Jordan Why Not Zer0.1 PFX Performance Review

4月 14, 2018
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  • テストカラー:Two Way(AO1041-110)
  • 主な機能:Ankle Strap, Shoelace Stopper,Flightweb System, Full-length Inner Bootie, Bottom Loaded Full-length Zoom Air Unit, Phylon Midsole, TPU Internal Heel Counter, Phylon External Heel Counter, Shroud
  • 着用した主なプレイヤー:Russell Westbrook
  • 価格:¥17,820(国内)・$125(海外)

Introduction

今回はRussell Westbrook1stシグネチャー"Jordan Why Not Zer0.1 PFX"のパフォーマンス・レビューです。

以前、Russ自身が「エアジョーダンシリーズの広告塔で満足」みたいなコメントをしていた記憶があるので、今回のシグ発売は正直かなりのサプライズ。

KD移籍やらシーズントリプルダブル達成やら諸々あって心境が変わったのかもですね。

ともあれそのシグはRussのイメージに違わぬ奇抜なデザイン。


今回購入したカラーは"Two Way"

最初にこのカラーの画像を見た瞬間に連想したのは"Jumpman Swift 6"

これはマイケル・ジョーダンがYoutubeのレッスン動画内で履いているモデルで、未復刻。

個人的に秘かに復刻を待ち望んでいるモデルです。

1stカラーの"Mirror Image"と少し迷いましたが、初志貫徹で"Two Way"に決めました。

届いた実物の仕上がりも良い感じで、ハイパフォーマンスの予感がします。

早速その細部を見ていきたいと思います。

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⇒各スコア項目についてはこちら

TRACTION - 9 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

小さな突起が放射状に並んだ「ラディアル・パターン」のアウトソール。

XDR(Extra Durable Rubber)はソフトで粘性もなかなか。

加えてアウトソールはかなり薄く、しなやかで常に大きな面積でコートを捉えてくれます。

ヒール周りのパターン以外はホコリにも強く、アグレッシブ且つ安定したトラクションです。


ヒール周りは、突起ではなく線状のパターンに変わっています。

ホコリの多いコートで、この線と平行にステップすると、たまにですがズッと大きく滑ります。

滑る確率はかなり低いですが、滑り方が少し危ないのでマイナス1ポイントしました。

CUSHIONING - 7 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。


「ファイロン・ミッドソール」「ボトムローディッド・フルレングス・ズームエア」のセットアップ。

シャンクプレートは入っておらず、代わりにミッドソールが大きく巻き上がって捻れ剛性を確保しています。

特に黒い部分はTPUヒールカウンターかと思っていたので、ここも全部ミッドソールでちょっと驚きました。


ズームエアは薄いですが、アウトソール・ミッドソール共に薄いため、感触はかなりはっきり。

薄いためか感触は反発してくれる感覚は薄く、沈む感覚の方が強いです。

これをフカフカのクッションと捉えるか、反応が遅いと捉えるかは意見が分かれるでしょう。

個人的には後者

砂浜を走っている様で、尋常じゃないくらい疲れます。

フォアの屈曲剛性が強いのは救いですが、正直ウエストブルック本人がこのスペックを履いているとはとても思えません。。。

まあ私の足型がPFに合っていないと言うことも一因でしょうけれど、それを差し引いても…です。

トータルして吸収性重視のプレイヤーにはオススメできるクッションです。

COURT FEEL - 9 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

クッションはとにかく薄く、ソール形状もフラット。

動きの中でもシューズは変形せず、常に大きい面積で接地します。

沈みが気にならなければ、接地感はパーフェクトに感じられるでしょう。

FIT/LOCKDOWN - 8 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

「フルレングス・インナーブーツ」「シュラウド」「アンクル・ストラップ」が包む構造。

足入れが難しいとの噂を多く聞いていましたが、コツを掴めば簡単でした。

まずつま先を出来るだけ突っ込んで、カカトをヒールカウンターに乗せ、あとはカカトにゆっくり体重を掛けていくとスポンッと履けます。

ヒールが潰れず、靴ベラの様に働いてくれるので、足入れに苦労している方は試してみてください。

フロアに座った状態だと、上手く体重を掛けれないので、立った状態か椅子に座った状態で行うのもポイントです。


