Nike Cosmic Unity 3 Try-on Review

今回は“Nike Cosmic Unity 3(ナイキ コズミック・ユニティ3)”の「トライ・オン」、試着段階でのレビューです。
※自分用のメモも兼ねている投稿なので、いつものパフォーマンスレビュー以上に参考程度に考えて頂ければと思います。
試着カラーは「ブラック/セイル/ブリリアントオレンジ」。
型番は“ DV2757-001”。
今作はコズミック・ユニティシリーズの3作目。
初代はレイカーズのアンソニー・デイビスが着用。
彼がそのまま広告塔になるかと思いきや、履き始めて程なくデイビスはアキレス腱を負傷。
完全断裂ではなかったものの多くの試合を欠場する結果となり、復帰後は元のコービーシリーズに戻り、今シリーズを再び履く事はありませんでした。
デイビスは履かなくなったものの、他のNBAプレイヤー、ヴァランチュナス、ヌルキッチ、オリニクなどのビッグマンが主に着用。
2作目は近場のショップに入荷がなく、デザインが好みでなく、そこに捻れ剛性が激弱との噂を聞いたためスルー。
何かと縁のないシリーズですが3作目はどうなりますか。細部を見て行きたいと思います。
⇒NIKE COSMIC UNITY TRY-ON REVIEW
全面が「コーラル(サンゴ礁)・パターン」で構成されたアウトソール。
今作はナイキジャパンに残された数少ない「グローバルラスト」なので、ラバー素材は「ソリッド」。
やや硬めで粘着性は高めの質感です。
ソール形状はフラット寄りなので多少ホコリが吸着しても問題なくグリップしてくれそうな予感です。
ドロップインはインソールとミッドソールが一体となった構造で、ナイキの後期コービーシリーズでよく使われていました。
このドロップインの素材に関して公式説明が無いので便宜的にEVAとしています。
その質感は硬めで弾力性は低め。
体重を掛けると沈む感覚は無いものの、反発が返ってこない。。
高性能な薄めの衝撃吸収材に乗っている感覚です。
EVAの材質も去ることながら、おそらく足型が自分に合っていない事から反発を感じられないのだと思われます。
とりあえず今作のアウトソール、特にフォアは自分にとっては広過ぎました。
足幅が2E以上の方は快適に履ける可能性があります。
また足幅が合えば、自分が弱いと感じたフォアの屈曲剛性も快適なレベルに変化し得るでしょう。
フィット面では「独立タン」を「アッパー」が包むクラシックなセットアップ。
素材は「フライニット」がメインですが、裏地にしっかりした剛性高いパネルが入っているので、伸縮性は特にありません。
足入れは簡単で、ヒール周りとタンのパディングは十分でフィットとロックダウンともに良好。
甲の高さもしっかり抑えられ、アーチサポートもしっかりあります。
フォアの広さ以外はグローバルラストらしい仕様です。
サイズに関して、長さはグローバルのマイサイズでジャスト。
幅がかなり余るので、普段グローバルが合う方はソックス調整が必須でしょう。
足幅が広めの方は普段のマイサイズのままで良いでしょう。
今作をまとめますと「幅広グローバル」。
自分がフィットで一番こだわる「高さ」は抑えられているのでおそらくある程度はプレーはできると思います。
ただこの幅のアンフィットは敢えて履きたいとは残念ながら思えないレベル。。。
結局このシリーズと自分とは縁が無かった模様です。。。
色々とネガティブ多めになってしまいましたが、足型が合えば全然感覚が違う可能性があります。
またナイキのバッシュを履きたいけれど、幅がキツくて履けなかった方はトライアル機として良いかもしれません。
このレビューが少しでもバッシュ購入の参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました<m(__)m>