Li-Ning Way Of Wade 10 Low Try-on Review

9月 27, 2023
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今回は“Li-Ning Way Of Wade 10 Low(リーニン ウェイオブウェイド 10 ロー)”「トライ・オン」、試着段階でのレビューです。

※自分用のメモも兼ねている投稿なので、いつものパフォーマンスレビュー以上に参考程度に考えて頂ければと思います。

試着カラーは「Element – Wind & Fire (風火雷電)」

型番は“ABAS165-1-7”

主にマイアミ・ヒートで活躍し、NBAの殿堂入りも果たしたドウェイン・ウェイド

キャリア序盤はコンバース、途中ジョーダンブランドを経て、最終的には中国発のバッシュメーカーであるリーニンと契約。

リーニンでのウェイドシグは本人引退後も発売が続き、今シーズンで10作目まで到達。

今作のそのローカットになります。

早速その細部を見て行きたいと思います。

⇒LI-NING WAY OF WADE ALL CITY 8 PERFORMANCE REVIEW

⇒LI-NING SONIC 7 PERFORMANCE REVIEW

⇒LI-NING WADE ALL CITY 11 TRY-ON REVIEW


 

全面が「リップル(波紋)・パターン」のアウトソール。

ラバーの素材は「ソリッドラバー」

ややソフトめで、粘着性はやや高めの質感。

ホコリの吸着は多少ありそうですが、アウトソールは体重を掛けるとコートを掴むように接地。

フォアがかなり反り返っていて、中足部も浮いている外観に反して、接地面積はしっかり確保されています。

クッションのエネルギー伝達も比較的素直で扱いやすそうなトラクションかと思われます。


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「BOOM (ブーム)・ミッドソール」単体のクッションセットアップ。

ブームはTPUパーツとアウトソールで完全ケージされ、外からは見えない構造になっています。

TPUケージはフォア側はやや硬め、ヒール側はややソフト。

いざ乗ってみると足当たりはブニブニした乗り心地で、フォアよりヒールの沈み幅がやや大きく、やや後傾なクッションバランス。

ヒールの、特に踵骨の後ろ半分では更に沈み幅が大きく、カクンッと落ちる感覚。

カカトから入るステップでは少し調整が要りそうです。

一方、フォアはしっかりした乗り心地で、強く押せば強く反発が返ってくる感覚。

エアジョーダン11と似た大きめのカーボンファイバー製シャンクプレートが入っているおかげで、フォアの屈曲剛性もなかなか。

ウェイドオールシティ11で感じた母指球側だけやたらと沈むようなアンバランスさも無く、フォアメインでプレーする方には好まれそうな仕様かなと。


フィット面では「ハーフ・インナーブーティー」「アッパー」が包むオーソドックスなセットアップ。

アッパーの素材は「テキスタイルメッシュ」がメインでシューレース周りなど負荷のかかりそうな部分には「シンセティックレザーを使用。

履き口は少しだけ狭めですが、足入れで苦戦することは少ないレベル。

タンやヒール周りのパディングはやや多めで、アッパー成型もナイキにグローバル寄り。

アーチサポートも適当で、全体的にかなりスナッグなフィット感です。

サイズに関してはナイキのグローバルのマイサイズだとややキツい。

最近レビューしたジョーダンステイロイヤル2ではクッションが沈む事を考慮してマイサイズのままでも良さそうでしたが今作は別。

土踏まずのアーチサポートはあるものの、左右アーチや外アーチがソフトなクッションにより引き延ばされる感覚があり、ハーフサイズ(0.5cm)アップしないとキツイと思われます。

この辺りは足の形状と相談でなかなか判断が難しいと思いますが、少なくとも幅広の方はハーフサイズ~フルサイズ(1.0cm)アップが良いでしょう。


今作をまとめますと「コスパ無視なら良作」。

特に驚くようなパフォーマンスではありませんが、間違いなく良作の部類です。

三万円オーバーと高価である事未知数なブームの耐久性から、ウェイドファンの方以外には気軽にオススメしにくいモデルです。

定価を変えることはできませんが、ローカットよりハイカットを選ぶことで耐久性は改善される可能性があります。

リーニンのバッシュは同じモデルでもハイとローでクッションの厚さがかなり違う傾向があるようなので、デザインにこだわりがなければハイカットがベターかと。

またスジオカボードのサマーとの相性が良さそうなので、サマーをお持ちの方はトライする価値があるかもしれません。

現在国内では、下記で今作の取り扱いがあるようです。

⇒楽天市場

⇒ギャラリー2(店頭のみ)


アマゾン内のリーニン公式サイトでは現在取り扱いが無いようですが、代わりにウェイドオールシティウェイド808などリーズナブルな別シリーズのラインナップが豊富な模様。

コスパを考えるならこの辺りのモデルの方が狙い目かもしれません。

⇒リーニン公式ショップ(Amazon.co.jp)


また海外のWay Of Wade公式サイトは日本語表記があり、日本への直送も対応しています。

⇒WAY OF WADE.COM

輸入関税だけは気を付ける必要がありますが、ここでしか買えないカラーもあるのでウェイドファンの方は狙ってみては。

このレビューが少しでも参考になれば幸いです。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m


⇒LI-NING WAY OF WADE ALL CITY 8 PERFORMANCE REVIEW

⇒LI-NING SONIC 7 PERFORMANCE REVIEW

⇒LI-NING WADE ALL CITY 11 TRY-ON REVIEW

⇒他のトライオンレビュー

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