Reebok Answer IV(4) PE (2018) Performance Review
- テストカラー:Kobe Bryant LA Lakers PE(BS9847)
- 主な機能:DMX, EVA Midsole, Zipper Shroud, TPU Internal Heel Counter, TPU Shank Plate
- 着用した主なプレイヤー:Allen Iverson, Kobe BryantMontrezl Harrell,Josh Richardson,Langston Galloway
- 価格:¥- ・$160
Introduction
今回はAllen Iverson(アレン・アイバーソン)の4代目シグネチャー"Reebok Answer IV PE"のパフォーマンス・レビューです。
使用したのは2018年の復刻モデル。
2000年のオリジナルは履いたことがあり、なかなかのパフォーマンスだったと記憶しています。
15年以上ぶりの着用…楽しみです。
早速細部を見ていきたいと思います。
TRACTION - 10 / 10
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。
接地する部分はほとんどが「ヘリンボーン・パターン」のアウトソール。
パープルの部分はソリッドラバーが、グレーの部分はEVAフォームが使われています。
(2000年当時からEVA、ミッドソール素材をアウトソールに使う技術は存在したのですね。今作を買って初めて知りましたw)
("Zoom Hyperrev 2014"のレビューで言ったことが恥ずかしい。。)
スキール音は鳴らず、静かに強力にグリップしてくれます。
ホコリの多いコートでもやや制動距離が延びる程度。
接地面積が多く安定した、信頼の置けるトラクションです。
CUSHIONING - 10 / 10
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。
COURT FEEL - 10 / 10
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。
FIT/LOCKDOWN - 7 / 10
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。
「タン」と「アッパー」を「ジッパーシュラウド(シューレースカバー)」が覆う構造です。
インナーブーティーは無く、タンは独立しています。
正直フィットは癖が強め。
シューレースをしっかり締めても、ヒールの成型が広く、ソックス2枚を履く私でもややゆとりを感じます。
シュラウドはオリジナルに比べて高さが増していて、特にフィットには関係しません。
(オリジナルではもっと低く、ジッパーを閉めるのに苦労した記憶があります。)
更にシュラウド上部のマジックテープがシューレースを締める時に引っ掛かって邪魔。
まあ慎重に締めればヒール以外のロックダウンはしっかり。
やはり最後はヒール幅をいかに埋めるかが今作を快適に履けるかどうかの境い目になるでしょう。
※※※サイズ選びに関して※※※
通常サイズからハーフダウン(-0.5cm)の27.0cmを購入。
ヒール幅はそれでもゆとりがあります。
つま先にも若干の空間があるのでフルダウン(-1.0cm)でもいけるかもしれません。
ただ形状的に先細りなので、基本はハーフダウンで考えて良いと思います。
SUPPORT - 8 / 10
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。
LATERAL TRANSITION - 10 / 10
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。
HEEL-TOE TRANSITION - 10 / 10
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。
BREATHABILITY - 7 / 10
通気性能。 通気が良いほど高評価。
DURABILITY - 9 / 10
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。
WEIGHT - 8 / 10
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。
Final Conclusion
フィットの癖を勘定に入れても間違いなく「名作」と呼べるパフォーマンス。
採点システムの都合上、「重量」や「通気性」による減点でスコアは伸びてませんが、試合用の勝負靴として申し分ありません。
バッシュの重さをペネトレイト時の落下に利用できますし、片足のフォアに全体重を乗せても全くブレないソール剛性は素晴らしく快適。
Iversonのシグネチャームーブであるワイド・クロスオーバーもストレスなく行えます。
市販インソールの「スーパーフィート」のグリーンとの相性は良く、更なるパフォーマンスアップを見込めます。
※ インソール交換はスコアに含めていません。
一度試して頂きたいモデルですが、注意点を一つ。
今回履いたカラーは「PE」と他カラーと表記が異なります。
そのため、もしかしたらパフォーマンスも異なる可能性がゼロではありません。
もし他カラーを試す機会があったら追記したいと思います。
via https://www.sneakerfreaker.com/features/looking-back-at-kobe-bryants-sneaker-free-agency-in-2002-2003
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TRACTION - 10/10
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CUSHIONING - 10/10
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COURT FEEL - 10/10
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FIT/LOCKDOWN - 7/10
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SUPPORT - 8/10
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LATERAL TRANSITION - 10/10
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HEEL-TOE TRANSITION - 10/10
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BREATHABILITY - 7/10
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DURABILITY - 9/10
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WEIGHT - 8/10