Nike Lebron XXI(21) Performance Review

4月 27, 2024
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  • テストカラー:Purple Rain(FV2345-500)
  • 主な機能:Cushlon Midsole,Forefoot Zoom Air Unit,Heel Zoom Air Unit,Half Inner Bootie, TPU Internal Heel Counter
  • 着用した主なプレイヤー:LeBron James,Jarred Vanderbilt,Anthony Davis,Corey Kispert,Lauri Markkanen,P.J. Washington,Jalen Johnson,Omer Yurtseven,Sam Merrill,Jevon Carter,Jalen Duren,Tristan Thompson,OG Anunoby,Dereck Lively II,Lamar Stevens,Keyonte George,Royce O'Neale,Jeremy Sochan
  • 価格:¥29,700(復刻)・$200

Introduction

今回はLebron James(レブロン・ジェームズ)の21stシグネチャー"Nike Lebron XXI(21)"のパフォーマンスレビューです。

前作レブロン20から突然ローカットメインに路線変更したレブロンシリーズ。

⇒NIKE LEBRON XX(20) EP TRY-ON REVIEW

パフォーマンスのタイプ的に自分には合わないコービーシリーズで、購入には至らず試着レビューをするに留まりました。

今作もその傾向は健在。且つ近所の店舗には入荷すらなかったため試着どころか実物を見ないままスルーする流れでした。

そんな折、スジオカさんから「レブロン21のパフォーマンス良いから履いてレビューしない?」とのお声があり快諾。

当初は借りてレビューしてお返しする予定でしたが、スジオカさんは別サイズを買い直すとの事でこの個体は買い取る事で商談が成立。

しかもかなりの破格で…ほんと感謝です!そしてレビュー遅くなってすみません!

さて肝心のレビューするこの個体ですが、国内発売のEPラストではなく、欧米仕様の「グローバルラスト」

前述のとおり、EPラストの実物には触れた事がないため、比較はせず純粋にグローバルラストの細部を見ていきたいと思います。

⇒他のレブロンモデルのレビューはこちら

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TRACTION - 10 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

前作レブロン20とはまた異なる「ストーリーテリング・パターン」で構成されたアウトソール。

所々がナスカの地上絵の様に見えます。

素材はパープルの「トランスルーセント・ラバー」

ラバーは平均的な硬さで、粘着性も平均レベル。

スキール音は適度に鳴り、制動距離もナチュラルで扱いやすいトラクション。

ホコリの影響も感じず、プレー中に拭く事はほぼありませんでした。

ただし帰宅後にアウトソールを確認すると毎回結構ホコリをキャッチしていたので、ラバーの劣化を防ぐ意味でクリーニングは必須かと。

コート上のパフォーマンスはパーフェクトスコアです。

CUSHIONING - 9 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

「クシュロン・ミッドソール」に「ヒール・ズームエア」「フォアフット・ズームターボ」を合わせたクッションセットアップ。

今作はナイキとしては久々にテックスペックを説明したカードを同封。

そのカードによると、ヒールズームは厚さ13mmでボトムロード、フォアズームターボは6mmでトップロードとのこと。

これがあるとレビューを書くにあたって色々と調べる手間が省けるので是非今後も継続して欲しいです。

カードに記載のなかったインソールはややコシがありつつ基本は低反発なスポンジ製。

やや薄めで、体重を掛けると更に薄くなり存在感も薄めです。

クシュロンは触れてみると万人受けしそうな密度。

同じクシュロンでも最も低密度でソフトだったサブリナ1。最も高密度で硬質だったカイブリッドS2

今作はそのちょうど中間の感覚で、適度な硬さで適度な復元性があります。

足入れした感覚も触ったとおり、クシュロンの沈みは感じずしっかりした乗り心地。

ズームエアたちも主張は少なめで、前後のクッションバランスはほぼフラット。

ソールの屈曲剛性・捻れ剛性も強力でポンポンと軽く次のステップに進めます。

軽めのワークアウトやシューティングではパーフェクトな感覚。

強度の高い対人バスケで履いてみると一点だけ、「左右方向のステップの遅れ」だけが気になりました。

オフェンスではクロスオーバー、ディフェンスではスライドの切り返しやスクリーンをファイトオーバーする際にフォアのズームターボがズレる様に沈みます。

※一方、当初懸念していた分厚いヒールズームは良い意味で存在感がなく快適です。

接地面積を大きくアウトソール全体で接地するようにステップを変える必要があり、ステップの癖によっては結構気になるポイントかもしれません。

前後方向では加速力があり、ジャンプショットも打ちやすく、リバウンドなどでのジャンプでも高さが出ます。

トータルするとコービーシリーズの特性を残しつつ、より剛性や反発を足したクッション。

コービー56を履きたいけれどクッションがソフト過ぎて…という方にはハマりそうなパフォーマンスかなと。

・市販のインソール「スーパーフィートのグリーン」への交換⇒〇アーチサポートが増しフォアズームの沈みも多少改善されます。
「スジオカボード1.6mm」+「純正インソール」⇒〇高さが埋まりフィットが改善。グリーン単体よりも沈みは少なくなります。
「スジオカボード・サマー」+「純正インソール」⇒〇1.6mmと感覚はほぼ変わらず。
「スジオカボード1.5mm(Ja型)」+「純正インソール」⇒◎1.6mmやサマーより更に沈みが減少。ズームの存在感は多少残るものの、どうやらこれが最適解の模様です。

