Air Jordan VIII(8) Retro(2013/2016) Performance Review

10月 8, 2018
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  • テストカラー:Aqua(305381-025)・Playoff(305381-061)
  • 主な機能:Heel Air Unit, Forefoot Air Unit, Polyurethane Midsole, Full-length Inner Bootie, TPU Shank Plate, TPU Internal Heel Counter
  • 着用した主なプレイヤー:Michael Jordan, Kobe Bryant, Monta Ellis, P.J. Tucker, Michael Beasley, Nate Robinson, Jordan Clarkson, DeMarcus Cousins
  • 価格:¥21,600(国内)・$190(海外)

Introduction

今回は"Air Jordan VIII(8) Retro(エアジョーダン 8 レトロ)"のパフォーマンス・レビューです。

レビューに使用したのは2013年発売の"Playoff(プレイオフ)"2016年発売の"Aqua(アクア)"

リマスターを挟んでの発売の両者ですが、パフォーマンスにほぼ違いはありませんでしたので、まとめてレビュー。

※アクアの画像データは飛んでしまったので、プレイオフのみの掲載になりますm(__)m


ちなみにエアジョーダン8は私自身が「初めて履いたエアジョーダン」

子供の頃なので正確には「プレイオフカラーのGS」で、サイズは「US6Y(24.0cm)」だったと思います。

なので個人的に思い入れの強いエアジョーダン。

少し前にレビューした"Air Jordan 7 Retro"以上に需要は少ないと思いますが、どうしてもレビューしたかったモデルなので気にせず決行.。

その細部を見ていきたいと思います。

⇒筆者のプロフィールはこちら

⇒各スコア項目についてはこちら

TRACTION - 7 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

全面「ドット・パターン」のアウトソール。

ソリッドラバーは硬めで、粘性はまあまあ。

フラットなソールの接地面積は大きく、綺麗なコートではしっかりグリップしてくれます。

ドットだけではホコリの逃げ場が少なく、けっこう頻繁に拭く必要があります。

また体重が軽いとエッジ部分に上手く体重が乗らず、ツルッと大きく滑る事があるようで、その場合、トラクションは平均以下に感じられるかもしれません。

CUSHIONING - 7 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

 

「ポリウレタン・ミッドソール」の上部に 「ヒール・エア」「フォアフット・エア」を埋め込んだセットアップ。

インソールは薄く、素材は"Air Jordan 7 Retro"同様のポリウレタン。

ミッドソールのポリウレタン配合はかなり硬めの設定で、エアの感触はほぼありません。

代わりにインソール下に敷かれた「段ボール」の様な素材がけっこうフカフカしています。

吸収性は悪くありません。


反発性に関しては、正直物足りない感覚。。。

ミッドソールは硬めで弾力性も低いので、ソール全体に剛性はあるものの、屈曲からの復元が遅い。

トラクションもホコリに弱い事も加味するとパフォーマンスは平均以下


トータルするとビッグマン寄りのクッションで動きやすくはないです。

ただし、ソールの安定性が凄まじく、今作を履くと毎回明らかに「ジャンプシュートの確率が上がります」

なので「シューター向け」とも言えるかもしれません。

COURT FEEL - 8 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

クッションは比較的薄めで、接地面積も大きく、コート感覚はかなりダイレクト。

ホコリに弱いトラクションがマイナス要因ですが、トータルでは優秀な部類に入ります。

FIT/LOCKDOWN - 10 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

「フルレングス・インナーブーツ」「ヌバック・レザー」のアッパーが包み、それを「クロス・ストラップ」が覆う三重構造のセットアップ。

インナーブーツの成型は"Air Jordan 7 Retro"よりも少しタイトで、より足に密着してくれる感覚。

ヌバックの足当たりも心地良く、ヒールカウンターの成型も良好。

シューレース・ホールは多く、細かいフィット・ロックダウン調節が可能。

さらにクロス・ストラップも飾りではなく、より強力に足をロックしてくれます。


ゴテゴテした作りですが、各パーツがしっかり仕事をしていて、素晴らしい仕上がり。

パーフェクトスコアです。

 

