Nike Giannis (Zoom) Freak 6 EP Try-on Review
今回は“Nike Giannis (Zoom) Freak 6 (ナイキ ヤニス フリーク 6) EP”の「トライ・オン」、試着段階でのレビューです。
※自分用のメモも兼ねている投稿なので、いつものパフォーマンスレビュー以上に参考程度に考えて頂ければと思います。
試着カラーは「ホワイト/ウルフグレー/ブラック」。
型番は“ FJ7807-102”。
今作はNBAミルウォーキー・バックス所属Giannis Antetokounmpo(ヤニス・アデトクンポ)のフリークシリーズ6作目。
刺さるデザインとシルエットで、テックスペックもシンプル。
もしこれでフリーク 1やフリーク2クラスのパフォーマンスだったら購入確定案件。
期待値高めで細部を見て行きたいと思います。
※パフォーマンスとは関係ありませんが前作までズームフリークだったモデル名が、今作から突然ヤニスフリークに変わっているため検索時は要注意です。
⇒Nike Zoom Freak 1 Performance Review
⇒Nike Zoom Freak 2 Performance Review
⇒Nike Zoom Freak 5 EP Try-on Review
全面が「フリークロゴ・パターン」で構成されたアウトソール。
EPラストなのでラバー素材は耐摩耗性に優れた「XDR」。
やや硬めで粘着性は高めな質感です。
質感からホコリの吸着は多そうでパターンは細かく、ホコリの影響は多少ありそう。
また自分の足型ではアウトソールが広過ぎて、上手く押せない、体重を掛けられない箇所が存在します。
ここまで前作フリーク 5 EPとほぼ同一の感想。。。
足幅の広い方であればフラット寄りで面積の広いソールは逆に味方になってくれる…これも同じ感想です。
クッションは「ファイロン・ミッドソール」に「フォアフット・ズームエア」を合わせたシンプルなセットアップ。
ファイロンはやや硬めで弾力性があり密度は高めの質感。
※ミッドソールに関する公式説明はありませんが、質感がファイロン調なのでここでは便宜的にそう呼称します。
いざ乗ってみるとほぼフラットで、沈み幅は全体にそれなりに存在します。
フォアの屈曲剛性は手に持った状態では強力に感じましたが、体重を掛けてみるとカクカクとフレキシブル。
捻れ剛性も同様で、履いてみるとやや心もとなく感じました。
これらは足型が合っていないときに見られる現象です。
最近試着したジョーダン・ルカ 3 PFもそうでしたが、PFラスト/EPラストともに本格的に幅広ラストに切り替えて来た模様です。
⇒Jordan Luka 3 PF Try-on Review
スジオカボードやインソール、ソックス調整で「多少は」対応は出来ると思われます。
ですが普段メインを張っているNike Ja 1クラスには届きそうもなく。。。
フィット面では「ハーフ・インナーブーティー」を「アッパー」が包むオーソドックスなセットアップ。
素材は「シンセティック・レザー」と「メッシュ」の組み合わせ。
足入れは簡単で、ヒール周りとタンのパディングは十分でフィットとロックダウンともに良好。
中足部からトーボックスに掛けては幅も高さも余ります。
長さはマイサイズの27.5㎝でジャスト。
これが前項で「多少は」と述べた理由。
調整幅は限定的で、低めの天井が見えてしまっている印象です。
普段グローバルラストに慣れている方にはあまりオススメできません。
足幅が広い方にとってはストレスなく履ける嬉しい仕様かと。
今作をまとめますと「原点回帰 EPラスト」。
昨シーズンはフリーク 5 EPでのみ感じたラストのゆったり感が、今シーズンはルカ3に続いて早くも二足目。
しかもアジアのメイン市場である中国からクレームが入ったのかな?と勘繰るくらいしっかり幅広フレンドリーな設計。
個人的には残念ですが、今まで足型でナイキ/ジョーダンを諦めていた方には朗報でしょう。
思えば2016年頃のカイリー 2など初期EPラストは軒並みこの仕様で、自分には履きこなせなかった記憶。
⇒Nike Kyrie 2 EP Performance Review
そこで気掛かりなのは今月末からの発売を控えているモラントのセカンドシグ Nike Ja 2。
これに限ってはファンのエゴですが、タイトなEPラストで発売してほしいと切に願う次第。。。
話が逸れましたが今回は以上です。
このレビューが少しでもバッシュ購入の参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。