Under Armour Curry HOVR Splash 3 AP Try-on Review
今回は“Under Armour Curry HOVR Splash 3 AP(アンダーアーマー カリー ホバースプラッシュ3 AP)”の「トライ・オン」、試着段階でのレビューです。
※自分用のメモも兼ねている投稿なので、いつものパフォーマンスレビュー以上に参考程度に考えて頂ければと思います。
試着カラーは「White / White 」。
型番は“3026275-101”。
今作はNBAゴールデンステイト・ウォリアーズのStephen Curry(ステフィン・カリー)モデル。
先に試着レビューを書いた“Curry HOVR Splash” シリーズの3作目に当たります。
そこから挽回成るか、さっそく各項目見ていきたいと思います。
⇒UNDER ARMOUR CURRY HOVR SPLASH TRY-ON REVIEW
⇒UNDER ARMOUR CURRY HOVR SPLASH 2 TRY-ON REVIEW
全面が「ナブ(粒状)・パターン」のアウトソール。
ラバーの素材は全面がホワイトとグレーの「ソリッド」。
全体に硬めで、粘着性は高い質感。
粘着性は高いながら、パターンには間隔があり、ホコリの影響は少なくなりそうに見えます。
またトラクションは今アンダーアーマーが推している制動距離が無い「急ストップ系」。
最小限の接地で最大のグリップを得たい方にはハマるトラクションかと。
クッションは「HOVR(ホバー)ミッドソール」単体のセットアップ。
ホバーはフォーム素材をエナジーウェブと呼ばれるネットで包んだクッションのこと。
ネットで包むことで体重を掛けた際のエネルギーの分散を防ぎ、より高反発・高反応になる傾向があります。
質感としてはより硬質・高弾力になります。
いざ乗ってみると、前後のクッションバランスはほぼフラット。
ホバーはしっかりした乗り心地…ですがフォアに体重を掛けると母指球がグニューと沈みます。
ナイキのカイリー・ロー5を試着した時も似た沈みがありましが、今作はクッションが厚く沈み幅が大きめ。
⇒NIKE KYRIE LOW 5 EP TRY-ON REVIEW
沈みは特に気にならない方ならフォアの屈曲剛性・中足部の捻れ剛性ともにしっかりしていて、快適なクッションに感じられるかと。
個人的には初代のホバースプラッシュがベストに感じます。
⇒UNDER ARMOUR CURRY HOVR SPLASH TRY-ON REVIEW
フィット面では「ハーフ・インナーブーティー」を「アッパー」が包むオーソドックスなセットアップ。
アッパーの素材は「メッシュ」がメインで負荷の掛かる部分は「フューズ」で補強されています。
足入れはしやすく、タンとヒール周りのパディング量は丁度よく、ヒールカウンターの成型も適当で抜け感も無し。
アーチサポートも適度な高さがあります。
トーの成型はエジプト型フレンドリーで、ギリシャ型の方は要注意。
サイズダウンするとギリシャ型の場合は人差し指が当たりそうなので、ナイキのグローバルと同じサイジング(27.5cm)で良さそうです。
エジプト型の場合はハーフサイズ(0.5cm)ダウンで良いかもしれません。
今作をまとめますと「諸々合わない」。
自分がこだわる箇所に好みと逆の機能が多いモデルでした。
この辺は足型や体格によって変わってくるので、普段のレビューで高評価しているモデルが合わない方にはハマる可能性のあるモデルかと。
高評価モデルが合う方で今シリーズを履きたい場合はやはり初代のホバースプラッシュをオススメします。
⇒UNDER ARMOUR CURRY HOVR SPLASH TRY-ON REVIEW
また部活で「ホールホワイトのカラーしか履けない」など縛りがある方には嬉しいモデル(カラー)かもしれません。