Jordan Why Not Zer0.2 Performance Review

11月 18, 2020
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  • テストカラー:BHM(CI6294-001)
  • 主な機能:Forefoot Unlocked Zoom Air Unit, Phylon Midsole, TPU Shank Plate, TPU Internal Heel Counter, TPU External Heel Counter
  • 着用した主なプレイヤー:Russell Westbrook, Iman Shumpert
  • 価格:$125(海外)・¥17,050(国内)

Introduction

 今回はラッセル・ウエストブルックの2ndシグネチャー"Jordan Why Not Zer0.2(ジョーダン・ワイノット02)"のパフォーマンス・レビューです。

前作"Jordan Why Not Zer0.1 PFX"はタイトルのとおり、幅広仕様のPF(Performance Fit)を買って機能的にもサイズ的にも失敗。

なので今作は海外からグローバルラストを取り寄せました。

試着段階では前作 より好感触。

これが最後まで続くことを願って、細部を見ていきたいと思います。

 

⇒"Jordan Why Not Zer0.1 PFX"のパフォーマンス・レビューはこちら

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TRACTION - 8 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

全面に小さなサークルが並んだアウトソールパターン。

ラバーはややソフトな粘性の高いソリッド。

パッと見吸盤の様でコートに張り付いてくれそうなルックス。

その見た目どおり、コート上でも強力にグリップしてくれます。

スキール音はほぼ鳴らず、急ストップ系のトラクションです。

パターンは深いのでホコリにも強くほぼパーフェクトな感触。

唯一気になったのはソール形状。

"Kyrie 2"の様に丸く、横ブレが起きます。

切り返しにかなり大きく影響するため、ここは厳しくマイナス2ポイントです。。

CUSHIONING - 7 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

「ファイロン・ミッドソール」と「フォアフット・アンロック・ズームエア」のクッションセットアップ。

ファイロンはソフトめながらしっかりと厚さがあります。

最近のバッシュは、特にフォアのミッドソールを薄くし過ぎる傾向にあるので、これは嬉しい仕様。

ズームエアもかなり厚く存在感があります。

ファイロンのみのヒールも変に沈みこむ事もなく、多くのプレイヤーが満足する吸収性は確保されているかと。


ヒールとフォアのクッションバランスはほぼフラット。

これも嬉しい仕様です。

が、フォアのクッションがあまりに不安定でかなり扱いが難しいです。

例えば左から右に切り返そうとすると左足の小指側にソールが転がって戻って来れません。

"Kyrie 2"と似た形状ですが症状としては今作の方が酷いですね。

時にはシューズ内で足が回転してしまうなんてこともありましたから。。。

それが一度や二度ではなく、で左右方向の動きはかなり制限されます。

スムーズな縦方向とのギャップは物凄い事になっていますね。。

左右方向の動きが多いバスケでは、反発は体感出来ないシチュエーションが多いです。

フォームの質感やズームエアの量は良いのに…ソール形状がとにかく残念です。

COURT FEEL - 6 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

前後方向では快適です。

左右方向では絶望的…切り返しの度に遅れを感じ、酷い時はシューズ内で足が回転するなんてことも。。

クッションに厚みもある中でこれはかなり辛く接地感はかなり低め。

プレースタイル的に運動量少なくないと厳しいですかね。。。

FIT/LOCKDOWN - 4 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

アッパーにはメッシュやフューズ、ニットなど複数の素材が使われています。

シューズ内部はブーティー構造ではなくタンが独立した構造。

最近のモデルでは珍しい気がします。

足入れした瞬間は、少しヒールの掴みが甘いかな?くらいの感覚。

軽くプレーした限りだと違和感なし。

…ところがいざフルスピード、ゲームスピードでプレーすると違和感しかありませんでした。

先ほども言った通り、酷い時はシューズの中で足が回転してしまう事もありました。

シューレースをきつく締めてもこれは変わらず。。

アッパーの原因としてはシューズ内のマテリアルがやたらとスベスベな事と、パディングがソフト過ぎる事かと。

Twitterの画像のとおり、今回購入したのはグローバルラストなのでPFラストよりはだいぶタイトな成型のアッパーですがそれでもフォアの幅、高さとも広めに感じました。

長さは問題ないのでこれ以上サイズダウンもできないですし、足型が細いプレイヤーには向かない仕様かなと思います。

もしからしたらPFラストをハーフダウンで履いた方がクッションも薄いので、バランスが良いかもしれません。

https://twitter.com/ASTERKICKS/status/1094770005231595520?s=20

SUPPORT - 5 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

自分の足型ではこのバッシュはかなり危険に感じます。

詳述は必要ないと思います。

足型が合えば違うかもしれませんが。。。

LATERAL TRANSITION - 4 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

HEEL-TOE TRANSITION - 9 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

BREATHABILITY - 8 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

通気性に関しては優秀ですね。

タンからの通気性はしっかりしていて、内部素材の速乾性も高く感じました。

DURABILITY - 6 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

アッパーはこのまま履き続けたら近い将来裂けてしまうと思います。

アウトソールのソリッドラバーはソフトなのでやや耐久性は低めです。

また個人的には気になりませんでしたが、SNSではズームエアの手前でソールが割れてしまうなんて現象も散見されました。

個人的にあの現象が起きるのはオーバーサイズで履いている場合がほとんどだと思っているので、成長期などで大きめを履く方は注意が必要でしょう。

WEIGHT - 9 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

437g(片足・27.5cm)

Final Conclusion

結論としては「バスケで使うのは無理」でした。

運動の方向が前方のみのスプリントやマラソンなどの競技なら良いですがバスケと言う競技特性とは合致しないパフォーマンスです。

Westbrook本人もこのモデルを履いている期間はディフェンスはけっこうザルでしたし、オフェンスでも大きくクロスオーバーしようとして転倒することが多かったように思います。

自分も履いている時はほぼ同じ状態だったので、2018-19シーズンは彼の試合を見ながらずっと「別のモデル履けば良いのになぁ。。。」と心の中で呟いてました。

と言うことでレビューアップの現段階では次作の"Jordan Why Not Zer0.3"がセール価格で買えるので圧倒的にそちらをオススメします。

 

⇒"Jordan Why Not Zer0.1 PFX"のパフォーマンス・レビューはこちら

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  • TRACTION - 8/10
  • CUSHIONING - 7/10
  • COURT FEEL - 6/10
  • FIT/LOCKDOWN - 4/10
  • SUPPORT - 5/10
  • LATERAL TRANSITION - 4/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 9/10
  • BREATHABILITY - 8/10
  • DURABILITY - 6/10
  • WEIGHT - 9/10
TOTAL SCORE
C 65 / 100

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