Li-Ning Speed 9 Premium Try-on Review
※自分用のメモも兼ねている投稿なので、いつものパフォーマンスレビュー以上に参考程度に考えて頂ければと思います。
試着カラーは「White/Pink」。
型番は“ABAT023-1”。
中国発のバッシュメーカーとしてはトップブランドに位置するリーニン。
なぜか他ブランドに比べて履く機会が少なく、今までしっかり履いたのはWOWオールシティ8とソニック7の2足のみ。
いずれもなかなかのパフォーマンスで、今作スピード9プレミアムも試着してみるとかなり好感触。
ただ店頭にあったのはややキツいハーフサイズ(0.5cm)ダウンの27.0cmのみ。
インソール調整でも履くのは難しそうだったため購入には至りませんでしたが、せっかく手に取った良モデルなので感想を文字に起こしておこうと試着レビュー決定。
細部を見て行きたいと思います。
⇒LI-NING WAY OF WADE ALL CITY 8 PERFORMANCE REVIEW
⇒LI-NING SONIC 7 PERFORMANCE REVIEW
フォア中央が「リップル(波紋)・パターン」、それ以外が「ヘリンボーン・パターン」のアウトソール。
ラバーの素材は白の「ソリッドラバー」。
質感は硬めで粘着性は高めで、ホコリの吸着は多少ありそうです。
フォアはやや反り返った形状ですが、体重を掛けるとしっかりと接地。
クッションのエネルギー伝達も素直でしっかりグリップしてくれそうなトラクションです。
クッションに関する詳細な説明は見つかりませんでしたが、おそらく「BOOM(ブーム)」単体のミッドソールかと。
ミッドソールのフォームはややマットな質感。硬めで弾力性も強めです。
乗ってみると前後のクッションバランスはほぼフラット。
小指部分にアウトソールのラップアップ、中足部の外側にリーニンロゴ型のTPUサイドウォールを配置。
これらによりフォアの屈曲剛性、中足部の捻れ剛性ともになかなかに強力。
屈曲の仕方にもブームの沈み方にも癖がなく、かなり扱いやすく反発・反応も速そうなクッションです。
ハーフサイズ小さめを履いてのレビューなので若干ソール剛性に関しては上振れしている可能性はありますが、それを加味しても優秀かなと。
フィット面では「ハーフ・インナーブーティー」を「アッパー」が包むオーソドックスなセットアップ。
アッパーの素材は「メッシュ」と「フューズ (TPU系素材)」がメイン。
ややパリッとした硬めの素材ですが、足当たりは良好。
パディングも適量でカカトの収まりもしっかり。
なにより嬉しいのはラストが「グローバル仕様」な事。
サイズに関してはナイキのグローバルのマイサイズで良さそうです。
今作をまとめますと「スリーパー」。
話題には全然上らないモデルですが、かなりポテンシャルは高そうです。
リーニンのバッシュを履いてみたいけれど、どのモデルからトライして良いか分からない方にはオススメしたい一足。
特に足型がグローバルラストに合っていて、硬めで高反発なクッションが好きな方はハマる可能性が高いかと。
リーニンは中国のブランドですが、日本ではアマゾンで公式ショップを持って販売を行っています。
現在ですと今作含め、WadeモデルやYu Shuaiシリーズなど様々なバッシュで10%オフクーポンが使える様なので、バッシュの買い替え、追加を考えている方は狙ってみてはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m