Puma All-Pro Nitro Try-on Review

今回は“Puma All-Pro Nitro(プーマ オールプロ・ニトロ)”の「トライ・オン」、試着段階でのレビューです。
※自分用のメモも兼ねている投稿なので、いつものパフォーマンスレビュー以上に参考程度に考えて頂ければと思います。
試着カラーは「ブラック/アクティブレッド (379079-08)」。
プーマ契約のNBA選手が24-25シーズンで最も多く履いていたのがおそらく今作。
そんな人気モデルを更に有名にしたのが昨2025年プレイオフでのタイリース・ハリバートンによる異次元のクラッチパフォーマンス。
NBAファイナルでは自身の新シグネチャー“Puma Hali 1”を履いていましたが、それまでの戦いでは今作を着用。
その活躍に感化され気になっていたところ、普段訪れない店舗で今作に遭遇。
試着したにも関わらずレビューをまとめるのをすっかり忘れ、2025年師走に今更のアップとなります。。
デザインはけっこう好みなので、ハイパフォーマンスを期待しつつ細部を見て行きたいと思います。
⇒Puma Scoot 1 (Zeros) Performance Review
⇒Puma Clyde Court Disrupt Performance Review
⇒Puma MB1(MB.01) Performance Review
⇒Puma Clyde All-pro Coast 2 Coast Performance Review
フォアのマルチ方向に走る「ブレード・パターン」と、ヒールの「グリッド(格子状)・パターン」から成るアウトソール。
素材は耐摩耗性に優れた「ラバー」で、かなり硬めで粘着性はかなり高めの質感です。
ホコリ吸着が多そうな質感で、パターンも浅めとコートコンディションに左右されそうな要素が揃っています。
ですがこの杞憂はクライドオールプロで既に払拭済み。
⇒Puma Clyde All-pro Coast 2 Coast Performance Review
パターンはほぼ同じで、ラバー素材は全く同じ。
加えてクッションの感覚もそこまで違わないので、問題になるとしたら「止まり過ぎてしまう事」。
これはアシックスの一部のモデルや、アンダーアーマーのフローなどでも見られた、接地面積が少なく体重もあまり掛けていないのに強力にグリップしてしまう現象を指します。
このグリップの仕方に慣れている方にとっては満点の仕様、初心者にとってはややハードルが高いトラクションと言えるでしょう。
クッションは「ニトロフォーム」のミッドソール単体のシンプルなセットアップ。
ニトロフォームに関するプーマ公式説明は以下のとおり。
「優れた反応性とクッション性を軽量で実現するために設計された、高度な窒素入りフォーム。
圧縮したプラスチック生成時に窒素ガスを注入したものをフォームに注入。
このプロセスにより、フォーム内に気泡を発生させ、反発力を向上させます。」
そのニトロフォームに触れてみると、沈み幅は大きめで、復元スピードは通常レベルかやや遅めの質感。
いざ乗ってみるとほぼフラットな前後のクッションバランス。
フォアに体重を掛けてみると、母指球から足指下までのクッションはほとんど潰し切れてしまいアウトソールに直乗りの感覚に。
同じニトロフォームを使ったバッシュは既にラメロの初代シグであるMB.01をフルレビューしましたが、それと比較するとかなり吸収寄りのクッションです。
両作の共通点はニトロフォームの使用だけでなく、インソール下に青いソフトなストロベルを敷いている点も同様。
にもかかわらず感覚が大きく違う原因はひとえに「ケージの有無」かなと。
MB.01ではフルケージ、完全にニトロフォームが覆われた構造でしたが、今作は特に内足部側がほぼ剥き出し。
個人的にはニトロフォームはケージ必須なクッションに感じました。
沈み方的に合うスジオカボードは1.6mmかサマーかなと思いますが、上昇幅はそれなりな予想をしています。
フィット面では「ハーフブーティー」を「アッパー」が包むオーソドックスなセットアップ。
メイン素材はTPUフォームで補強された「エンジニアード・メッシュ」。
補強効果かカッチリとバリスティックな質感のメッシュで、サポート性に寄与してくれそうです。
履き口はかなり大きく開き、足入れは非常に簡単。
パディングは全体にしっかり入っていて、足首周りのフィットは良好。
ミッドフットの幅は広めで、左右にややスペースが余るものの、幸い大きな問題にはならないレベル。
トーボックスの成型は良く、エンジニアードメッシュも硬過ぎることもなく、全体としては満足行くフィットです。
グローバルラストのマイサイズである27.5cmを試着し、前述のミッドフットの幅以外はジャスト。
基本普段のマイサイズで選んで良いでしょう。
今作をまとめますと「ニトロフォーム」。
ケージされていないニトロフォームそれ自体の感触、吸収性の高さを好む方には刺さるモデルかなと。
個人的には合いませんでしたが、そのことを確認できたのは収穫と前向き捉えています。
ちなみに気になっているハリバートンシグも同じニトロフォーム搭載。
しかもミッドソールの露出面積は今作よりも上なフルエクスポーズド仕様。
期待値は大幅に下がってしまいましたがデザインは好みなので定価で拾えたならフルレビューする予定です。
今回は以上になります。
このレビューが少しでもバッシュ選びの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
⇒Puma Scoot 1 (Zeros) Performance Review
⇒Puma Clyde Court Disrupt Performance Review
⇒Puma MB1(MB.01) Performance Review




