Nike PG 2 EP Performance Review

11月 19, 2018
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  • テストカラー:Pure Platinum/Neo Turq(AO2984-002)
  • 主な機能:Forefoot Zoom Air(Bottom Loaded), Phylon Midsole, TPU Internal Heel Counter, TPU Shank Plate, Forefoot Inner Bootie
  • 着用した主なプレイヤー:Paul George, Jason Tatum, Shane Larkin, Trey Burke, D'Angelo Russell, Jordan Bell
  • 価格:¥14,040(国内)・$110(海外)

Introduction

今回はポール・ジョージの2ndシグネチャー"Nike PG 2 EP"のパフォーマンス・レビューです。

前作は…まあ正直微妙でした。

シグ展開前の"Hyperchase""Zoom Crusader"はけっこう良かったので挽回を期待したいところ。

何よりポール・ジョージは個人的に大好きなプレイヤーなので尚更。

※ASTERKICKSは新シーズンも"Oklahoma City Thunder"を応援します。(※多分初めて言いました。)

前作ではシルエットの段階で違和感がありましたが、今作はスッキリした印象。

直感と実パフォーマンスはけっこう比例するので、今作は名作の予感がします。

早速その細部を見ていきたいと思います。

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⇒各スコア項目についてはこちら

TRACTION - 9 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

アウトソールは波状の「ヘリンボーン・パターン」

サンゴ礁(コーラル・リーフ)の様にも見えます。

ラバーは暗闇で光る蓄光素材「Glow In The Dark」

ソール自体には剛性がありますが、パターンは細く、かなりソフト。

触った感じでは粘性はそこそこながら、コート上では問題なくグリップ。

スキール音はほぼ鳴りません。

多少ホコリを吸着しやすいですが、一度拭けばコート数往復は行けます。

フォアのソール形状も気にならず、なかなか安定したトラクションです。

CUSHIONING - 8 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

前作"PG 1 EP"と同じ「ファイロン・ミッドソール」にボトムロードの「フォアフット・ズームエア」のセットアップ。

変更点としては今作は高低差が少なくなり、よりナチュラルな乗り心地に。

"Air Jordan XX8(28)""Air Jordan XX9(29)"の変化が思い出されます。

それでもまだヒールが低く、フォアが高いクッション・バランスで反発性は最高ではありません。

ソール全体の剛性は良いものの、最後にコートを一押ししたいところでエネルギーが逃げてしまう感覚です。


フォアは高さが調節されたとは言っても、エアバッグは十分に大きく、適度に沈み、吸収性は申し分なし。

ヒールはファイロンのみで前作同様に薄く、硬めの感触。

ヒールにクッション性を求めるならインソールを代えた方が良いでしょう。

 

