Jordan Melo M11 Performance Review

5月 10, 2016
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  • テストカラー:Concrete Island(716227-413)
  • 主な機能:Flight Plate Technology, Unlocked Zoom Air, Flght Web System, TPU Internal Heel Counter, Phylon External Heel Counter, Inner Bootie(Forefoot Only)
  • 着用した主なプレイヤー:Carmelo Anthony、Joe Johnson, Jeff Green
  • 価格:¥20520(国内)・$160(海外)

Introduction

jordan-melo-m11-first-lookカーメロ・アンソニーのシグネチャー11作目。

同じシーズンの“Air Jordan XX9”が素晴らしかったので、こちらもハイパフォーマンスを期待して購入しました。

それでは早速、機能の細部を見ていきたいと思います。

TRACTION - 10 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

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“Air Jordan XX9”と同じ波打ったウェーブパターンに、メロのロゴを組み合わせたアウトソール。

このソリッドラバーはソフトで粘性も非常に高い。

ホコリにも強くピタッと素晴らしくグリップします。

CUSHIONING - 8 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

フライトプレート、フォアフット・アンロック・ズームエア、ファイロン・ミッドソールと文字説明だけだと“Air Jordan XX9”と同じセットアップ。

実際の作りはけっこう異なり、特にミッドソール部分。

“Air Jordan XX9”ではTPU製のシャーシーでグルッと覆われていたファイロン・ミッドソールが、今作では剥き出しになり、体重を掛けると柔らかく沈みます。

ズームエアの出っ張りは、“Air Jordan XX9”より若干大きくなっていて、よりズームエアの感触を感じるつくりになっています。

衝撃吸収性は文句なしです。


ズームエアのしっかりした感触があり、フォアフット部分の剛性・復元性も強い…ですが、中足部のつくりが残念。

“Air Jordan XX9”ではテンドリルで土踏まず部分のアーチサポートがあり、“Air Jordan XX8”“Jordan Melo M10”ではアーチが落ちないよう幅の広いシャンクプレートが設置されていました。

今作でもフライトプレートがシャンクとして入っていますが、幅が足りず土踏まず部分が変形してアーチが落ちてしまいます。

フォア部分の剛性に、中足部分が負けてしまい、地面からの反発が期待したほど還ってきません。

平均レベルの反発性です。

平均なので悪くはないですが、期待していただけに少し残念…。

COURT FEEL - 9 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

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ソールのラバー、ミッドソールとも柔らかいため、優しいライディング。

かと言って柔らか過ぎて、重心が取り難いこともなく、しっかりした接地感があります。
ズームエアの出っ張りも存在もあまり気にせずプレーできます。

FIT/LOCKDOWN - 7 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

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フォアフット部分のみインナーブーツになった構造。

ヒールにはアキレス・パッドも付いています。

シューレースはお馴染みのフライトウェブ・システム

アッパーは“Air Jordan XX9”のウーブン素材とは大きく異なり、シンセティック
・レザーが使われています。

このレザーは強度がありつつ、しなやかで足当たりは非常にソフト。

フォア部分のフィット感はパーフェクト。

マイナス部分は甲の高さ。

これは足型の問題かもしれませんが、フライトウェブの最上列とその上のレースホールの位置が高過ぎ、カカトからの距離が離れ過ぎていて、強めにシューレースを締めても十分なフィット感が得られませんでした。

そのためカカトの収まりも微妙。

足型が合えば、カカトの収まりも良かったと思いますが、自分としては残念なフィット感。


サイズに関しては、シューズ内の空間は小さいため、基本ハーフサイズアップで良いかと。

甲の高さが普通、もしくは低いプレイヤーは要試着です。

SUPPORT - 9 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

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カカトにはインターナル・TPUヒールカウンターと、ミッドソールのファイロンから繋がったエクスターナル・ヒールカウンターがあり、足のブレをしっかり防止。

フィットで収まりは悪かったですが、それでも十分なサポート性を感じれました。

ズームエアの出っ張りも気にならず、ソールの安定性も十分。

フライトプレートは前述のとおり幅が足りず、シューズの捻れや土踏まず部分の変形を防止し切れていない印象。

その分でマイナス1ポイントですが、トータルのサポート性は優秀なレベルです。

LATERAL TRANSITION - 8 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

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ズームエアの出っ張りはサイドの動きに対しても干渉せず、通常スピードではスムーズ。
急な切り返しでは中足部の変形・捻れで反応が遅れる感覚。

それを補うためには余分に脚力が必要です。

それでもトラクションが良く、軽量なので平均以上の動きやすさは確保されています。

HEEL-TOE TRANSITION - 7 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

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通常スピードあれば非常にスムーズ。

トップスピードでは土踏まずの変形・沈みで反応が明らかに遅れます。

こちらは平均レベルかと。

BREATHABILITY - 8 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

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アッパーのシンセティック・レザー全体に通気口があり、しっかりした通気性が確保されています。

タン部分も薄いメッシュで良く通気します。

DURABILITY - 8 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

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アッパー自体の耐久性は“Air Jordan XX9”のウーブン・アッパーに比べるとかなり上がっています。

反対にソールは変形しやすいため、アッパーの耐久度に干渉しそうです。

それでもズームエア部分はほとんど変形しないため、初期のアンロック・ズームエア搭載モデルのような問題は無さそうです。

WEIGHT - 10 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

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約347g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

Final Conclusion

i-73“Air Jordan XX9”に比べてアッパーには剛性を持たせ、ソール周りはしなやかなつくり。

レザーにしても、フライトプレートにしても素材にはかなり拘って良いものばかり使われています。

ただその組み合わせ・構成が個人的には残念でした。

足型が合わなかったのもありますが、やはり剛性のないソールは自分には向いてないですね。

“Air Jordan XX9”のフライトプレート、シャーシで覆われたミッドソールが硬いと感じていたプレイヤーには嬉しいつくりかと思います。

  • TRACTION - 10/10
  • CUSHIONING - 8/10
  • COURT FEEL - 9/10
  • FIT/LOCKDOWN - 7/10
  • SUPPORT - 9/10
  • LATERAL TRANSITION - 8/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 7/10
  • BREATHABILITY - 8/10
  • DURABILITY - 8/10
  • WEIGHT - 10/10
TOTAL SCORE
B+ 84 / 100

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