Jordan CP3.VIII(8) Performance Review

8月 2, 2016
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  • テストカラー:Deep Royal Blue/Infrared 23-Yellow(684855-420)
  • 主な機能:Podulon, Forefoot Zoom Air Unit, Heel Targeted Lunarlon, Flight Web System, Phylon Midsole, TPU Internal Heel Counter, TPU External Heel Counter, Inner Bootie(Forefoot Only)
  • 着用した主なプレイヤー:Chris Paul, Isaiah Thomas, Kevin Martin, Quincy Pondexter
  • 価格:¥16200(国内)・$140(海外)

Introduction

08_27_2014_cp3viii-6897-e1409359814550今回はクリス・ポールの8thシグネチャーのパフォーマンス・レビューです。

近年は毎シーズン、CP3シリーズは通常版とAE(Artisan Edition)版と2種類展開ですが、前作に続き今回も通常版のレビューです。

それでは早速機能の細部を見ていきたいと思います。

TRACTION - 8 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

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ポデュロンのポッドが複数配置されたアウトソール。

パターンはオーソドックスなヘリンボーンです。

接地するのはポッド部分のみで、接地面積は限定されます。

それでもラバーの粘性は高く、ポッドは体重を掛けると適度に沈むつくりなので、しっかりとコートをグリップします。

接地面積が少ないため、ホコリには強くありませんが、比較的安定したトラクションです。

CUSHIONING - 5 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

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ポデュロン、フォアフット・ズームエア、ヒール・ターゲティッド・ルナロン、ファイロン・ミッドソールのセットアップ。

クッションはしっかりした厚みがあり、特にフォアフット・ズームエアは容量が大きく存在感があります。

ズームエアの部分以外は異様に硬く、足当たりは…正直悪いです。

"Air Jordan XX9"のようにミッドソールがTPUシャーシで包まれた構造ですが、今作では「包む」というより「締め上げている」印象。

衝撃吸収性は平均を大きく下回るでしょう。


フォアフットの剛性は比較的強いのに対して、中足部が負けてしまっている印象。

シャンクプレートが小さ過ぎることが原因かと。

これにより足のアーチが崩れます。

通常、硬いソールは反発性は高いものですが、ソールの変形がナチュラルでないため、体重を掛けてもほとんど何も還ってきません。

反発性も平均以下でしょう。

 

COURT FEEL - 5 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

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全体に厚めのクッションで物理的にコートから距離のあるセットアップ。

加えて、シャーシに締め上げられたファイロンの足当たりが悪く、コート感覚は非常に希薄です。

FIT/LOCKDOWN - 6 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

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ヒールにアキレスパッド、フォア部分はインナーブーツ仕様にフライトウェブ・システムとアッパーには良い条件が揃っています。

実際アッパーはストレスなく足にフィットします。

やはり足裏に対するソールの足当たりの悪さで大きくマイナスです。


サイズに関しては、全体的に作りが小さく、通常のナイキモデルからハーフサイズアップがオススメです。

SUPPORT - 7 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

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ソール自体は安定性があり、カカトのサポートも十分。

シャンクプレートは内蔵されてますが小さ過ぎ、効果は極小。

代わりにサイドを覆うTPU製シャーシが捻れ防止の役目を果たしています。

クッションの足当たりの悪さで大きくマイナスですが、捻挫へのサポートはしっかりしています。

LATERAL TRANSITION - 5 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

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コート感覚の悪さと、反発がまっすぐ還ってこないことで、特に左右方向の動きに支障がでます。

体重移動はスムーズさと程遠い感覚。

トラクションは悪くないので、かなり頑張ればいつも通り動けますが、かなり疲れます。

HEEL-TOE TRANSITION - 6 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

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左右方向よりはまだマシですがやはりイマイチ。

平均には届かず、スムーズとは言えない仕様です。

BREATHABILITY - 7 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

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インナーブーツは厚めながら、アッパーの両サイドはナイロンを編込んだ素材でそれなりの通気性あり。

ローカットに近い形状である事はプラス要因。

トータルで平均レベルの通気性かと。

DURABILITY - 9 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

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アッパーの素材は良いものが使ってあり、大きな変形もしない構造のため、耐久性は問題なさそうです。

WEIGHT - 8 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

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約402g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

Final Conclusion

硬いクッションは嫌いではなく、むしろ結構好きなほうなのですが…このモデルは履きこなすのは無理でした。

ストレスを通り越して、プレーするほどに足裏に痛みが増していきました。

ここまで合わないバッシュは本当に久しぶりです。


クリス・ポールや自分以外の一般プレイヤーが普通に履いてプレー出来ているので、今作は自分の足型や動きに絶望的に合っていなかったのでしょう。

それでも、機能バランスはチグハグで、癖の強いバッシュである事は変わりはありません。

購入前の試着を強くオススメしたいモデルです。

  • TRACTION - 8/10
  • CUSHIONING - 5/10
  • COURT FEEL - 5/10
  • FIT/LOCKDOWN - 6/10
  • SUPPORT - 7/10
  • LATERAL TRANSITION - 5/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 6/10
  • BREATHABILITY - 7/10
  • DURABILITY - 9/10
  • WEIGHT - 8/10
TOTAL SCORE
C+ 68 / 100

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