Adidas Crazy Light Boost Performance Review

11月 28, 2015
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  • テストカラー:Core Black/Running White(C75901)
  • 主な機能:Heel Boost, Spring Plate, Stable Frame, Sprintweb, EVA Sockliner
  • 着用した主なプレイヤー:Damian Lillard, Jeff Teague, Andrew Wiggins, Mike Conley Jr.
  • 価格:¥15,984(国内)、$140(海外)

Introduction

アディダス・モデルのレビューは初ですね。

着用モデルはジョーダンブランドとナイキが多いですが、アディダスや他ブランドもたまに履いてます。アディダスではT-MAC2やPro Model Fusionなんかは名作でしたね。復刻・再販されたら絶対欲しいモデルです。

今回レビューするCrazy Light Boostはクレイジーライト・シリーズの4作目。バッシュで初めてアディダスが誇る最新クッション素材"BOOST"を搭載しています。

それでは機能の細部を見ていきたいと思います。

TRACTION - 5 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

DSC04768

斜めの格子状に溝が入ったソール・パターン。

ラバーの粘性はかなり高めです。試着段階では凄く良い感触でした。

ところが実際コートでプレーしてみた感想は「何だこれ!?」。

きっちりピタッと止まったり、ズッとスライドしてから止まったり、法則性がないランダムなトラクションです。

中でも危険なのが、普通では止まらないであろう軽くコートに触れた程度で、シューズがコートに張り付くようにグリップした時です。

これにより2時間の練習で何回もつまずき、2回盛大にコケました。

↓まさにこんな感じでした。Jeff Teagueもこのモデル履いてコケています。↓
Funny NBA Bloopers
別の体育館でも試しましたが、不安定なトラクションは変わらず。

この不安定な原因については長くなりそうなので、Conclusionで書きます。

CUSHIONING - 6 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

DSC04775

ミッドソールとソックライナー(インソール)はアディダス定番の樹脂素材"EVA"製。

そのミッドソールのヒール部分にはブースト・フォームが埋め込まれています。このモデルで本題の部分ですね。

このブーストがバスケでいかにパフォーマンスを発揮するか。

結論は、"存在感なし"。

ブーストを包むEVAミッドソールが硬すぎ、ブーストにはほとんど体重が掛かりません。

加えて、インソールが極薄で、フォアフットのミッドソールも薄いため、衝撃吸収性は平均以下。

硬めのミッドソールとアウトソールのおかげでフォアフットの返り・復元性は良く、反発力は及第点レベル。

トータルすると平均以下のクッショニング。

最新テクノロジーの初搭載バッシュがこれでは…アディダスが心配になります。

COURT FEEL - 7 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

DSC04767

全体的に薄く、硬いセットアップなので、歩いている分にはしっかりした接地感があります。

プレーすると不安定なトラクションのアウトソールにより、コートの感覚は薄れ、心許ないです。

FIT/LOCKDOWN - 9 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

DSC04765

アッパーはメッシュ素材をTPU素材で補強したスプリント・ウェブ。

強度がありつつ柔らかく、心地よく足にフィットします。

細いシューレースは締め付けは強め。

その強めの締め付けから、テックフィット素材のタンがしっかり足を保護してくれます。

ヒール周りは成形が良く、カカトの収まりは良好。

SUPPORT - 6 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

ヒール周りは外付けのTPUヒールカウンターがあり、足首のブレを防止。

中足部にはスプリング・プレートと呼ばれるシャンクプレートが入っていてしっかり捻れを防止。

ただし、アウトソールの不安定なトラクションが干渉してくるので、トータルのサポート性は平均以下です。

LATERAL TRANSITION - 6 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

もはや詳細説明するより先に、結局ここでも不安定なトラクションが干渉してきます。

HEEL-TOE TRANSITION - 7 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

DSC04764縦方向に走る分には不安定なトラクションの干渉は、横方向よりは少なくなります。

BREATHABILITY - 8 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

アッパー全体がスプリント・ウェブのメッシュ素材なので、通気性はなかなか良好です。

 

DURABILITY - 9 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

DSC04763劣化する素材がないので、耐久性はかなり優秀です。

スプリント・ウェブは薄いですが、表面をしっかりTPU素材でコーティング補強してあり心配はなさそうです。

WEIGHT - 10 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

DSC04762約337g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

Final Conclusion

肝心のブーストは存在を感じなかったので、ここでは触れません。

ブーストを感じないにしても、バッシュとしての性能は平均以下。はっきり言って、デザインが気に入っても履かない方が良いと思います。

原因はアウトソールに尽きます。

まずはその格子状の溝。立体的にソールがカットされているため、サッカーや陸上のスパイクのようにラバーがランダムに尖っています。

もうひとつは通常モデルとは逆に反ったソールのエッジ。通常のソールのエッジ部分はフラットか、上向きに反っているものですが、このモデルは下向きに反っています。

このランダムな尖った部分と、反対に反ったエッジが不安定な、ときには危険なトラクションを発生させています。

アッパーの設計は良かったと思うので、ブーストモデルは次作で挽回してくれることを期待してレビュー終了します。

サイズに関しては、全体的に小さい作りなので、Nikeの通常サイズからハーフサイズUPは必須です。

※AsterkicksのレビューはNikeモデルが多いので基準をNikeモデルにしています。

  • TRACTION - 5/10
  • CUSHIONING - 6/10
  • COURT FEEL - 7/10
  • FIT/LOCKDOWN - 9/10
  • SUPPORT - 6/10
  • LATERAL TRANSITION - 6/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 7/10
  • BREATHABILITY - 8/10
  • DURABILITY - 9/10
  • WEIGHT - 10/10
TOTAL SCORE
B- 73 / 100

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