Jordan CP3.VII(7) Performance Review

1月 22, 2016
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  • テストカラー:Christmas(641089-325)
  • 主な機能:Podulite, Forfoot Hex Zoom Air Unit, Phylon Midsole, TPU Shank Plate, Dynamic Flywire, TPU Internal Heel Counter
  • 着用した主なプレイヤー:Chris Paul, DJ Augutin
  • 価格:¥15750(国内), $125(海外)

Introduction

クリス・ポールの7代目シグネチャー。

前作“Jordan CP3.VI”から通常版と、シーズン後半用のAE(Advanced Edition)との2段展開になっているCP3シリーズ。

今回のレビューは通常版の方です。

では早速機能の細部を見ていきます。

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TRACTION - 8 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

DSC05556ヘリンボーン・パターンがメインのアウトソール・パターン。

CP3シリーズでは定番のポデュロンのポッドが複数配置されたソールです。

このモデルでは“ポデュライト”とクッション名称が変更されていますが、機能・見た目とも特別なことはなく同じものと考えて良いでしょう。

このポッドと、シャンクプレートがあるので接地面積は限られます。

それでも、ポッドはソフトで変形し、コートを掴むように接地。

ラバー自体の粘性もなかなかのため、グリップ性でストレスを感じることはあまりありませんでした。

ほこりには弱く、頻繁にソールを拭く必要があります。

CUSHIONING - 7 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

DSC05557ファイロン・ミッドソール・フォアフット全体にポデュライト・母指球部分に六角形ズームエアのセットアップ。

ファイロンは柔らかめ。

足当たりはソフトですが、クッションは薄いためヒール部分の衝撃吸収性はイマイチ。

ポデュライトのポッドとズームエアがあるフォアフットはしっかりしたクッションがあります。

フォアフットの剛性・復元力もしっかりしていて、反発性はなかなか快適です。

COURT FEEL - 9 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

DSC05565全体に薄めのクッションで物理的にコートに近いセットアップ。

フォアのポデュロンも体重を掛けるとナチュラルに沈むので違和感なし。

土踏まずのシャンクプレートも接地感を阻害しません。

FIT/LOCKDOWN - 6 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

DSC05552ヒール周りはTPUヒールカウンターがあり、カカトの収まりは良好。

アッパーは非常に柔らかく、シューレースを締めるとダイナミック・フライワイヤーによりピタッと足にフィットします。

…フィットはするんですが、このアッパー、あまりに柔らか過ぎる。

使われている素材が安っぽく、必要ないところで伸縮性があります。

全力に切り返し時にアッパーがブレたり、溢れたりするのは他のモデルでもありますが、このモデルは通常のプレーの中でもアッパーのブレ・溢れが起こります。

この柔らかいアッパーは、ランニングやオフコートモデルとしてなら十分ですが、バッシュとしては不十分。

中足部のサイドにサポートパーツを追加するか、アッパーの素材に剛性を持たせるべきかと。

サイズは通常のNikeモデルと同様で問題ないと思います。

SUPPORT - 7 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

DSC05555アッパーがソフトなことによるブレ・溢れは、足首が弱いプレイヤーでなければすぐに怪我をするほどではありません。

ソール自体は安定性があり、シャンクプレートにより捻れも心配なし。

トータルでギリギリ平均レベルのサポート性だと思います。

LATERAL TRANSITION - 6 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

DSC05554やはりブレがあるため遅れます。

ブレを補うために、余計に脚力が要るため疲れます。

HEEL-TOE TRANSITION - 9 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

DSC05559横方向とは一転、縦方向への重心移動はスムーズ。

フォアフットの剛性ポデュライトシャンクプレートが重心移動を加速してくれるため快適です。

但し、ヒールが薄いため、カカトを強く打ち付ける走り方や、ステップをするプレイヤーには違和感があるかもしれません。

BREATHABILITY - 8 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

DSC05553タンのメッシュと、アッパーに多数開けられた通気口により、通気性は良好です。

DURABILITY - 7 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

DSC05552気になる点はアッパーの強度。

横の動きの負荷で、アッパーの小指部分にダメージがくる可能性があります。

つま先部分から小指にかけて追加のレザーで補強してあるので、すぐに壊れるなんてことは無さそうですが。

トータルでぎりぎり平均レベルの耐久性かと。

WEIGHT - 10 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

DSC05566約348g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

Final Conclusion

ソール周りはしっかりと剛性があり、瞬発的な動きがしやすい作り。

それに対して、アッパーが強度不足で負けてしまっています。

“180㎝・75kg”の自分にはちょっと厳しいつくりでした。

 

前作と前々作の ”CP3.V”・“CP3.VI”は剛性あるつくりでしたが、今回はそれ以前のソフトな感覚に戻った印象。

“爆発力より動きやすさ”に重点をおいたバッシュです。

重量は“Kobe IX”“Crazy Light Boost”並みと最軽量クラスですし。

体重が軽いプレイヤーであれば、アッパーのブレもより少なく、より快適にプレーできるでしょう。

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XMas CP

  • TRACTION - 8/10
  • CUSHIONING - 7/10
  • COURT FEEL - 9/10
  • FIT/LOCKDOWN - 6/10
  • SUPPORT - 7/10
  • LATERAL TRANSITION - 6/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 9/10
  • BREATHABILITY - 8/10
  • DURABILITY - 7/10
  • WEIGHT - 10/10
TOTAL SCORE
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