※上記以外のコンビネーションは合わない、もしくは特に大きな効果が得られなかったため割愛。

※インソール交換とボード追加は評価に含めていません。

COURT FEEL - 9 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

レブロンシリーズとしてはクッションは薄めで、接地感を妨げる要素はフォアのズームターボのみ。

しかも左右方向とシチュエーションも限定なので基本コートを近く感じる仕様です。

 

FIT/LOCKDOWN - 10 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

「フォアフット・インナーブーティー」「ヌバック」のアッパーが包むオーソドックスなセットアップ。
 
グローバルらしく高さを抑えた設計で、ヒールカウンターの成型とパディングも適量。

履き口は大きく開き、足入れはかなり簡単。

特に微調整も必要なくピタリと足にフィットしてくれます。

シューレースは太めのオーバル型で、これがやや曲者。

編み糸が太く摩擦が低いため、いつもの結び方では毎回数分で両足とも結びがほどけてしまう。。

強めに結んでもダメで、シューレース交換が必要かと思いましたが、「二重結び」がすべてを解決。

この調整後は強度の高いバスケでも快適にプレーできるようになりました。

※※※サイズ選びに関して※※※

グローバルラストのマイサイズである"27.5cm"を購入。

普段のソックス2枚で中の空間がちょうど埋まり、ジャストで履けています。

EPラストの実物は見たことありませんが、今までのパターンだとグローバルよりミッドソールが薄くなっているはずです。

その変化幅によっては、EPラストはハーフサイズ(0.5cm)ダウンでもアリかもしれません。

※あとこれは余談ですが一度追加ソックスを忘れソックス1枚でプレーしなければならない日がありました。

その日限定で、内くるぶしに金属のアイレットが擦れる感覚が。

基本どのバッシュでもジャストサイズで履くのは大切ですが、今作はより気を付けるべきモデルかと。

SUPPORT - 9 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

シャンクプレートは小さめながら捻れ剛性は気にならないレベルで快適。

アーチサポートもヒールカウンターの抑えも十分。

懸念は左右方向に弱いフォアズームによる疲労の蓄積からの負傷。

また前述のサイズを緩く履いた場合に悪さをするアイレット。

気になるのはこの2点のみで、基本のサポート性はかなり高いと言って良いでしょう。

LATERAL TRANSITION - 7 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

左右方向のステップではどうしてもフォアズームが沈み遅れが生じます。

今作唯一の弱点です。

HEEL-TOE TRANSITION - 10 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

前後方向では一転加速感があり、パーフェクトスコアです。

 

BREATHABILITY - 8 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

大きめのパーフォレーションが多数開けられたタンからはしっかり通気。

アッパーのパーフォレーションからも多少通気します。

DURABILITY - 8 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

スジオカさんが何度か使用した個体を、更に10回以上履いた段階でもクシュロンはヘタっておらず、エアにも変化ありません。

アウトソールのトランスルーセントラバーはエッジに多少削れが見られますが、現状トラクションに影響は無し。

バッシュの機能とは関係ありませんが、ヌバックはやや傷がつきやすいのでルックスを気にする方は要注意です。

まだ未知数の部分はありますが、比較的長く履けそうな予感がします。

WEIGHT - 9 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

418g(片足・27.5cm)

Final Conclusion

今作をまとめますと「マイルド・カイリー5

カイリー5コービー6を足して2で割ったパフォーマンス」とも言えます。

カイリー5がピーキー過ぎると感じている層、コービー6がソフト過ぎると感じている層のどちらにも刺さる仕様。

⇒NIKE KYRIE 5 SBSP PERFORMANCE REVIEW

⇒NIKE KOBE VI(6) PROTRO (2020) PERFORMANCE REVIEW

幅広い層に受け入れられそうなバランス良いパフォーマンスにまとまっています。

※国内発売のEPラストは今回レビューしたグローバルラストよりミッドソールが薄い(はず)なので、もう少しコービー寄りのパフォーマンスになると思われます。

価格が価格だけに気軽にオススメできるモデルではありませんが、カラーによってはアウトレットセール対象になっている様なので気になる方は定期的にチェック必須です。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

このレビューが少しでもバッシュ購入の参考になれば幸いです。

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  • TRACTION - 10/10
  • CUSHIONING - 9/10
  • COURT FEEL - 9/10
  • FIT/LOCKDOWN - 10/10
  • SUPPORT - 9/10
  • LATERAL TRANSITION - 7/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 10/10
  • BREATHABILITY - 8/10
  • DURABILITY - 8/10
  • WEIGHT - 9/10
TOTAL SCORE
A- 89 / 100

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