Nike Ja 2 (Induction) Performance Review

11月 12, 2025
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  • テストカラー:Induction(IB4007-900)
  • 主な機能:Forefoot Zoom Air,Cushlon Midsole,Half Inner Bootie,TPU Shank Plate,TPU Internal Heel Counter
  • 着用した主なプレイヤー:Ja Morant,Desmond Bane,Jake LaRavia,Brandon Clarke,Santi Aldama,Jay Huff,GG Jackson,Jeremy Sochan
  • 価格:¥14,630・$120

Introduction

今回はJa Morant(ジャ・モラント)の2ndシグネチャー"Nike Ja 2(ナイキ ジャ 2)"のインダクションカラーのパフォーマンス・レビューです。

ジャ 2に関してはカラーごとに個別レビューを書いており、今回は3カラー目。

過去2レビューはアジアや日本向けの「EPラスト」でしたが、今カラーは海外向けの「グローバルラスト」

⇒Nike Ja 2 (Nightmare) EP Performance Review

⇒Nike Ja 2 Stargazer) EP Performance Review

両ラストの違いはサイズ感とアウトソールラバー素材だけだと思われがちですが、実際はクッションの厚みも異なるケースがままあります。

その違いの比較を織り交ぜながらグローバルの細部を見て行きたいと思います。

⇒NIKE JA 1 PERFORMANCE REVIEW

⇒NIKE JA 1 EP PERFORMANCE REVIEW

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TRACTION - 7 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

