スジオカボード1.6mm(2/3)
スジオカボードのレビュー後半戦です。
※前半のレビューは⇒スジオカボード1.6mm(1/3)
一足目は問い合わせが一番多かったエアジョーダン36 のPFラストから。
まずは純正のズームストロベル専用インソールとスジオカボードもコンビで。
なかなかに良い。
沈み感がかなり強かったフォアにバネ感が生まれました。
ズームエアの存在感がある、主張の強い反発性なので、自分が高評価したバッシュたち(特にジョーダンCP3.X)とは少し毛色の違う反発。
そのためステップの仕方や重心移動のタイミングは変える必要があり、慣れるには時間が掛かりそうですが、慣れたらかなり良くなると思われます。
スーパーフィートのグリーンとスジオカボードでは、フォアへ体重の乗り方がカクンッと突然過ぎて、フォアズームが結局過剰に沈むことになりNGでした。
⇒NIKE PG 6 (PG6) EP PERFORMANCE REVIEW
個人的にも大きな変化を期待しているモデルです。
まずは純正インソールとスジオカボードのコンビ。
。。。変わらない。
確認のためボードを外して純正インソールのみでプレーしてみても感触変わらず。
前半レビューで述べたスジオカボードが活きる条件のうち、クッションの弾力性が欠けている事が原因かと。
少し厚いボードなら感触は違うかもしれませんが、とりあえず現状で一番厚い1.6mmでは対応不可でした。
スーパーフィートのグリーンは元レビューでも書いたやはりアーチ過剰になるためNGです。
最後の一足はカイリー・インフィニティ。
⇒NIKE KYRIE INFINITY EP PERFORMANCE REVIEW
前半レビューの条件のうち「一様なクッション」に該当しないため、期待値は低めです。
さてまずは薄いフォームの純正インソールとスジオカボードのコンビで。
。。。めちゃくちゃ良い。
しっかり踏める。
しっかり押せる。
ただ動きのキレが増す分、アウトソールのラバーが悪さをします。
EPラストなのでラバー素材はXDR。
強いステップでは一旦ヨレてからグリップする性質がある素材のため、このセットアップでは致命傷に。
XDRがコートを噛む時間が無く、死ぬほど滑る。
良い動きすればするほど転倒率がアップします。
※別の体育館で試したところしっかりグリップしてくれました。最初の体育館のフロアとの相性が悪かっただけの模様です。
今作のグローバルは購入確定です。
まとめです。
コービー6、カイリーインフィニティなどフォアズームターボがハマる事を考えると、前半レビューで述べた二つの条件のうち「ソフトで弾力性あるクッション」は当てはまります。
「一様なクッション」は修正して、「一様で厚過ぎないフォアクッション」とした方が良さそうです。
厚さがあるとエアジョーダン36のように少しパフォーマンスが落ちる可能性があります。
まだまだ可能性がありそうなスジオカボード。
まだまだ試すバッシュは大量にあるので、履いたら随時レビューしていきたいと思います。
本品のお問い合わせはフットプロンプターさんまで↓
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。