Nike Lebron XVIII(18) Try-on Review
※自分用のメモも兼ねている投稿なので、いつものパフォーマンスレビュー以上に参考程度に考えて頂ければと思います。
試着カラーは「ブラック/エレクトリック グリーン-ブラック 」。
※通称「ダンクマン」。
型番は“DD4886-600”です。
今作の国内展開は全カラーがグローバルラストになります。
全面が「ミルククレート・パターン」のアウトソール。
ミルククレートはアメリカだと牛乳箱、国内だとコンテナと呼ばれている物で、ソルジャーシリーズ2代目で初めてこのパターンが使われていたと記憶しています。
ラバーの素材はグリーンの「トランスルーセント」。
その質感は粘性(変形のしやすさ)は低めで、粘着性は平均レベル。
粘着性は普通なのでホコリの吸着は多少はあると予想されます。
パターンの深さも平均レベル。
ホコリの逃げる隙間もある程度は確保されているのでプラスマイナスで相殺されるかと。
粘性が低めですが、フォアのグリッド(溝)はソフトなズームエアと相まってしっかり変形してコートを噛む感覚。
軽量なプレイヤーでも比較的扱いやすくなっている印象です。
(via heyineedit.com)
クッションは「クシュロン・ミッドソール」に「フルレングス・ズームエア」、更には「ヒール・マックスエア」を組み合わせたセットアップ。
フルレングスズームはマックスエアの中央部分に収まるように設計されていて、マックスエアとズームのダブルスタックとは少し異なります。
クシュロンはソフトな質感で、それに包まれたズームエアも全面で存在感があります。
フォアはアッパーやアウトソールに覆われている訳ではなく、アウトソールにグリッドも入っているため、フォアの屈曲剛性は強くもなく弱くもなく。
またフォア形状はけっこう反りが強く、クッションの沈みと合わさるとオンコートでは不安定に感じるかもしれません。
全体的なイメージとしてズームBBネクストを全体的にマイルドにしたようなクッションです。
⇒NIKE ZOOM BB NXTのパフォーマンス・レビューはこちら
フィット面は、ほぼ「ワンピース・アッパー」なセットアップ。
アッパーの素材は「ニットポジット2.0」で、質感はソフトで伸縮性も少しあります。
履き口は狭めで、足入れは少し苦労します。
ヒール周りのパディング、成型ともに良好。
タンには何故か「エア」が3個埋め込まれています。
エアが無い部分は薄く、普段からシューレースの当たりが気になる方は要確認かと。
それから感じたのはアーチサポートが少し強めなこと。
個人的にはフィット・ロックダウンともに特に問題は無いように感じました。
サイズに関しては、ナイキのマイサイズ27.5cmからハーフサイズ(0.5cm)アップがベスト。
長さ的にマイサイズは無理だと思うので基本ハーフアップで、フルサイズ(1.0cm)アップも検討しても良いでしょう。
今作を一言で表すと「吸収性強化版 Zoom BB NXT」。
正直、本家BB NXTで吸収性は十分だと感じたこと、また今作のローカットの方がハイパフォーマンスだと感じたので今作はスルー。
ハイカットの話に戻りまして、こちらはバッシュのクッションにエアの感触が欲しい方にはハマる可能性があり、かなりのハイパフォーマーになる可能性のある一足。
サイジングが珍しく基本ハーフアップ案件で、その他フィットにも気にするポイントがあるので気になる方は店頭試着推奨です。