Nike Air Jordan XI(11) Retro Low – Patent Leather Version Performance Review

6月 15, 2016
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  • テストカラー:Bred(528895-012)
  • 主な機能:Full-length Air Sole Unit, Speed Lacing System, Carbon Fiber Shank Plate, Phylon Midsole, TPU Internal Heel Counter
  • 着用した主なプレイヤー:Michael Jordan, Joe Johnson, Nick Young, Ketavious Caldwell-Pope, Monta Ellis, P.J. Tucker
  • 価格:¥20,520(国内)・$170(海外)

Introduction

michael-jordan-air-jordan-11-low-bred-1996-nba-finals-1今回はエアジョーダン11レトロ・ローのレビューです。

ローカットにはアッパーがメッシュとパテントの2種類ありますが、今回はパテントバージョンです。

マイケル・ジョーダンは現役時代ほとんどハイカットを履いていましたが、1995-96NBAファイナルのゲーム2でのみパテントのローカットを着用していました。

パテントのローカットは、カラーに関係なくオリジナルでは発売がなく、2001年のレトロ展開から一般発売がスタート。

日本ではメッシュバージョンの方が人気が高く、パテントバージョンをバスケで履くプレイヤーは少ないように感じます。

果てしてその機能はどうなのか、細部を見ていきたいと思います。

TRACTION - 9 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

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ハイカットと全く同じです。

クリアラバーの粘性は非常に高く、最高クラスのトラクション。

粘性が高いが故に、ホコリも吸着しやすいのが難点ですが、拭けば問題ありません。

CUSHIONING - 9 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

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ファイロン・ミッドソールフルレングス・エアのクッションセットアップ。

ハイカットと同様に、カーボンファイバー製シャンクプレートによるシューズの剛性・反発性はかなり強力。

体重が軽いプレイヤーですと、この剛性を不快に感じるかもしれませんが、個人的に反発性はパーフェクト。

ファイロンは適度に弾力ある質感で衝撃吸収性も悪くありません。

COURT FEEL - 9 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

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ローカットで足首が自由になったことにより、動きの中での接地感はかなり上がっています。

相変わらずソールは硬いので満点とはいきませんが、かなりナチュラルなライディングです。

FIT/LOCKDOWN - 10 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

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ハイカットでは最上段のシューレースループに対して、タンの高さが足りず、十分なロックダウンを得られませんでした。

このローカットでは、タンの高さは十分でズレ落ちは解消されています。


またハイカットやリマスター以前のローカットと比較して、履き口周りのパディングが厚くなり、フィット感は素晴らしいものに。

“Remaster(リマスター)”とは2015年春から始まった、ジョーダンブランドのレトロモデルの素材・作りを見直すプロジェクトの事。

年々レトロモデルのクオリティーは下がっていましたから、これは大歓迎です。


ハイカット・ローカットに関わらずXI(11)2001年頃の初期レトロまではパディングが入っていて、履き心地は良かったんですが、近年レトロはどうも特にカカトが緩く、残念なフィット感…。

今作では見事に修正され、剛性あるソールにカカトが押し出されそうになる事もありません。

文句なしのパーフェクトです。


サイズに関しては、通常のナイキサイズで問題ないでしょう。

SUPPORT - 9 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

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フィット感・接地感ともにハイカットよりはるかに改善されたことにより、サポート性も大幅アップ。

もともとソールはフラットで安定性が良いので、ローカットとしては文句なしです。

LATERAL TRANSITION - 10 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

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フィット感が良くなり、トラクションも素晴らしい。

ローカットにより足首の自由度は増し、左右方向への動きは驚くほどスムーズに。

イメージ通りに動けます。

HEEL-TOE TRANSITION - 10 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

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フィット感の足りないリマスター以前のレトロでは、ソールの剛性に振り回され、シューズ内で足が動く感覚がありました。

今作ではその違和感は全くなく、カカトの抜け感もありません。

剛性あるソールの反発が余すところなく足に伝わり、かなりアグレッシブな重心移動が可能です。

こちらもパーフェクトです。

BREATHABILITY - 7 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

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ローカットになった事で通気性にはプラスですが、アッパーのパディングが厚くなったことで相殺。

リマスター前のハイカットと同じ程度の通気性かと。

DURABILITY - 8 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

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シューズは剛性ある作りなので変形が起きない点は耐久性にはプラス。

パディングが追加され、フィット感が良くなり、足がシューズ内で遊ばなくなった事も好材料。

とは言え、やはりアッパー強度は少し心許ない印象です。

トータルで平均よりやや上レベルの耐久性かと。

WEIGHT - 9 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

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約399g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

Final Conclusion

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ハイカットより高スコアどころか、今までの全モデルで最高スコアとなりました。

個人的な試合用ローテーションでも、使用頻度がかなり高いモデルです。


ジョーダンブランドのリマスターについては賛否両論言われていますが、殊エアジョーダン11に関しては素晴らしい仕上がりと言えるでしょう。

同年クリスマスに発売された“Air Jordan 11 Retro 72-10”もアッパーのパディング、タンの高さともにしっかり修正されています。

当初の情報ではリマスターは“オリジナルに存在したカラーのみに適用される”との事でしたがあまり関係ないみたいですね。

これは本当に嬉しい限り。


オンコート用としては食わず嫌いされている印象のあるパテントバージョンのローカット。

一度も試さないのはもったいないパフォーマンスかと。

 

2016年6月には画像の“Cherry(528895-102)”“Navy/Gum(528895-405)”が海外で発売されましたし、年内にはゴールドメダルカラーなどの発売も予定されているようです。

定価ではなかなか買えないのと、ジャパン発売自体が無い事があるのが難点ですが…気になる方は狙ってみては。

  • TRACTION - 9/10
  • CUSHIONING - 9/10
  • COURT FEEL - 9/10
  • FIT/LOCKDOWN - 10/10
  • SUPPORT - 9/10
  • LATERAL TRANSITION - 10/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 10/10
  • BREATHABILITY - 7/10
  • DURABILITY - 8/10
  • WEIGHT - 9/10
TOTAL SCORE
A 91 / 100

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