Nike Zoom Freak 3 Performance Review

9月 12, 2021
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  • テストカラー:Black/White-black(DA0694-001)
  • 主な機能:Forefoot Hex Zoom Air x 2,Phylon Midsole, TPU Shnak Plate, TPU Internal Heel Counter,Forefoot Strap
  • 着用した主なプレイヤー:Giannis Antetokoumnpo, Thanasis Antetokoumnpo,P.J. Tucker
  • 価格:¥14,850・$120

Introduction

今回はGiannis Antetokounmpo(ヤニス・アデトクンポ)の3ndシグネチャー"Zoom Freak 3(ズームフリーク3)"のパフォーマンスレビューです。

当初はこんなに早く購入予定は無く、深夜のテンションで知らぬ間にオーダーしていた今作。

特に下調べもせずに買ったので、レビューを書きながらスペックを確認すると言う少し新鮮な作業をしています。

さてどうなりますか。早速細部を見ていきたいと思います。

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TRACTION - 9 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

全面が「プレッシャー・マッピング・パターン」で構成されたアウトソール。

見た目は"Kobe IX(9)"に似てますね。

ラバーは黒い「ソリッド」で、粘性(変形のしやすさ)は高めで、粘着性はそこそこ。

スキール音はたまに鳴る程度で、ラバー自体の制動距離は感じず、ホコリにも強いです。

フォアに設けられた大きめのグリッドが少し沈む分と、クッションの横ブレの分から起きる遅れが無ければパーフェクトでした。

CUSHIONING - 7 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

「ファイロンミッドソール」のフォアフットの母指球と小指球に1個ずつ「ズームエア」を埋め込んだクッションセットアップ。

ファイロンは触れてみると、やや硬めでミッチリした質感です。

実際に履いてみると、フォアに比べヒールが低く、後傾が強い事が第一印象。

ヒール寄りで履くとかなり動きにくく、最近履いた"Kobe 5 Protro"同様に「フォア寄りで履く」のが個人的には必須。

※この辺りはステップの仕方で好みは変わってくると思います。

小指球側ズームを覆うように設置されたTPUパーツはけっこう硬質。

ズームエアとTPUパーツとの間には空間があり、加えてミッドソールも部分的にくり抜かれた構造です。

圧力を掛けた時にズームエアには逃げ場があるため、左右の切り返しで「この部分だけ沈む」ことがしばしば。

加速時、フォアのみで接地するときは「ソールのグリッド(溝)部分が沈む」感覚が毎回あります。。

前後左右ともフォアに違和感があります。

致命的ではないので練習用としてなら許容範囲ですが、試合や強度の高い練習ではちょっと厳しいクッションです。

カカトをメインで使うプレイヤーでしたら動きやすいかもしれません。

吸収性に関してはフォアは過剰、ヒールは物足りない可能性があります。

どちらを求めるにしても扱いは少し難しいかなと。

純正インソールは沈みの強い素材なので、これを変えればパフォーマンス向上するかと思いきやそんなに変わらず。

いつものスーパーフィートのグリーンに替えると後傾は軽減されますが、劇的な改善はありませんでした。

また最近よく活躍してくれてる"Nike Zoom BB NXT"のリアクトインソールはフォアの沈みが助長されてしまいこれは完全NGでした。

※純正インソールの糊は強めなので、新品の状態で剥がしておかないと後々苦戦する可能性大です。

※インソール交換はスコアに含めていません。

COURT FEEL - 7 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

 

FIT/LOCKDOWN - 7 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

「フォアフットブーティー」をメッシュの「アッパー」「ストラップ」が包む構造。

履き口は広めに見えますが、ストラップ部分から高さを絞ってあり、足入れは少し引っ掛かる感覚あり。

ヒール周りからストラップのある中足部までは「グローバルラスト」らしいスナッグなフィットで、パディングもしっかり入っています。

ストラップは硬質な素材で伸縮性は無く、アッパーの成型から考えてもデザインとしての役割しかありません。

※マジックテープの毛足が長く、シューレースが付くと必ずダメージがあるので、むしろ無い方が良かった気が。。

そして残るフォア部分は、幅も高さもある「EPラスト」仕様。

特に「高さ」に余裕があると、ソールに体重を掛けるタイミングが狂うため、自分の足型だとこれは大きなマイナスポイント。

EPラストの方が快適な方の場合は嬉しい仕様でしょう。

※※※サイズ選びに関して※※※

今回は普段のマイサイズ、グローバルラストの"27.5cm"を購入しました。

(前作に続き今作も国内はグローバル展開です)

これまでのシリーズとは異なり、全体的に大きめの作り。

基本ハーフサイズ(0.5cm)ダウンで選ぶのが良いでしょう。

SUPPORT - 7 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

フォアの横ブレは小さいですが、自分が膝を怪我する原因になった"Air Jordan XXXIV(34)"と似た構造。

AJ34と異なるのはTPUパーツが硬質でブレを抑えてくれますが、左右方向へのステップの仕方によってはブレを抑える分、当たりが気になる可能性があります。

大切な部分なので、気になる方は試着で確認必須かと。

LATERAL TRANSITION - 6 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

HEEL-TOE TRANSITION - 7 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

BREATHABILITY - 7 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

DURABILITY - 7 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

WEIGHT - 10 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

369g(片足・27.5cm)

Final Conclusion

これまで安定したパフォーマンスを提供していたズームフリークシリーズですが、今作は初めてステップバック。

と言うより機能の方向性が大きく変わってしまった印象。ギミック優先と言いますか。。

昨プレイオフの途中で情報解禁になりながら、Giannis本人が"Zoom Freak 2"を履き続けたのも納得できる変化です。

※まあ本人の意思は知る由もないですが、いつかインタビューできる機会があれば聞いてみたいと思います。

ともあれシリーズの中で履くなら初代"Zoom Freak 1"2代目をオススメします。

ベストは初代ですが、女子日本代表の「町田瑠唯」選手が着用したことで人気高騰中。

2021年9月現在では2代目はかなり激安で出回っているので、コスパを考えるならこちらかと。

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via https://twitter.com/brkicks/status/1410054437926756352

  • TRACTION - 9/10
  • CUSHIONING - 7/10
  • COURT FEEL - 7/10
  • FIT/LOCKDOWN - 7/10
  • SUPPORT - 7/10
  • LATERAL TRANSITION - 6/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 7/10
  • BREATHABILITY - 7/10
  • DURABILITY - 7/10
  • WEIGHT - 10/10
TOTAL SCORE
B 76 / 100

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