※サイズ選びについて※

全体的に長めの作り。

甲高や幅広でなければ、ハーフサイズダウンが良いでしょう。

甲高・幅広の方はナイキのグローバルラストと同様で良いと思います。

SUPPORT - 8 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

アウトソールはホコリに弱いものの、安定性は素晴らしく、ヒールカウンターの抑えもしっかり。

捻れ剛性も問題ありません。

シューレースも足首の高い位置まで締める事が出来るのもプラス要因。

グリップの効くコートであればパーフェクトなパフォーマンスを体感できるかと。

LATERAL TRANSITION - 6 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

前作同様、トラクションの影響は左右方向の方が大きめ。

ただ今作はグリップするコートであれば、クッションの反応・反発性が弱いため、切り返しの度に遅れを感じます。

この辺は一昔前のあまり動かないビッグマン向けの仕様ですね。

今のバスケ、プレースタイルには合わない印象です。

HEEL-TOE TRANSITION - 7 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

前後方向ではトラクションの影響は少なくなり、綺麗なコートであれば比較的スムーズなトランジション。

反発性は弱めなので、普段通り動くためには追加の脚力を要します。

BREATHABILITY - 5 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

三重構造のセットアップで、しかもハイカットなので、通気性は低め。

特に足からの発汗が多いプレイヤーの場合、ストラップに覆われた部分がビッショリ濡れているはずです。

なので劣化を防ぐためにも、使用後はしっかり乾かす必要があるモデルです。

DURABILITY - 9 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

気になるのはマジックテープ部分の擦れと、特に補強されているないトゥーボックス。

とは言っても相当変な走り方をしていない限り、マジックテープが千切れるほどダメージが来ることはあり得ませんし、トゥーボックスも保管時のケアを怠らなければ問題ないでしょう。

加水分解しやすかったオリジナルのポリウレタンも最近のレトロは配合を変えて、分解しにくくなっているようです。

WEIGHT - 6 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

 

約513g(27.5cm・片足)

オリジナル当時は軽量モデルとして売り出されていた今作ですが、今では立派な重量級。

フィット感が良いので普段のプレー中はほぼ気になりませんが、筋トレ後の練習など疲労困憊時には履きたくない重さです。

あとこれは余談ですが、2013年発売の「Bugs Bunny(バッグス・バニー)」はクッションに異様な厚みがあり、なんと「600g近い重量」がありました。

もちろん同じ27.5cmで、です。

証拠の計測画像も撮ったのですが、アクアの画像データと一緒に誤って消してしまいました。。。

バッグスバニーはもう手元にないため再撮影も叶わず…。

もしお持ちの方は一度計測してみてください。

驚きの数値が出るはずです。

Final Conclusion

前作"Air Jordan VII(7) Retro"から大きくステップバック。

思い入れのあるモデルですが、あまりバスケで履きたいとは思いません。

オフコートがメインですね。

代わりに現代仕様にアップグレードされた"Air Jordan 8.0"をオンコートでは愛用しています。

今まで3足履きつぶして、今履いているのは4代目。それくらい気に入っています。


ちなみに今作を気に入って履いていたNBAのスーパースターがジョーダンの他にもう一人。

2015-16シーズン後に引退したコービー・ブライアントです。

この二人が今作を履いたシーズンはそれぞれ1992-93シーズン2002-03シーズン

3P%のスタッツを見るとジョーダンは「35.2%」と、ラインが短くなったシーズンを除けばキャリア2番目の確率

一方、コービーは「38.3%」キャリアハイの確率を残しています。

もちろんバッシュだけが要因ではないと思いますが、私自身も今作を履くと明らかにアウトサイドの調子が良い。。。

周りで履いているプレイヤーに聞いても、その傾向は認められるので強ち間違っていないかな、と思います。

なので「とにかくアウトサイドシュートの確率を上げたい!」と思っているプレイヤーは試してみるのもアリかもしれません。

※強くオススメはしませんm(__)m

  • TRACTION - 7/10
  • CUSHIONING - 7/10
  • COURT FEEL - 8/10
  • FIT/LOCKDOWN - 10/10
  • SUPPORT - 8/10
  • LATERAL TRANSITION - 6/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 7/10
  • BREATHABILITY - 5/10
  • DURABILITY - 9/10
  • WEIGHT - 6/10
TOTAL SCORE
B- 74 / 100

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