Nike Kyrie Flytrap V(5) EP Try-on Review
今回は“Nike Kyrie Flytrap V(5) EP”の「トライ・オン」、試着段階でのレビューです。
※自分用のメモも兼ねている投稿なので、いつものパフォーマンスレビュー以上に参考程度に考えて頂ければと思います。
※また店頭のディスプレイを撮った画像が破損していて今回は公式の画像になっています。
※再度撮影にも行ったのですが時既に遅し。完売していました。。
試着カラーは「ホワイト/ウルフグレー/ユニバーシティレッド/ブラック」。
型番は“DC8991-100”です。
今作の国内展開は全カラーがEPラスト。
カイリーのアナザーシグネチャーには「カイリー・ロー」と「カイリー・フライトラップ」の2シリーズが存在。
今作は後者の5作目に当たり、過去には初代のみレビューしています。
⇒”Nike Kyrie Flytrap EP”のレビューはこちら
※改めて見ると、少し甘めに採点した気がするので下方修正入れましたm(__)m
全面が表現の難しいパターンのアウトソール。
「スケール(鱗)」の様でもありますが、「イルミナティ」の眼の変形と考える方が妥当でしょうか。
EPラストなのでラバーの素材は耐摩耗性に優れた「XDR」。
その質感は粘性(変形のしやすさ)はやや高めで、粘着性は低め。
粘着性の低さからホコリの吸着は少なめと予想されます。
パターンにも適度に深さがあるので、トラクションには期待して良いでしょう。
クッションは「ファイロン・ミッドソール」に「フォアフット・ズームエア」を組み合わせたセットアップ。
ファイロンは硬めの質感。
フォアズームはズームターボやストロベルなどでなく一般的な長方形型で、母指球から小指球にかけてをカバーしています。
足入れしてみると、フォアよりヒールがけっこう低く「後傾感」強め。
ですがフォアに体重を掛けてみるとズームエアは潰し切れるくらいソフトで、プレー中は後傾感はそこまで気にならないと予想されます。
フォアのミッドソールはアウトソールによってケージされていますが、フォアの屈曲部分の剛性はそこまで強くありません。
またミッドフットの捻れ剛性はフォアよりさらに優しめ。
全体的にしなやかなソールで左右方向では少し遅れが出るかもしれません。
前方へはフォアを押せばしっかり進む感覚がありました。
フィット面では「フォアフット・インナーブーティー」を「アッパー」が包むオーソドックスなセットアップ。
アッパーの素材はしなやかな「メッシュ」で伸縮性はありません。
足入れは簡単で、ヒール周りのパディング、タンともに厚さは通常レベル。
分厚くはないものの特に抜け感などはなくフィットは良好。
トーボックス(つま先)に高さは余りますが、EPラストなので仕方がないかと。
サイズに関しては、ナイキのマイサイズ27.5cmがベスト。
トーボックスの高さにはまだ余裕がありますが、これ以上のサイズダウンは長さ的に厳しそうです。
今作をまとめますと「エントリーモデル仕様」。
同じアナザーシグでもカイリー・ローシリーズは「実戦仕様」。
今作はナイキのバッシュが初めてだったり、小学生など超軽量プレイヤー、また女性プレイヤーなどに向いていると思います。
発売からそこまで時間が経ってませんが、自分の住んでる田舎でも置いてあったので店頭試着が出来る可能性はそれなりに高いかと。
ただまだカラー展開は少ないので、カラーにこだわる方は少し待つのも手かもしれません。
⇒アマゾンで購入