Adidas adiZero Rose 1(2020) Performance Review

9月 30, 2021
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  • テストカラー:CNY(FW3137)
  • 主な機能:EVA Midsole,Cilia Traction System,Puremotion,Sprint Frame,Geofit
  • 着用した主なプレイヤー:Derrick Rose,Jamal Murray,Sekou Doumbouya
  • 価格:¥18,700・$130

Introduction

今回はDerrick Rose(デリック・ローズ)の1stシグネチャー"adidas adiZero Rose 1"のパフォーマンス・レビューです。

使用したのは2020年に復刻されたモデルになります。

オリジナルの発売はRose本人がMVPを受賞した2010-11シーズンでちょうど10年前。

当時オリジナルは購入するも、あまり好感触ではなく、すぐに手放してしまった記憶です。

なので今作の購入予定はなかったのですが、激安セールに釣られてレビューする段に至っています。

オリジナルの感触で覚えている部分は少ないですが、所々比較をしながら細部を見ていきたいと思います。

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TRACTION - 7 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

全面が"Cilia Traction System(シリア・トラクション・システム)"で構成されたアウトソール。

翻訳すると「繊毛(せんもう)」を模した細かい粒状の突起が並んだパターン。

色の変わっている円状の部分は細かく分節された「ウェーブ・パターン」になっています。

ラバーは全面「ソリッド」が使われ、粘性(変形のしやすさ)は低めで、粘着性は高めの質感です。

スキール音は小さめに鳴り、綺麗なコートでもズズッ…とやや制動距離があってから止まります。

これは赤い部分が少し凹んだ形状になっていて、接地面積が限定されることが原因かと。

パターンは浅く、ホコリも吸着しやすいため、頻繁に拭く必要があります。

ホコリの吸着は強めで、ラバーの質感的に繰り返し手で拭くとアカ切れの様な状態になる可能性あり。

今作を履く際はホコリ除去用マット、もしくは濡らした布を用意した方が良いでしょう。

幸い大きく滑ることはありませんが、トータルではギリギリ許容できるレベルのトラクションに感じます。

CUSHIONING - 8 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

「EVAミッドソール」単体のクッションセットアップ。

※ミッドソールの素材に関してアディダスから詳述が無く、便宜上フォーム素材の総称であるEVAとしています。

動物の肉球を模してグリッド(溝)が設けられたアウトソールは「Puremotion(ピュアモーション)」と呼ばれ、よりソールがしなやかに屈曲する仕様。

従ってフォアの屈曲剛性は弱め。反発も弱いかと思いきやフォア下のEVAは踏むとしっかり反発してくれます

※同時にセールで購入したこのモデルと似た仕様です。

オリジナルのフォアはこんなに反発してくれなかった記憶なのでこれは「明確なアップグレード」かと。

全体に薄いクッションなので衝撃吸収の面でスコアを下げざるを得ませんが、実質は「8/10」にかなり近いパフォーマンスです。

市販の「スーパーフィートのグリーン」との相性はどちらとも言えません。

シャンクとヒールカウンターを兼ねた「スプリントフレーム」が入っているためクッションバランスはフォアがやや低めの「前傾」

グリーン変えるとフォアの押し込みはよりしやすくなりますが、前傾が強くなり過ぎてしまいます。

過度の前傾は怪我の元にもなるので試される場合は慎重に。

他のヒールカップ付きのインソールはことごとく合わなかったので、変更するならフォーム単体のものか、元インソールのままが良いかと。

※インソール交換はスコアに含めていません。

COURT FEEL - 8 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

FIT/LOCKDOWN - 7 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

「フォアフット・インナーブーティー」をシンセティックレザーの「アッパー」「アンクルストラップ」が包む構造。

くるぶし部分が空洞になったストラップは「Geofit(ジオフィット)」と機能名は付いていますが、マジックテープなども無く特に効果は感じません。

またアッパーやタンもパディングがある部分と無い部分の差が大きく、成型も高さがあるナイキの「EPラスト」に似た仕様。

今回はハーフサイズ(0.5cm)ダウンの"27.0cm"を購入し、普段どおりのソックス2枚でもフォア上部など所々に空間を感じます。

2枚のうち1枚をより厚いもの変えるとフィット感はだいぶ向上しましたが、ソックス調整が苦手な方はスコア以下に感じると思います。

オリジナルもこんな感じだった記憶があるので、良くも悪くも忠実に再現はされている模様。

ポジティブな面としては、フューズなどを多用する以前のバッシュとしてはかなり軽量であることですかね。

サイジングに関しては基本ナイキのグローバルラストからハーフサイズダウンで良いでしょう。

もし  に交換される場合でも同じサイズ感で考えて良いかと

※ソックス調整はスコアに含めています。

※インソール調整はスコアに含めていません。

SUPPORT - 7 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

LATERAL TRANSITION - 8 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

HEEL-TOE TRANSITION - 7 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

BREATHABILITY - 8 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

DURABILITY - 8 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

WEIGHT - 9 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

389g(片足・27.0cm)

Final Conclusion

2000年代後半からの「軽量性」「しなやかさ」に舵を切ったアディダスモデルらしい履き心地。

フォア下のクッション改善は正直嬉しい誤算でした。

ただこのクッションに関しては「このカラーだけ」の可能性があります。

今作の他カラーを履いたわけではありませんが、同時に購入した"adidas Harden Vol.4"は複数カラーを履いた結果、機能はバラバラ。

現在は流通量も減っていて試着してから購入は難しいと思うので、少しでもハイパフォーマンスを求めるならこのカラーが無難かもしれません。

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via https://bleacherreport.com/articles/585021-the-hype-is-real-how-derrick-rose-can-win-mvp

  • TRACTION - 7/10
  • CUSHIONING - 8/10
  • COURT FEEL - 8/10
  • FIT/LOCKDOWN - 7/10
  • SUPPORT - 7/10
  • LATERAL TRANSITION - 8/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 7/10
  • BREATHABILITY - 8/10
  • DURABILITY - 8/10
  • WEIGHT - 9/10
TOTAL SCORE
B 77 / 100

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