Nike Hyperdunk 2014 EP Performance Review

10月 29, 2015
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  • テストカラー:Dark Magnet Grey/Hyper Turquoise(653650-030)
  • 主な機能:Dynamic Flywire, Hyperfuse Construction, Targeted Lunarlon Cushioning, EVA Sockliner
  • 着用した主なプレイヤー:Klay Thompson, Kyrie Irving, Dirk Nowitzki, Pau Gasol, Marc Gasol, Draymond Green, Al Horford, Bradley Beal
  • 価格:¥17,064(国内)、$140(海外)

Introduction

※欧米ではEPバージョンの発売はないので$140はTBバージョンの価格です。

ナイキのバッシュのスタンダードラインとして定着して久しいハイパーダンク・シリーズ。

今回はEP(Engineered Performance)バージョンをテストしてみました。EPは日本人やアジア人向けに幅広のつくりの事を指します。前作ハイパーダンク2013ではJPN(Japan)と表記されてましたが、意味は同じです。

では機能の細部を見ていきたいと思います。

 

TRACTION - 8 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

DSC04610ダイヤモンド型のソールパターン。

ラバーの適度な粘性あり。EPの広いラストおかげで接地面積も多く、良くグリップします。

若干ほこりを吸着しやすいと感じましたが、拭けば問題なくグリップが持続します。

CUSHIONING - 8 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

DSC04611カカトのミッドソール部分にLUNARLONと書いてあるので、この張り出したミッドソールが全部ルナロンなのかと、手に取るまでは思ってましたが違ってました。

正しくはヒール周りやシャーシーなど外側部分はファイロン製。そのファイロンの枠とインソールに挟まれるようフルレングスでルナロンは配置されています。

ルナロンは正直薄く、あまり存在感なし。それ以上にファイロンの柔らかさが際立ちます。グニュッと沈むような感覚です。

同時期に購入したZoom Hyperposite 2のファイロンは頑健な岩のような感触でしたので、同じ素材とは思えないほど感触が違います。

またEVA素材のインソールもモチモチした触感で足あたりが心地よいです。

反発性に関しては物足りなく感じました。ファイロンの柔らかさのため、フォアフットの返り・復元性は弱めです。最初からしばらく履き込んだようなしなやかさ。購入当初から画像のように手で押しただけで簡単に屈曲します。

 

COURT FEEL - 10 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

柔らかく沈むセットアップなのでコートを近くに感じます。

 

FIT/LOCKDOWN - 8 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

DSC04607個人的な感想ですが幅広のEPは、靴下を一枚足してもつま先周りに幅・高さとも余裕があり、ブレを感じました。

自分が足幅は通常から狭めなので、サイズダウンすると長さが足りず…自分にEPは合っていないようです。

フォアフットより後ろは素晴らしいです。

ダイナミック・フライワイヤーと平紐がしっかりと足を包んでくれます。タンは足首にあたる上部に適度なパッドが入りピタッと足にフィット。ヒール周りはアキレスを包む膨らんだパッドはないですが、成型が良いのか履き口に最小限のパッドだけでしっかりカカトを支えてくれます。

 

SUPPORT - 9 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

DSC04612内外に設置されたTPU製のヒールカウンターでしっかり足首のブレをサポート。

TPU製シャンクプレートもシューズの捻れを防止。

EPの幅広のラストは安定感抜群。自分には広過ぎるので1点下げましたが足型が合えばサポートも満点だと思います。

 

 

LATERAL TRANSITION - 8 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

軽くて、柔らかいつくりは、スライドや細かいステップには向いていて、反発性を要求される急な切り返しやクロスオーバー時には若干弱いです。安定感はあるためぶれることはないですが、少し遅れるイメージです。

 

HEEL-TOE TRANSITION - 8 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

強くステップを踏むときは、やはり少し反応が遅れるイメージでした。

普通に走っているときはとてもスムーズです。

 

 

BREATHABILITY - 10 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

DSC04608通気性は非常に良いです。

フューズアッパーのメッシュ部分が多く、またタンから繋がる裏地も薄く通気を妨げません。両くるぶし部分にも大きく通気窓があります。

ハイパーダンクは毎年夏のオリンピックに合わせて発売になるので、夏向き仕様なのかもですね。

 

DURABILITY - 9 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

アッパーはメッシュパーツの面積が大きいですが、ベースの生地が厚く耐久性は問題ないかと。

ルナロンより柔らかいファイロンがヘタらないか心配でしたが、しばらく履いても感触に変化ありません。

 

WEIGHT - 9 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

約368g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

 

 

Final Conclusion

あらゆるポジションのプレイヤーを想定して設計されているハイパーダンク。

今回も弱点のない、バッシュ選びに迷ったらハイパーダンクと言えるバランスの良い出来かと。

感じる変化としては年々アグレッシブさよりサポート性を重視する傾向になって、ベテランやビッグマン用のシューズになって来ている印象です。NBAでもガソル兄弟やノヴィツキー、ドレイモンド・グリーンなどに好まれているのが分かる気がします。

サイズに関しては、上記のとおりEPは幅広なので通常のナイキサイズに慣れている方は要試着です。逆に幅広の足型にはフィットすると思います。

FIBA2014-Irving1

  • TRACTION - 8/10
  • CUSHIONING - 8/10
  • COURT FEEL - 10/10
  • FIT/LOCKDOWN - 8/10
  • SUPPORT - 9/10
  • LATERAL TRANSITION - 8/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 8/10
  • BREATHABILITY - 10/10
  • DURABILITY - 9/10
  • WEIGHT - 9/10
TOTAL SCORE
A- 87 / 100

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