傷する可能性があるためです。
実際にズームストロベルのカイリーインフィニティで試して、母指球部分が微妙に変形し、足に刺さる感覚がありました。
すぐにプレー中止したため、エアも足もボード自体も無事でしたが、本当にマネしないでくださいm(__)m
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
↓スジオカボードの製作依頼はフットプロンプターさんまで。
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