足入れしただけでかなり十分なロックダウンがあるように感じますが、ストラップもシューレースもしっかり締める事をオススメします。

特にシューレースは左右方向のブレ防止に不可欠です。

一度シューレースを緩めた状態でプレーしてみたところ、シューズ内でカカトが動いてしまい軽くですがコキッと挫きました。

よくよく触ってみるとファイロンに覆われたTPUヒールカウンターの強度は低く、巻き上がったファイロンも所詮ファイロン。

加えてズームエアが沈む仕様なのも相まって、全てのパーツをガッチリ締めずにプレーするのは危険かと。


シュラウドに関しては特に機能は感じず、デザイン上のアクセント。

せっかく付けるなら結んだシューレースを収納できる機能を付けて欲しかったですね。

毎回どうやっても上手くしまえないので。。。

シューレース・ストッパーもデザインのアクセントなので、当たりが気になるプレイヤーは外すのが良いでしょう。


癖があると散々聞いていましたが個人的にはほぼ問題なし。

ただ今作のPF(Peformance Fit)の作りは大き過ぎるし、広過ぎる。

おそらくハーフサイズダウンしても幅がネックになりそうです…。

足幅が広いプレイヤーにとっては嬉しい仕様かと。


※サイズ選びについて※

特に縦に長く、幅も若干広い感じがします。

足幅が時に広くなければ、ハーフサイズダウンが良いと思います。

SUPPORT - 9 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

シューレースとストラップをしっかり締めれば、サポート性はほぼ問題なし。

カカトが沈む仕様はあまり関心しませんが、沈み幅が小さいのでマイナスは1ポイントのみ。

ソール面積は広く、安定性も素晴らしいので全体のサポート性はかなり優秀な部類入るでしょう。

LATERAL TRANSITION - 8 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

ソールもアッパーもブレず、トラクションもアグレッシブ。

かなりスムーズなトランジションが可能です。

このPFのソール幅の広さと、ズームエアの沈みが気にならなければ、かなり快適にプレー出来るかと。

HEEL-TOE TRANSITION - 8 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

やはりズームエアの沈みにより、普段以上にコートを蹴らなければならず、疲れます。

この影響は左右方向より前後方向の方が大きい気がします。

それでも、こちらも沈みが気にならなければ快適でしょう。

BREATHABILITY - 7 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

インナーブーツの素材は基本メッシュでそれなりの通気性があります。

シュラウドに覆われていますが、間にスペースがあるので上手く熱は逃げてくれる感覚。

平均レベルの通気性は確保されているかと思います。

DURABILITY - 8 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

ラバーは耐久性の高いXDRですし、シューズ全体の剛性も強力。

変形しないのでエア抜けや構造的なダメージが来る可能性は低めかと。

シューレースホールだけは切れた場合、補修が困難そうなので勢いよく引っ張り過ぎないよう注意が必要です。

WEIGHT - 8 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

約457g(27.5cm・片足)

やはりここまでファイロンを多く使うと重量もそれなりになりますね。

PFでソール面積が広いことも影響しているでしょう。

Final Conclusion

Russの攻撃的なプレースタイルとは裏腹に「コンフォート」に寄せたパフォーマンス

やはりRuss本人がこの市販スペックを履いているとは思えません。

どこの解体業者でも良いので、本人が履いてるPEをぶった切ってみて欲しいです。

ズームエアの厚さが倍だったり、ダブルスタックだったり、シャンクが入っていたりする可能性は高いと予想します。

もしくはエア圧を上げている可能性も考えられますね。

それくらいイメージと違うパフォーマンスでした。


ともあれ今回のPFは今までの"Air Jordan XXXII(32)""Jordan Super.Fly 2017"と異なり、しっかり広めプラス長めの作り。

クッションの感覚含め、試着を強くオススメします。

  • TRACTION - 9/10
  • CUSHIONING - 7/10
  • COURT FEEL - 9/10
  • FIT/LOCKDOWN - 8/10
  • SUPPORT - 9/10
  • LATERAL TRANSITION - 8/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 8/10
  • BREATHABILITY - 7/10
  • DURABILITY - 8/10
  • WEIGHT - 8/10
TOTAL SCORE
B 80 / 100

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