Nike Air Zoom Hyperposite 2 Performance Review

11月 2, 2015
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  • テストカラー:Pine Green/Black/Volt(653466-373)
  • 主な機能:Full-length 360 Zoom Air Unit, Foamposite Technology, Inner Bootie, Phylon Midsole
  • 着用した主なプレイヤー:Anthony Davis, Chris Bosh
  • 価格:-(国内)、$225(海外)

Introduction

ハイパーフューズとフォームポジット、2つのテクノロジーを組み合わせ搭載したHyperposite。名前もまんま組み合わせただけですね。

このモデルは2作目でLebron Xと同様のフルレングス・360・ズームエアを搭載。初代はフルレングス・360・マックスエアでした。NBAではアンソニー・デイビスとクリス・ボッシュが愛用しています。

同じクッションセットアップのLebron Xと比較しながら、機能の細部を見ていきたいと思います。

TRACTION - 10 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

DSC04717

Hyperdunk 2014に似たダイヤモンド型のソールパターン。

ラバーの粘性は物凄く、非常に良くグリップします。キュッと音はあまり鳴らずグッと止まるタイプです。

ほこりにも強く、あまり拭かなくてもパフォーマンスは維持されます。

CUSHIONING - 9 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

Lebron Xと同様の「フルレングス・360・ズームエア」を搭載。

正確にはLebron X Eliteと同様のエア内気圧を高めたタイプのエアユニットです。ファイロン・ミッドソールも触ってみると若干硬めの仕様。どちらも安定性のための仕様変更かと思います。

サポートのための変更もクッションには影響なく、モチモチとした感触で衝撃吸収は良好。剛性あるセットアップで反発性も申し分なしです。

COURT FEEL - 7 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

DSC04719ズームエアとミッドソールの硬めに仕様変更したことにより、Lebron Xより接地感は上がっているかと期待しましたが、アッパーに比べアウトソールの面積が広いため重心が分散してしまい、モヤっとした接地感。

スコアは変わらずです。Lebron Xくらいの幅のアウトソールなら1ポイント上がったので惜しいですね。

FIT/LOCKDOWN - 10 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

DSC04713Introでモデル名の由来が、ハイパーフューズとフォームポジットの組み合わせと言いましたが、今作ではなんとハイパーフューズの技術・素材は使われてません…。初代のAir Max Hyperpositeではしっかり使われていましたが。

このモデルのアッパーは、格子状にくり抜かれたフォームポジット素材と、インナーブーツの組み合わせです。インナーブーツは伸縮性はあまりなく、足入れはスポっと簡単です。シューレースを締めると、格子状ポジットがガッチリと足を包みます。インナーブーツに厚みがあるので、強く結んでも足当たりは痛くありません。プレーすると切り替えし時に小指が当たる感じがしましたが、シューレースを少し緩めてちょうど良くなり問題なし。カカトも全く抜け感なくフィットします。

また、シューズ内部の土踏まず部分、アーチの形状。ポジット系のモデルはシャンクプレートがアーチ形状に干渉し、高く設計し過ぎる傾向がありました。このモデルではシャンクがなく、アーチが通常モデルと同様になっているため、ストレス感じずプレーできます。

SUPPORT - 10 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

アウトソールは前後にも左右にも広く、それでいてフラットな形状なため安定性抜群。フィット感が抜群でシューズ内のブレもない。足首周りも格子状ポジットがヒールカウンターの役割を果たしています。

ポジット系モデルでは歴代最高のサポート性能だと思います。

LATERAL TRANSITION - 8 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

アウトソールが広く、グリップも良く、クッション面への修正も相まって、足はぶれず横方向へのステップは切りやすいです。

最高度のサポート性、剛性あるモデルとしてはこれ以上ないスムーズさだと思います。

HEEL-TOE TRANSITION - 6 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

DSC04712ヒールからフォアフットの重心移動では、広いアウトソールが干渉してきて違和感がいくつか…。ヒール部分が後ろ方向に出っ張り過ぎていて、カカトから接地のタイミングが通常のモデルと異なり、違和感あり。これは慣れれば大丈夫そうです。

フォアフットに体重を掛けた時の、変形の仕方が自然じゃない。フォアフットに剛性があり、復元性が高いモデルは好みなのですが(このモデルを買った理由の一つです)、このモデルは屈曲が、足の反りと合わず一瞬不安定になる。それを修正しつつプレーするのは可能ですが、疲れが早く来ます。

おそらく原因はズームエアやミッドソールではなく、アウトソールかと。ズームエアとミッドソールの動きは一致していますが、アウトソールだけ屈曲ポイントがあっていない。そんな印象です。

この点においてはLebron Xよりも更にビッグマン、体重あるプレイヤー向きになったと言えるでしょう。

BREATHABILITY - 8 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

DSC04711通気性は、ポジット素材が格子状になったことで、通気性はほぼむき出しになったインナーブーツの性能次第。インナーブーツは良く見るとローカットになっていて踝の下までしか高さがなく、素材も吸湿速乾性があり。

ポジット系モデルとしては以外なほど、通気性は良いです。

DURABILITY - 10 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

エア抜け以外に壊れる要素が見当たりません。

通常のFoampositeでは素材の剛性差により、屈曲部のヌバックにダメージが来ることがありますが、このモデルはシューレース・ホールがすべて格子状ポジットを通っているので、その弱点も克服。

インドアで着用ならばかなりの期間使えるでしょう。

WEIGHT - 7 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

約497g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

Final Conclusion

ビジブル・ズームエアの、Lebron Xからの進化を期待して試したこのモデル。

自分には残念ながら合いませんでしたが、すべての仕様がさらにビッグマン向けにアップグレードされており、素晴らしい仕上がりだと思います。

Lebron Xの履き心地が好きなビッグマンであれば、この機能をフルに使えるでしょう。

機能とは別ですが、フォームポジット素材をフルに使ったデザインには毎回ワクワクさせられます。現在、フォームポジット素材をフルに使ったシリーズは、このハイパーポジットだけなので頑張って続けてほしいですね。

サイズに関しては、長さ・高さは通常サイズです。幅はサイズを変えるほどではないですがポジットアッパーが足の形状によっては当たるかもしれないので、幅広の方は要試着です。

  • TRACTION - 10/10
  • CUSHIONING - 9/10
  • COURT FEEL - 7/10
  • FIT/LOCKDOWN - 10/10
  • SUPPORT - 10/10
  • LATERAL TRANSITION - 8/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 6/10
  • BREATHABILITY - 8/10
  • DURABILITY - 10/10
  • WEIGHT - 7/10
TOTAL SCORE
B+ 85 / 100

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