トータルでは前作から明確なブラッシュアップが施され、動きやすいクッションになっています。

COURT FEEL - 9 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

前作で課題だったフォアのブレは今作では一切感じません。

個人的に、フォアにここまでフカッとしたクッションは要らないのでマイナス1ポイント

プレイヤーによっては薄いヒールのクッション不足の方が違和感になるかもです。

※私はヒールはこのくらい薄くても全然大丈夫です。

と、一長一短はあっても基本の接地感は鋭敏で、細かいステップでも大きなステップでもコートを近くに感じます。

FIT/LOCKDOWN - 10 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

「ワンピース構造」のアッパー・セットアップ。

素材は「メッシュ」をベースに、トゥー、ヒール周り、タンには「シンセティック・レザー」が使われています。

結論から先に言ってしまうと今作のフィットは「最高レベル」


前作ではペラペラのメッシュから一転、今作では強度が増したメッシュが使われ、成型も素晴らしいものに。

シューレースの下二列の左右に付けれらたバンドも仕事をし、フォアをガッチリ押さえてくれます。

ライニングの素材もネオプレン調で肌触りが良く、ヒールの成型もパディングの厚さも申し分なし。

プレー中に履いている事を忘れる感覚があり、終始快適にプレー出来ます


※※※サイズ選びに関して※※※

前作はアジア人向けのEP(Engineered Performance)ラストのマイサイズ(27.5cm)を購入し、フォアの幅が広過ぎイマイチの結果に。

なので今回はEPラストのハーフサイズダウン(27.0cm)を購入

最初は少しキツかったものの、数回履くとインソールやミッドソールがヘタって来てちょうど良い感覚に。

結果、足型にピタリと合う状態で落ち着きました。

特別幅広・甲高のプレイヤーでなければ、基本ハーフサイズ(0.5cm)ダウンで良いかなと思います。

SUPPORT - 9 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

トラクションが強力で、捻れ剛性もソールの安定性もしっかりしています。

捻挫に関する心配はしなくて良さそうです。

唯一気になるとしたら、「ヒールのクッションの薄さ・硬さ」ですかね。

着地や接地の癖によってはストレスに感じるかもしれません。

LATERAL TRANSITION - 8 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

フィットは素晴らしく、どんなステップ時も足と一体の感覚があります。

個人的にフォアのクッションの沈みがやや余計に感じるのでマイナスですが、それ以外はスムーズそのもの。

トラクションも良く、素早い重心移動が可能です。

HEEL-TOE TRANSITION - 8 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

前作よりはだいぶ改善されましたが、フォアの方が高いクッションである事に変わりはなく、前後の重心移動には少なからず影響して来ます。

やはりファーストステップやジャンプの加速感はもうあと一歩か、二歩、と言ったところ。

コントロールスピードでの重心移動はスムーズなので、プレースタイルによっては十分かもしれません。

BREATHABILITY - 9 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

通気性はなかなかです。

タンはもちろん、表面のメッシュに通気性があり、トゥーボックスからも通気している感覚があります。

ライニングの素材の吸湿速乾性も高く、快適にプレーできるでしょう。

 

DURABILITY - 7 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

細くソフトなアウトソールのパターンは摩耗が早め。

特にエッジ部分は削れやすいので、部活などでヘビーに使用する場合は、後々トラクションに影響が出てくるかもしれません。

ミッドソールやアッパーはレザーの補強も効いていて、問題無さそうです。

WEIGHT - 9 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

約383g(片足・27.0cm)

シンセティック・レザーやプラパーツなどが付いている割には軽量。

ですがフィット/ロックダウンが満点なので、今作に関して重さは気にする必要はないかと。

Final Conclusion

https://asterkicks.com/performance-review/2543.html

前作"Nike PG 1 EP"の問題点が的確に見直し・修正されています。

若干気になったクッションの後傾具合も、インソール交換でほぼ解決。

交換後のパフォーマンスは十分に試合用として通用するレベルです。


ただ、失敗したのは元インソールに塗られた「のり」を撮影後に処理し忘れた事。

レビューがほぼまとまり、いざインソールを交換しようと剥がしたらフォームの大半が貼り付いて残る事態に。。

残ったフォームを取り除くのにかなり苦労しました。

のりは多めに塗られているので、自前のインソールに交換を考えているプレイヤーはご注意を。


またPGシリーズには今作とは別に"Nike PG 2.5"なるモデルも発売されています。

これは今作と同じツーリング(ソール周り・クッション)で、アッパーだけストラップ付きのものに変更された仕様。

店頭で履き比べてみましたが、ストラップ追加でフォアのロックダウンは若干強くなってます。

またメッシュ素材の強度が上がっていて、耐久性もUPしていると思われます。

それ以外の部分は、今作とあまり変わらない印象なので、ハイパフォーマンスを期待して良いと思います。

デザイン的には2.5の方が好みでして、後発でズルいなぁ…とか思いつつ、もし好みのカラーが発売されたら別でレビューを書くかもしれません。

https://asterkicks.com/performance-review/1064.html

https://asterkicks.com/performance-review/1068.html

  • TRACTION - 9/10
  • CUSHIONING - 8/10
  • COURT FEEL - 9/10
  • FIT/LOCKDOWN - 10/10
  • SUPPORT - 9/10
  • LATERAL TRANSITION - 8/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 8/10
  • BREATHABILITY - 9/10
  • DURABILITY - 7/10
  • WEIGHT - 9/10
TOTAL SCORE
A- 87 / 100

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