Air Jordan XXXVII(37) Low PF Try-on Review
今回は“Air Jordan XXXVII Low PF(エアジョーダン 37 ローPF)”の「トライ・オン」、試着段階でのレビューです。
※自分用のメモも兼ねている投稿なので、いつものパフォーマンスレビュー以上に参考程度に考えて頂ければと思います。
今作はマイケル・ジョーダンのシグネチャーであるエアジョーダンシリーズの37作目。
試着カラーは「ホワイト/サイレンレッド/ブラック」。
型番は“DQ4123-100 ”。
今作エアジョーダン37はハイカットを既に試着レビュー済み。
ローカットはスルー予定でしたが、リクエスト複数あったのでレビューしてみたいと思います。
⇒AIR JORDAN XXXVII(37) PF TRY-ON REVIEW
全面が「アスファルト」もしくは「ジェットクラウド(飛行機雲)」の様なパターンのアウトソール。
アジア人向けのPFラストなので、ラバー素材は耐摩耗性に優れた「XDR」。
XDRは硬めで、粘着性は低めな質感。
ハイカットと基本同じですが、XDRの粘着性だけ異なっています。
似た粘着性の低いソールを持つジャ1のEPラストは店頭のフロアでもスルスル滑りましたが、今作はしっかりとグリップする感覚。
オンコートでも期待して良いと思われます。
クッションは「ファイロン・ミッドソール」をベースに「フォアフット・ズームストロベル」と、その下に「フォアフット・ズームエア」を合わせたセットアップ。
またヒール部分のみファイロンの代わりにジョーダンブランドの新フォーム素材「フォーミュラ23」が使用されています。
ハイカットと基本同じセットアップながら、クッションは全体にやや薄め。
一番の相違点は「フォアフットの屈曲剛性」と「アーチサポート」。
ハイカットからミッドソールは薄くなっている模様で、フォアの屈曲はかなりマイルドに。
そしてシャンクプレートが土踏まずにやや当たります。
二重ズームとソフトな屈曲剛性が合わさったフォアはけっこう不安定に感じます。
フォアに自由度が欲しい方には嬉しい仕様かもしれませんが、アーチ部分は要試着・要確認です。
フィット面では「独立タン」を「アッパー」が包むクラシックなセットアップ。
アッパーの素材は「TPUリボン」と呼ばれるTPU製メッシュと、「Lenoweave(レノウィーブ)」と呼ばれる素材がメイン。
レノウィーブは少しラバー調の質感を持つソフトな樹脂素材です。
足入れは簡単で、ヒール周りの抑えは良好。
トーボックスには高さの余裕があり、幅も広め。
どちらもハイカットよりは隙間小さめで、ソックス調整で何とか対応できるかもしれません。
TPUリボンは軽量性や通気性にこだわる方には嬉しい仕様かと。
またトーボックス上部はタンと同様のネオプレン素材で、ここからの通気性も確保されています。
サイズに関しては、グローバルのマイサイズで良さそうです。
TPUリボンの耐久性や伸びてくる問題に関してはAJ36のレビューで言及したとおりなのでそちらを参考にしてください。
⇒AIR JORDAN XXXVI(36) PF TRY-ON REVIEW
今作をまとめますと「ナイキ/ジョーダンブランドのローカット」。
ローカットになるとソール剛性がソフトになるのは、近年のバッシュの典型的な仕様です。
ズームストロベルを履きこなせて、ソール剛性高めが好みならハイカット。
ズームストロベルを履きこなせて、ソール剛性優しめが好みなら今作がオススメです。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました<m(__)m>
このレビューが少しでもバッシュ購入の参考になれば幸いです。