Air Jordan X(10) Retro Performance Review

12月 7, 2015
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  • テストカラー:Collezione(310805-061), Chicago 2012(310805-100), Double Nickel(310805-102)
  • 主な機能:Full-length Air Sole Unit, Polyurethane Midsole, Speed Lacing System
  • 着用した主なプレイヤー:Michael Jordan, Scottie Pippen, Nick Anderson, Mitch Richmond, Russell Westbrook, Nate Robinson, Tony Wroten, DeMar Derozan, Terrence Ross
  • 価格:¥16,800-20,520(国内)、$150-190(海外)

Introduction

エアジョーダン・シリーズはAir Jordan 1, Air Jordan 11に続いて3作目のレビューです。

カラーはカウントダウンパックのグレー、2012年のシカゴ、2015年の"45"刺繍入りのシカゴの3種類を試しました。

この3種類の中で最も高機能だったのはカウントダウンパックのグレーでしたので、下記のスコアはすべてこのグレーのものです。3種類の比較は最後の"*Final Conclusion and Size Advice”でやります。

では、機能の細部を見ていきたいと思います。

 

 

TRACTION - 9 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

DSC05130

アウトソールは横にストライプが入ったパターン。

ストライプにはジョーダンのキャリアでの功績が刻印されています。

ラバーは柔らかめで、粘性も高めです。

ソール形状もフラットで接地面積も大きく、非常に良くグリップします。

但し、ほこりが逃げる溝が足りないため、頻繁に拭いてやる必要があります。

 

CUSHIONING - 7 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

フルレングス・エアとポリウレタン・ミッドソールのセットアップ。

ポリウレタンは通常の硬さで、エアの感触をあまり妨げないので、衝撃吸収性は平均よりやや上レベル。

フォアフットの剛性は通常レベル。

とくにエアも主張はしないので、反発性は平均レベルです。

 

COURT FEEL - 8 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

クッションにはそれなりの厚さがある部分は接地感にはマイナス。

それでも、土踏まずまでフラットなソールは、ナチュラルにコートを掴み、トータルでは平均以上の接地感があります。

 

 

FIT/LOCKDOWN - 10 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

DSC05134

Air Max Uptempoと同様の、シューレース・ループの下を左右に繋ぐラバーバンドと、タンとソールを内部で繋ぐラバーバンドがフィットの面では大活躍。

しかもAir Max Uptempoのそれより弾力の強いラバーバンドなので、足入れはし難いですが一旦履いてしまうとシューレースが要らないくらいカチッとフィットします。

アッパーの素材も柔らかめなので、足に当たってストレスがかかる箇所もなく、快適です。

SUPPORT - 7 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

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アウトソールの形状はフラットで、広めの設計のため十分な安定性があります。

ヒール周りはインターナル・ヒールカウンターがしっかりブレ防止。

気になった点は、アッパーの素材が柔らかいため、小指部分がたまに溢れること。

トータルすると平均的なサポート性能かと思います。

 

LATERAL TRANSITION - 7 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

急なカットや、クロスオーバー時には小指部分の溢れにより動き出しが遅れる感覚があります。

通常の動きの中ではスムーズです。

 

HEEL-TOE TRANSITION - 9 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

DSC05135縦方向へ動きはとてもスムーズ。

急なステップでもブレなく動けます。個人的にはもう少しフォアフットに剛性あれば満点でした。

 

BREATHABILITY - 6 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

DSC05132

メッシュのタン部分しか通気可能な箇所はありません。

アッパーはあまり厚くないですが、通気できる素材ではないので、トータルして平均以下の通気性です。

DURABILITY - 7 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

DSC05131難点はこの柔らかいアッパーでしょう。

小指部分が溢れてストレスが掛かるので、そのうちダメージが来そうです。

メインでガンガン履くよりローテーションの1足として使うのが良いかと思います。

WEIGHT - 8 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

DSC05137

約418g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

Final Conclusion

3種類のカラーのうち、カウントダウンパックが最高点になった理由ですが、やはり"アッパーの素材"です。

カウントダウンパックのヌバックはたまに小指が溢れる程度のソフトさ。2012と2015のシカゴのレザーは柔らか過ぎて、倍以上の頻度で溢れが起こりました。フィット感が良かったのは最初の1、2回だけで、それ以降は使用するに連れてレザーがどんどん伸びてきました。

シューレースで調節できないトゥーボックスにゆとりができるので、靴下を重ね履きして対応してましたが、それでもすぐまた伸びてくるので、残念ながら途中で諦めて2足とも手放してしまいました。

シカゴの画像がないのはこういった経緯です。

プレー用でAir Jordan 10を考えているのなら、ヌバック・レザーを使った"Cool Grey(310805-023)"や"Stealth(310805-003)"などのカラーをオススメします。

そのヌバック・レザーのカウントダウンパックも突出した機能がないため、トータルスコアは"78点"と低めになりました。

悪く言えば特徴ないモデルですが、逆に言えば癖がなく履きやすいオールラウンドなモデルとも言えます。

アピールポイントを上げるとすればその軽量性。

エアジョーダン・シリーズの中では最軽量の部類に入ります。

"エアジョーダンは重い"と敬遠する声をちょくちょく耳にするので、重さが気になるプレイヤーには導入モデルとして良いかもしれません。サイズに関しては、基本Nikeの通常サイズで良いと思いますが、ラバーバンドの締め付けが強いので甲高の方はハーフサイズUPがオススメです。

jordan-10-black-dark-shadow-1

  • TRACTION - 9/10
  • CUSHIONING - 7/10
  • COURT FEEL - 8/10
  • FIT/LOCKDOWN - 10/10
  • SUPPORT - 7/10
  • LATERAL TRANSITION - 7/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 9/10
  • BREATHABILITY - 6/10
  • DURABILITY - 7/10
  • WEIGHT - 8/10
TOTAL SCORE
B 78 / 100

PERFORMANCE RANKING

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