Nike Zoom Soldier VIII(8) Performance Review

3月 11, 2016
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  • テストカラー:Black/White-Varsity Red/Hyper Crimson(653641-016)
  • 主な機能:Forefoot Zoom Air Unit, Heel Zoom Air Unit, Phylon Midsole, Dynamic Flywire, Hyperfuse Technology, Ankle Strap, Inner Bootie(Forefoot Only)
  • 着用した主なプレイヤー:Lebron James, Draymond Green, Amare Stoudemire, Julius Randle, Festus Ezili, Reggie Jackson
  • 価格:¥15984(国内)・$140(海外)

Introduction

レブロン・ジェームズのアナザー・シグネチャー8代目。

例年、レブロンがプレイオフになると着用するシリーズですね。

但し、このモデルと“Zoom Soldier VI(6)”は例外的に着用されず。

レブロンはメインシグネチャーの“Lebron XII(12)”“Lebron X(10)”を余程気に入っていたのか、NBAファイナルまで履き続けました。

ある意味不遇のモデルですが、毎年その機能は秀逸なソルジャーシリーズ。

今回もハイパフォーマンスを期待して購入しました。

それでは、機能の細部を見ていきたいと思います。

TRACTION - 10 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

DSC05969

DSC05971全体に六角形とダイヤモンド型の細かいポッドが並んだ“Power Flex”と呼ばれるソールパターン。

ラバーの硬さは通常レベルですが、粘性はかなり高め。

ソール自体は少し反った形状ですがフレックスの名の通り、少し体重を掛けるとピタッとコートに張り付き、素晴らしくグリップします。

キュッと大きくスクィーク音が鳴るタイプで、よりグリップしている感があります。

ホコリの多いコートでもあまり影響は感じず、ハイパフォーマンスが維持されます。

CUSHIONING - 8 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

DSC05974ファイロンミッドソールの上面に、フォアフット・ズームエアとヒール・ズームエアを埋め込んだセットアップ。

ファイロンは比較的薄めですが硬めで、それに包まれたズームエアの感触はあまり感じません。

それでもファイロンは適度に衝撃を吸収し、全方向に屈曲するアウトソールも吸収に一役買っています。

一方、フォアフットの剛性・復元力は平均よりやや上です。

反発性も平均よりやや上レベルかと。

COURT FEEL - 9 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

DSC05979ソルジャーシリーズにしてはクッションは薄く、コートと物理的に近めのセットアップ。

ソールも張り付くようにコートを捉えるため、接地感はなかなか良好です。

FIT/LOCKDOWN - 10 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

DSC05977DSC05978アッパーはメッシュ素材とダイナミック・フライワイヤーの組み合わせ。

またフォアフット部分のみインナーブーツ構造になっています。

これだけでも充分ですが、さらにストラップがフィット感を高めてくれます。

このストラップはカカト内側のジッパーと連動していて、締めるとガチッと足をロック。
正にシューズと足が一体になる感覚があり、文句なくパーフェクトスコアです。


サイズに関しては、中の空間が全体的に狭めです。

通常のナイキサイズからハーフサイズアップは必須です。

またカカトは特に狭く、内側にはジッパーがありますので、サポーターを使用するプレイヤーは避けた方が無難でしょう。

SUPPORT - 9 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

DSC05980DSC05982フィット感がパーフェクトな場合、サポートに影響するのはソールの安定性です。

フォアフットのソール形状は広めでアウトリガーもあり安定性は問題なし。

ヒールは狭めで、少し不安定に感じるかもしれません。

シューズの捻れ、ブレも起こりにくい構造で満点に近いサポート性です。

LATERAL TRANSITION - 10 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

DSC05983トラクションが良く、フィット感は抜群、接地感も良く、ステップに対する反応も鋭い。
左右方向への動きやすさは抜群。

文句なくパーフェクトです。

HEEL-TOE TRANSITION - 8 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

DSC05984通常スピードから80%くらいのスピードでは、履いているのを忘れる感覚があり非常に好感触。

トップスピードに乗った時にはもう少しシューズに剛性・反発性が欲しいところです。

快適である事に変わりはなく、ほぼ満点です。

BREATHABILITY - 8 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

DSC05990アッパー表面はメッシュの面積が大きいですが、裏地が貼ってあったり、インナーブーツがあったりで、見た目ほどは通気はしません。

それでもインナーブーツや裏地の素材も吸湿速乾性があるので、トータルして平均以上の通気性は確保されています。

DURABILITY - 6 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

DSC05991つま先周りで負荷が掛かるメッシュ素材と、フライワイヤー周りにはTPU素材でコーティング。

中足部からフォアにかけてはなかなかの耐久性があると思います。

問題になるのがカカト内側のジッパー。

特に補強もなく、直接くるぶしの骨が当たるのでダメージが来やすいでしょう。

このモデルの唯一の弱点と言って良いと思います。

WEIGHT - 9 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

DSC05992約353g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

Final Conclusion

すべての機能が高次元で揃っています。

この位置にジッパーを持ってくるのはかなりのチャレンジで、正直無い方がスコアは良くなったでしょう。

まあ常に新しい可能性を追求するナイキらしいと言えばらしいバッシュですね。

耐久性に不安があるので勝負靴には難しいですが、2016年現在では定価の半額以下で買えるところもありますし、ローテーションの1足としては申し分ないでしょう。

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  • TRACTION - 10/10
  • CUSHIONING - 8/10
  • COURT FEEL - 9/10
  • FIT/LOCKDOWN - 10/10
  • SUPPORT - 9/10
  • LATERAL TRANSITION - 10/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 8/10
  • BREATHABILITY - 8/10
  • DURABILITY - 6/10
  • WEIGHT - 9/10
TOTAL SCORE
A- 88 / 100

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