MY COLLECTION ♯5 Jordan Jumpman Pro PE “JJ2”

5月 11, 2023
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バッシュコレクションの紹介5足目は歴代3位タイのスコアを記録した“Jordan Jumpman Pro”

型番は「369267-161」で、2008-09シーズンに発売されたものになります。

※こちらでは「デザイン」についてと「レビューした個体との機能差」があれば紹介していきます。

※今作の機能詳細については↓にパフォーマンスレビューをまとめてますのでご参照下さい。

⇒JORDAN JUMPMAN PRO RETRO(2008-10) PERFORMANCE REVIEW

こちらはアトランタ・ホークスやブルックリン・ネッツで活躍したジョー・ジョンソンのPE(選手特注)仕様のジャンプマンプロになります。

実際に彼がNBAの試合で履いていた個体と同じカラーリングとデザインで、ヒールサイドに「JJ2」と刺繍が施されています。

2000年代後半はフットロッカーが通常ショップとは別枠で「House Of Hoops(ハウス・オブ・フープス)」を起ち上げた時期。

そのHOFでは今作のようなPEが、けっこう色んな種類発売されました。

各モデル限定100足みたいな謳い文句で売られていましたが、不思議と日本からのネット注文で普通に買えました。

実際に2009年当時、今作と同じカラーは2足買う事ができ、ローテーションで履いていました。

 

この個体は最近スジオカさんから購入したもので、履くのは3足目になります。

まだ履いてないデッドストックもあるので買うのは4足目。。まあこちらの紹介は別の機会に。

肝心の今作はPEである以上に更に特別で、フットプロンプターさんのお店にてレストアされたもの。

元のクッションはフォアズームとヒールのEVAパッドの組み合わせでしたが、フォアには「ズームターボ」「ズームエア」を、ヒールには「通常ズームエア」を移植。

最初のフォアズームに比べてズームターボは面積が大きいので、フォアのより広い範囲をカバー。

最初のフォアズームに比べて移植されたものはナイキPG2のもの。

形状的には斜めに楕円形で広い範囲をカバーしています。

加えてフォアズームはスジオカボードで抑え込んだ時により反発するよう、少し膨らみを持たせて埋め込まれています。

⇒スジオカボードの詳細はこちらで

久々にこの時代のジャンプマンプロを履きましたが、やはり良い。。

全身筋肉痛の日に履いたため自分のプレーはそれなりでしたが、バッシュ自体は「履いているのを忘れる系」のパフォーマンス。

※そう言えば最近のバッシュでこの感覚に出会う事は無いですね。。

スジオカさんいわく「アッパーとミッドソールにヘタリが見られる」との事でしたが、アッパーはあまり気にならない民の自分にとっては問題無し。

ミッドソールに関しても「ややソフトかも?」と思う程度でこちらも問題無し。

…かと思いきやゲームの終盤で、左足のフォアにやや大きめの沈みが発生。

シューズ内で足の人差し指が曲がった状態で固定されましたが、シューズのヒールをフロアにコンコンと打つことで元に戻りました。

あまり「点荷重」になると良くない模様ですが、それさえ気を付ければ十二分にこれからもバスケで使えそうな感覚です。

十年以上前の個体ですがトラクションも変わらず素晴らしい。

滑りやすいフロアでしたが一度も拭く必要がありませんでした。

重量は27cm440g。

アッパーがレザーとパテント、ミッドソールも旧世代の重量あるものであることを考えると軽量な部類かと。


今作をまとめますと「ズームエアよりミッドソール」。

経年劣化やスジオカボードを使っている事を色々計算しても、元の小さいズームエアの方が体感パフォーマンスは高かったように思います。

ズームエアの特性として、軽く押し込んだ場合、しっかりと反発を返します。

しかし、ある程度以上強く押し込むと、具体的に言うとエアバッグ形状が大きく変化するくらい押し込むと反発ではなく遅れになると感じます。

昔のバッシュの方が良かったのは密度の高い素材のミッドソールがしっかりとエアを包み、変形しない範囲で圧力を掛けれていたからだと考えています。

そのためクッションの「主役はミッドソールで、ズームエアはサポート役」と言うのがバッシュを1000足以上履いてきた現在の暫定的解答です。

何かジャンプマンプロをダシにズームエアの話をする回みたいになってしまいましたが、この話は書きたいと思っていた内容だったので良い機会でした。

この件に関しては感想をお聞きしたいので、もし何かあれば↓のSNSかコメント欄でお願いします。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m

⇒JORDAN JUMPMAN PRO RETRO(2008-10) PERFORMANCE REVIEW


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