Nike Zoom Freak 1 Performance Review

12月 11, 2020
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  • テストカラー:Total Orange(BQ5422-800)
  • 主な機能:Heel Zoom Air, Heel Double Stacked Zoom Air, Phylon Midsole, TPU Internal Heel Counter
  • 着用した主なプレイヤー:Giannis Antetokounmpo, Tyler Herro, Wesley Matthews
  • 価格:¥14,040・$120

Introduction

今回はMilwaukee Bucksのエースにして2シーズン連続でMVPを受賞したGiannis Antetokounmpo(ヤニス・アデトクンポ)の1stシグネチャー"Zoom Freak 1(ズームフリーク1)"のパフォーマンスレビューです。

元々"Nike Kobe X(10)""Nike Kobe A.D. Exodus"を愛用してした彼だけに今作はカットの高さやスペックは似た仕上がり。

"Kobe X(10)"は耐久性を除けば好感触だったので、その良い部分だけを引き継いでいてくれたら...と期待しつつ細部を見ていきたいと思います。

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TRACTION - 8 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

アフリカの民族衣装「ケンテ柄」「バラの花」をモチーフにしたパターンで構成されたアウトソール。

ラバーは「ソリッド」「トランスルーセント」の2種類が使われています。

ソリッドはソフトで粘性高めで深いパターンで、トランスルーセントの方は硬めで粘性低めで浅いパターン。

スキール音はほとんど鳴らず、綺麗なコートでは静かにしっかりグリップしてくれます。

ホコリの多いコートでは…トランスルーセントの部分だけパフォーマンスが大きく落ちます。

前後のステップで主に使う部分はソリッドなのであまり問題ありませんが、左右のステップでは影響が大きめ。

ラバーの質的に一度拭いてもすぐまたホコリが付くので、初めはけっこうなストレスを感じました。

幸いいつもより足のアーチを効かせて、シューズにより重さを掛けるステップに変えたらだいぶ改善されました。

(ただこの身体操作だと滑らなくなるものの、少なからず力みが増えるのであまり使いたくないのが本音です)

体重が軽いプレイヤーなどはスコアよりも低めのパフォーマンスになる可能性があるので、できるなら全面ソリッドのカラーを選ぶのが無難でしょう。

CUSHIONING - 8 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

「ファイロン・ミッドソール」のヒールに「ダブルスタック・ズームエア」を埋め込んだクッションセットアップ。

(「ダブルスタック」とは単純に2枚のズームエアが重ねて入っている構造の事です)

ファイロンは密度高めでミッチリした質感で、ヒールはミッドソール自体が、小指側の中足部はアウトソールが巻き上がっています。

Kobeモデル継承と言うことで懸念されるのはフォアの剛性がどうなっているか

実際にプレーしてみると懸念はすぐに払拭され、なかなかに快適です。

フォアの屈曲剛性も捻れ剛性も最高ではないものの、しっかり復元してくれます。

またミッドソールも薄めながら必要十分な厚みがあり、足が沈み過ぎてしまうこともありません。

(数十回履いた後でもまだパフォーマンスは維持されており、耐久性もなかなかかと)

ヒールのズームエアたちは良い意味で存在感がなく、ヒールを沈ませない様に支えるかたちで機能しています。

吸収性に関しても必要最低限は確保されている感覚です。

薄いセットアップの中に反発も吸収もバランスよく備わっていて、とても履きやすい、バッシュ選びに迷ったときに手に取りやすいクッションです。

COURT FEEL - 9 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

フラットなソールに薄く反応の良いクッションで、常にしっかりした接地感があります。

このカラーはトラクションがやや弱いのでマイナスしていますが、フルソリッドのソールならばパーフェクトでしょう。

FIT/LOCKDOWN - 9 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

「フォアフット・インナーブーティー」「メッシュのアッパー」が包む構造。

シューレースループの下2列だけはフライトウェブ状になっています。

足入れ部分は広いクラシックなつくりで、ストレスなく履けます。

またメッシュはかなりしなやかで、シューレースを締めるとしっかり足に張り付く感覚。

ヒール周りには適度なパディングもあり、フィットはパーフェクトです。

成型的が少しEP寄りで高さがあり、たまに足が内部でスライドする感覚がありました。

シューレースホールのトップの位置的にもうほんの少しだけ気を遣ってくれたらこちらもパーフェクトでした。


※※※サイズ選びに関して※※※

今回は普段のマイサイズ、グローバルラストの"27.5cm"を購入しました。

国内もグローバル展開だったのは個人的には助かりました。

ですが履いてみると最初は「キツイ」

特に長さが足りず、つま先が痛むのでしばらくはソックスを1枚に減らして履いていました。

しばらく履いたのちにクッションが少し沈み、シューズ内の空間が広くなりソックス2枚でも履けるようになりました。

それでも長さはギリギリで足の爪を伸ばすと内出血したりも…。

ハーフサイズ上げて買い直すことも考えましたが、幅と高さはゆとりがあるので断念。

グローバルですがアッパーはややEP寄りの作りでサイズ感は難しく、試着推奨モデルです。

愛用しているスーパーフィートのグリーンとの相性も良く、パフォーマンスアップが見込めます。

またこのインソール交換で長さの問題も解決されるのでオススメです。

SUPPORT - 9 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

前述のとおりつま先の部分だけが懸念ポイント。

シャンクは入っておらず、アッパー素材もかなりソフトですが大きな変形もすることなく安定してプレーできます。

LATERAL TRANSITION - 9 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

HEEL-TOE TRANSITION - 9 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

BREATHABILITY - 9 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

DURABILITY - 8 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

WEIGHT - 10 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

351g(片足・27.5cm)

Final Conclusion

通気性や重量など個人的にはあまり気にしない項目でスコアがインフレしている気はしますが、間違いなく良いバッシュです。

(本当はこの辺りの評価項目は外したい…けれど見直すタイミングを失って久しいです。。)

突き抜けたパフォーマンスは無くとも、非常に「安心感・安定感」のあるパフォーマンスです。

トラクションの部分やサイジングさえ注意すれば、快適にプレー出来るかと。

耐久性も意外にあるのでセール価格の現在ならコスパも良く、練習でガンガン使う部活生にもオススメできます。

via https://www.eurohoops.net/en/nba-news/980426/birthday-bonanza-for-giannis-antetokounmpo/

https://asterkicks.com/performance-review/954.html

  • TRACTION - 8/10
  • CUSHIONING - 8/10
  • COURT FEEL - 9/10
  • FIT/LOCKDOWN - 9/10
  • SUPPORT - 9/10
  • LATERAL TRANSITION - 9/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 9/10
  • BREATHABILITY - 9/10
  • DURABILITY - 8/10
  • WEIGHT - 10/10
TOTAL SCORE
A- 87 / 100

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