Adidas Pro Model 2G(2020) Performance Review

8月 8, 2021
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  • テストカラー:Chinese New Year(FW3138)
  • 主な機能:Bounce Midsole, Torsion
  • 着用した主なプレイヤー:Jamal Murray, Kyle Lowry, Zach LaVine
  • 価格:¥13,200・$100

Introduction

今回は2000年代のオリジナルから約15年振りの復刻となる"Adidas Pro Model 2G"のパフォーマンスレビューです。

当時のAdidasのクッションには吸収性寄りの「アディプリーン」と反発性寄りの「アディプリーン・プラス」が存在しました。

その中で今作のオリジナルは前者を使っていた記憶です。

そのアディプリーンは、最近のHardenやDameなど最新モデルでも使われている「バウンス」に置き換えられています。

これがパフォーマンスに変化をもたらすか。

早速その細部を見ていきたいと思います。

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TRACTION - 9 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

全面がフラットで「ヘリンボーン・パターン」のアウトソール。

ラバーに関して公式サイトに説明はありませんが、タイヤの香りがするので"D Lillard 2"などでも使われていたコンチネンタル社製かと。

粘性は高くソフトで、粘着性も強い質感で、ホコリにも強い仕様です。

スキール音は鳴らず、制動距離無くピタリと止まるタイプのトラクションです。

ラバーの質は素晴らしく、クッションのブレが影響しなければ満点でした。

※ブレについては次項"Cushioning"で述べます。

CUSHIONING - 5 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

「バウンス・ミッドソール」のみのシンプルなクッションセットアップ。

バウンスは数年前に登場した当初は厚さも密度も好感触でしたが、年々密度が低く、ソフトになってきているように感じます。

今作も例に漏れずその仕様です。

特にフォアは新品段階でも薄いと感じましたが、小一時間履いただけでかなりヘタリました。

ゆっくり動いている時は良いですが、スピードを上げるとバウンスは無いも同然でアウトソールに直乗りの感覚になります。

ヒールは問題ありませんが、フォアの吸収性には期待しないほうが良いでしょう。

一方、フォアの屈曲剛性、屈曲からの復元は悪く無いものの、この枠部分の剛性と、足底のバウンスのバランスが合っていない

"Jordan CP3.XI(11)"でも感じた「底抜け」する感覚があります。

抜けによりシューズ内で足が急な前傾になり、結果足指がクシャッと潰れ、全力で動こうとすると爪が逝きます。

体重が軽ければ違うのかもしれませんが、フォアメインでプレーする方にはオススメできないクッションです。

COURT FEEL - 7 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

前述のとおり、動きの中ではフォアはネガティブな意味でコートに近い仕様。

ヒール部分は適度な厚さで大きな沈みも無く問題ありません。

フォアも最低でもこれくらいあれば。。。

FIT/LOCKDOWN - 5 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

バッシュのPro Modelと言えばパテントのイメージですが、今回購入カラーのアッパーは「シンセティック・レザー」

タンは独立していて、インナーブーティーなど無いシンプルな構造。

今回購入したのは「ハーフサイズダウンの27.0cm」で、試着段階では少し長さが余るもののほぼジャスト。

ウォームアップで軽く動いている間の感触は良好。

1on1や3on3などプレースピードが上がるに連れ、フォアが沈み、つま先が内部で潰れる感覚がしばしば。

フルコートの練習になると緩みは増し、プレーを初めて40分ほどでフォアのクッションがかなりヘタッた感覚があり、シューレースを締め直しました。

締め直して緩みは減りましたがヘタッた分の高さを埋めるのは難しく、かなり前傾の状態でプレイしなければならなくなりました。

その後もつま先へのダメージは蓄積されて行き、爪が剥がれる前に20分ほどでギブアップ。

翌日、より厚手のソックスで中の空間を埋めて再トライしましたが、やはり解消されるのは緩みのみ。

フォアの厚いインソールなどでバランス調整しないと無理だと思い、ここで履くのを辞めました。

1時間と言う短時間の使用で爪が剥がれかけ、シューレースホールも裂け始めていたりと踏んだり蹴ったり。

このシューレースホールの裂けが初期不良として扱ってもらえ返品出来たのは幸いでしたが。


※※※サイズ選びについて※※※

マイサイズからハーフサイズダウンの「27.0cm」を購入。

クッションがすぐヘタるのでフルサイズダウンの26.5cmの方が良かったかと考えましたが、それだと急前傾の影響が残ります。

なのでおそらく正解としてはこのサイズのままインソールを変えるか、ハーフサイズアップして急前傾のポイントと足をズラすか、のどちらかが良いかと。

…正直そこまでして履くモデルには思えませんが。。

SUPPORT - 5 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

ヒールカウンターはソフトながら、ブレは感じませんでした。

捩れ防止の「Torsion(トルション)」はシャンクとしてしっかり機能。

ただつま先へのダメージはあまりに酷く。。

この評価にせざるを得ません。

LATERAL TRANSITION - 7 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

HEEL-TOE TRANSITION - 6 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

BREATHABILITY - 7 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

DURABILITY - 4 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

1時間の使用でクッションはヘタリ、シューレースホールも裂けかけたため…

妥当な評価だと思います。

WEIGHT - 10 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

385g(片足・27.0cm)

Final Conclusion

今作に関しては言いたいことは言ったのでこれ以上は言及しません。

それよりもこの結果を受けて心配なのが、今年15年ぶりに復刻される"T-MAC 2 Restomod"

今回はクッションが「アディプリーン・プラス」から「バウンス」に変更とPro Modelと似た流れ。

T-MAC 2は自分が今まで履いたバッシュの中でもトップクラスのパフォーマンスだったので、それが損なわれていないか本当に心配でなりません。

えーとにかくAdidasさん、お願いします<m(__)m>

レビュー完成は今作の方が早かったため↑な事を書いてましたがダメでしたね。

とりあえず"Adidas TMAC 2 Restromod"のレビューはこちらになりますm(__)m

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via https://milehighsports.com/jamals-time-jamals-team/

  • TRACTION - 9/10
  • CUSHIONING - 5/10
  • COURT FEEL - 7/10
  • FIT/LOCKDOWN - 5/10
  • SUPPORT - 5/10
  • LATERAL TRANSITION - 7/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 6/10
  • BREATHABILITY - 7/10
  • DURABILITY - 4/10
  • WEIGHT - 10/10
TOTAL SCORE
C+ 66 / 100

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