Air Jordan XIII(13) Retro(2017) Performance Review
- テストカラー:Altitude(414571-042)
- 主な機能:Forefoot Zoom Air Unit, Heel Zoom Air Unit, Phylon Midsole, Carbon Fiber Shank Plate, TPU External Heel Counter
- 着用した主なプレイヤー:Michael Jordan, Ray Allen, DeMer Derozan, Jimmy Butler, DeMarcus Cousins, Nate Robinson, Andre Drummond, Gilbert Arenas
- 価格:¥22,680(国内)・$190(海外)
Introduction
今回は"Air Jordan XIII Retro(エアジョーダン 13 レトロ)"のパフォーマンス・レビューです。
以前レビューした"Air Jordan XIV(14) Retro"と同様、今作も「オリジナルから初期レトロ」までは試合で使えるレベルの仕上がり。
2008年の”Count Down Pack”はスルーしたため、体感で良かったのは2005年の"Altitude"が最後。
その次に履いた2011年の"Playoff"以降はミッドソールが異様に薄く、体育館シューズ並みにペラペラで剛性も脆弱。
当時、剛性不足を脚力でカバーしながら履き続けていたら、重度の足底筋膜炎を発症。。。
多少合わなくても無理に履くくらいデザインは好みです。。。
2015年のリマスター直後に発売された"Gym Red"は多少ミッドソールに厚みが戻っていましたが、それでも20回くらいでヘタって寿命が来ました。
今作はその"Gym Red"以来の"Air Jordan 13 Retro"。
カラーは"Altitude"を選択。
※アッパーのパネルはメッシュよりレザーが好みです。
ポジティブな変化を期待して、細部を見ていきたいと思います。
TRACTION - 10 / 10
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。
CUSHIONING - 9 / 10
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。
「ファイロン・ミッドソール」の上部に「ヒール・ズームエア」と「フォアフット・ズームエア」を埋め込んだクッション・セットアップ。
中足部には「カーボンファイバー・シャンクプレート」が設置されています。
さて。最も気になっていたこの項目。
結論から言うとクッションは「ほぼ復活」。
フォアのファイロンがまだ少し薄いですが、それ以外はしっかりした厚みが戻り、シューズ全体の剛性は満足できるレベルに。
ズームエアの感触も十分で、吸収性・反発性どちらも安定して快適です。
反発性に関しては、爆発的にファーストステップやジャンプ力をブーストしてくれるタイプではなく、反応が速く細かいステップが踏みやすいタイプ。
これもオリジナルや初期レトロに近い仕様で、本当にうれしい限り。。。
レトロモデルに関してはネガティブなレビューが続いていましたから。。。
COURT FEEL - 9 / 10
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。
FIT/LOCKDOWN - 9 / 10
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。
インナーブーツやラバーバンドなどは無く「アッパー」と「タン」のみのシンプルなセットアップ。
シンプルでも実際のパフォーマンスは快適なレベル。
パディングは厚めで、レザーの足当たりも心地良いです。
シューレースは細い丸紐ですが、タンがしっかりクッションになってくれ、食い込むこともありません。
唯一気になったのはサイジング。
今回はいつもの27.5cmからハーフサイズダウンして「27.0cm」を購入したにも関わらず、まだ長さが余っています。
幅・高さはちょうど良いです。
幸いシューレースのロックダウンがしっかりしているので、内部で足がスライドすることもなく、スムーズにプレー出来ます。
ただ、足型や走り方によっては引っ掛かってしまうかもなので少し注意が必要です。
※サイズ選びについて※(改めて)
通常サイズの27.5cmからハーフサイズダウンして「27.0cm」を購入。
それで幅と高さはちょうど良い感覚ながら、「長さ」が余ります。
2016年の"Air Jordan 14 Retro"とは逆の仕様。。。
通常サイズからハーフサイズダウンは必須です。
足幅が細めのプレイヤーはフルサイズダウンを考えても良いかもしれません。
SUPPORT - 9 / 10
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。
LATERAL TRANSITION - 9 / 10
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。
HEEL-TOE TRANSITION - 9 / 10
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。
BREATHABILITY - 5 / 10
通気性能。 通気が良いほど高評価。
DURABILITY - 7 / 10
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。
WEIGHT - 8 / 10
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。
Final Conclusion
https://asterkicks.com/performance-review/1487.html
かなり久々にガチのオンコート使用に耐え得る「レトロ」を履きました。
いや本当に嬉しい限り(※2回目)。。。
2015年以降のレトロだと、パテントの"Air Jordan 11 Retro Low"に次ぐハイパフォーマーかと。
十二分に試合で使えるレベルで、ローテーション入り確定です。
あとは個人的に一番好きなカラー"Playoff"がこの仕様で発売されたら言うことありません。
前回2011年だったから2021年とかかなぁ。。。
まあ特にカラーにこだわらなければOGカラー以外(※このAltitude含む)は比較的安く買えます。
レトロバッシュ未経験のプレイヤーにも比較的履きやすい仕様だと思いますし、色々な意味でオススメモデルです。
https://asterkicks.com/performance-review/168.html
https://asterkicks.com/performance-review/1744.html
https://asterkicks.com/performance-review/3897.html
https://asterkicks.com/performance-review/3352.html
https://asterkicks.com/performance-review/470.html
https://asterkicks.com/performance-review/186.html
https://asterkicks.com/performance-review/1512.html
https://asterkicks.com/performance-review/1725.html
https://asterkicks.com/performance-review/2791.html
-
TRACTION - 10/10
-
CUSHIONING - 9/10
-
COURT FEEL - 9/10
-
FIT/LOCKDOWN - 9/10
-
SUPPORT - 9/10
-
LATERAL TRANSITION - 9/10
-
HEEL-TOE TRANSITION - 9/10
-
BREATHABILITY - 5/10
-
DURABILITY - 7/10
-
WEIGHT - 8/10