全体がEPラスト同様の「セミトレーラー用タイヤ・パターン」で構成されたアウトソール。

素材はEPラストの「XDR」から「ソリッドラバー」へ変更。

変更はなされていますが、硬過ぎずソフト過ぎず、粘着性はやや高めと質感は似ています。

スキール音が大きめに鳴る点も同様。

相違点としてはグリップの仕方がやや急ストップになった事。

またホコリの影響が多少…いえかなり大きくなった事の二点。

これらの原因は「アウトソールの接地ポイントが限定される事」に集約されます。

ポイントはフォアフットの中央、ちょうど小型の横長ズームエアが入っている部分。

ここが面と言うより点に近いかたちで接地し、接地面積を稼げません。

また今作のズームエアは吸収性、沈み幅がしっかりあるタイプなので、しっかりコートを押すのに想定とタイムラグが発生。

このコンボで少しのホコリでもすぐ滑り出し、一度拭いても次のホコリをすぐに吸着。。

綺麗なコートや湿度の高い季節など条件が揃えばしっかりグリップしてくれますが、ダスティーなフロアや乾燥した季節は避けたいトラクションです。

まさかのEPからの大幅ダウン…なかなかに珍しいケースだと思います。

CUSHIONING - 7 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

「クシュロン・ミッドソール」の上面にトップロードで「フォアフット・ズームエア」を埋め込んだクッションセットアップ。

クシュロンは密度高めで圧力を掛けるとやや沈み、そこからの復元はゆっくりめ

インソールは青いソフトな低密度フォーム製で、同じく復元スピードは遅め。

ストロベルボードは通常のEVA製。

ここまではEPと同じスペックです。

乗ってみて感じる違いはやはり「ミッドソールの厚さ」

薄いナイトメアEP平均的な厚さのスターゲイザーEP厚めのインダクショングローバルの序列です。

体温で履くうちにミッドソールがソフトになっていくのはEP同様ですが、厚さが増した分、ソールの屈曲剛性や捻れ剛性はアップ。

初代のしっかりした剛性には及びませんが、平均以上ではあると感じます。

気になる点としては「ズームエアの存在感」「接地面積を限定されるフォアのソール形状」のコンビネーション。

一番肝心なフォアの接地部分を限定しておいて、そこに吸収性の高いズームエアを配置。

結果、強くフロアを押したいステップでは毎回遅れが生じ、それを取り戻すために余計な力を使う必要があります。

自分とは反対に吸収性を「快適」と感じ、ソール形状の「傾斜を活かせる」プレイヤーにはオススメできる仕様かと。

いずれにしてもホコリの影響はあるのでフロアコンディションには要注意です。

※インソールに関してはEPラストの二足同様、純正から前作ナイキジャ1エアジョーダン11などのインソールに変更推奨。

⇒Nike Air Jordan XI(11) Retro Low Patent Leather Version Performance Review

※スジオカボードに関してはEPたちから大きく意見が変わりました。

1.6mmボードサマーボードでは特に変化が見られず、1.5mmボードホワイトに至ってはソールの凸形状を助長するまさかまさかマイナス方向に変化しました。。

「スーパーフィートのグリーン」を入れるとアーチサポートは増しますが、フォアの踏み難さは健在。

またグローバルで厚みのましたクッションはヒールも同様。これにグリーンのヒールカップが重なると厚底感が出て、捻挫癖がある方は不安定に感じるかもしれず要注意です。

自分の結論としてはインソールだけジャ1に替えて、あとはそのままがベストかなと。

⇒スジオカボード1.6mm

⇒スジオカボードサマー

⇒スジオカボード1.5mmホワイト

※インソール・ボード交換はスコアに含めていません。

※インソール・ボードの合う合わないは個々人によるのでこれらはあくまで参考程度でお願いします。

COURT FEEL - 6 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

さらに厚くなったクッションの分だけ物理的にコートは遠くなり、ズームエアの存在感も接地感を薄める要因に。

ホコリに弱くなった点も加味して接地感は厳しめの評価になります。

FIT/LOCKDOWN - 8 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

「ハーフ・インナーブーティー」「アッパー」が包むオーソドックスなセットアップ。

アッパーはスターゲイザー同様に波紋状に加工されたシンセティックレザーの表面を、細かいスクリーンメッシュで覆う構造です。

履き口は大きく開きますが、クッションが厚くなった分だけ内部空間は横にも高さ的にも狭め。

更にアッパーも厚くなり伸縮性も無いので、足型によっては足入れのために通常よりシューレースを追加で緩める必要があるかもしれません。

足入れしてみると、ヒール周りの成型はタイトでパディングも適量でピタリとフィット。

土踏まず辺りにはアッパー素材的に足に沿えない部分があり、やや空間を感じます。

またトーボックス上部のメッシュにはEPから変わらずにゆとりがあり、ここのフィットはプアなまま。

フラットシューレースは少し短く、自分はギリギリでしたが、足型によっては交換の必要があるでしょう。

アッパーに関してあまり頓着しない自分でも気になる個所が複数出てくるあたり、大学の殿堂入り記念モデルらしい作りなのかなと。

※※※サイズ選びに関して※※※
 
EPラストと同様の「27.5㎝」を購入。

クッションの厚みがある分、中の空間は狭くハーフサイズ(0.5cm)アップは必須でしょう。

自分の場合28㎝であれば普段のソックス2枚で履け、上記の問題も少なからず解決したと思われます。

色々言っている割に評価がそこまで低くない理由はこれです。

SUPPORT - 7 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

ナイトメアで発生していた沈みから起こるつま先へのダメージは今作では全く気にならず。

クッションが厚くなったことでポジティブな変化は捻れ剛性のアップ。

ネガティブな変化は足首のカットが浅くなった事と、トラクションの弱体化。

アッパーの足当たりや馴染みを気にする方も一定数は予想されるため、トータルのサポート性はややダウンかなと。

LATERAL TRANSITION - 8 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

左右方向ではヒールを使ってのステップが増えるので形状やトラクションの影響は比較的少なめ。

あくまで"比較的"なので慣れてこのスコアレベルまでにスムーズに感じるには時間が必要でしょう。

HEEL-TOE TRANSITION - 7 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

前後方向のステップでは色々工夫しても滑ってしまったり、接地して欲しくないタイミングで接地してしまったりとアジャストが難しい仕様。

プレーしていて「バッシュが違えば…」と思うシチュエーションが多かったです。。

9

BREATHABILITY - 9 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

トーボックス上部のメッシュはスターゲイザー同様の目の大きめな仕様。

トータルの通気性は優秀なまま変わらずです。

DURABILITY - 8 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

アウトソール素材は耐摩耗性の高いXDRから通常のソリッドラバーに変わっています。

そしてフォアは狭い面積が優先的にグリップする構造なため長期的には違いが出てくるかもしれません。

とは言え幸か不幸かホコリへの弱さからラバーへの負荷は減るのであまり気にする必要はないかなと感じます。

WEIGHT - 10 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

約349g(27.5cm・片足)

Final Conclusion

今作をまとめると「プロトタイプ」

メモラビア的モデルと言ってもいいかもしれません。

とりあえずモラントファンでない限り購入はオススメしません。

パフォーマンスを期待して今作を履きたい場合は後発カラーを狙う方が賢明でしょう。

クッションは分かりませんが、アッパーのゴワゴワ感は大半のカラーでは解消されているはずなので。

試着したEPラストの中では"Ja-Breaker(IF1605-100)"が圧倒的に好感触。

特にクッションはもはや同モデルと思えないレベルで違ったので、高剛性ソール・高反発クッションが好みな方は要チェックです。

とは言え発売足数少ないモデルだったようで現在はセカンダリーマーケットでもあまり見かけませんし、あっても高額な事が多い模様。

同じモラントモデルでコスパを考えるなら、市場にまだまだ格安で残っている初代ジャ1を買ってスジオカボードを合わせるのが最適解でしょう。

今回は以上になります。

このレビューが少しでもバッシュ選びの参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

⇒Nike Ja 2 (Nightmare) EP Performance Review

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  • TRACTION - 7/10
  • CUSHIONING - 7/10
  • COURT FEEL - 6/10
  • FIT/LOCKDOWN - 8/10
  • SUPPORT - 7/10
  • LATERAL TRANSITION - 8/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 7/10
  • BREATHABILITY - 9/10
  • DURABILITY - 8/10
  • WEIGHT - 10/10
TOTAL SCORE
B 77 / 100

PERFORMANCE RANKING

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