Nike Air Max Audacity 2016(Air Max Audacity 2) Performance Review

3月 8, 2017
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  • テストカラー:Black/Reflect Silver-White-Pur(843884-001)
  • 主な機能:Hyperfuse, Dynamic Flywire, Half-length Inner Bootie, Phylon Midsole, Heel 180 Max Air Unit, TPU Internal Heel Counter, TPU Shank Plate
  • 着用した主なプレイヤー:Anthony Davis, DeMarcus Cousins, Ben Simmons, Kosta Koufos, Jonas Jerebko
  • 価格:¥12,960(国内)・$100(海外)

Introduction

今回は"Air Max Audacity 2016(Air Max Aucacity 2)"のパフォーマンス・レビューです。

今作はニューオーリンズ・ペリカンズで活躍するアンソニー・デイビスのセミシグネチャーモデルの2作目に当たります。

2作目ですが、モデル名は"Air Max Audacity 2"ではなく"Air Max Audacity 2016"

またナイキジャパンなどサイトの表記は「オーダシティ」ですが、黒タグには「オーデシティ」と記載されています。

検索の際には少し注意が必要です。


前作"Air Max Audacity"はテイクダウンモデルかと思いきや、想像を遥かに超えた素晴らしいパフォーマンス。

「期待値と実際のパフォーマンスのギャップ」はここ数年でダントツの一番でした。

今作は、ソール周りのツーリングは前作と同様で、アッパーはミッドからハイカットに変更。

ファイロンの密度・剛性、マックスエアのエア圧に変更なければ、今作もハイパフォーマンスが期待できそうです。

それでは細部を見ていきたいと思います。

 

TRACTION - 9 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

エッジ部分にヘリンボーン、中央は細かな円形が並んだパターンのアウトソール。

ラバーは硬めですが、粘性が非常に高く、ホコリにも強い仕様。

前作と全く同じソールですが、若干ラバーの質は良くなったのか、新品状態での違和感は今作では感じず、最初から素晴らしくグリップします。

中央の円形パターンが接地面積を限定する感覚も、今作ではほぼ無し。

前作よりわずかに良くなり、ほぼ満点と言えるパフォーマンスです。

CUSHIONING - 9 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

前作と全く同じ「ファイロン・ミッドソール」「ヒール・180マックスエア」のセットアップ。

ファイロンは適度にソフト且つ反発性もある感触で、マックスエアは通常レベルのエア圧と、履き心地も前作とまったく同じです。

重心移動がナチュラルで、レスポンスも速く、本当に快適。

前作同様、シンプルながらバランスの良い素晴らしいクッショニングです。

敢えて注文を付けるなら、ファイロンのみのフォアの衝撃吸収性がソコソコな点くらいでしょう。

COURT FEEL - 9 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

ここも前作と変わりません。

ほぼ完全にフラットなアウトソールは接地面積が大きく、安定性も問題なし。

内蔵されているシャンクプレートの干渉や、マックスエアの変形もありません。

クッションも厚過ぎることなく、動きの中でも常にかなりダイレクトな接地感があります。

FIT/LOCKDOWN - 8 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

この項目からようやく前作と違いが出て来ます。

アッパーはメッシュ素材とダイナミック・フライワイヤーの組み合わせで、フォアフットはインナーブーツ仕様。

メッシュ素材はかなりソフトで、シューレースを締めるとしっかりフィットします。

カットが高くなった足首周りも意外に普通にフィットし、ヒールカウンターへの足の収まりもナチュラルです。


ただ、このアグレッシブで剛性あるソールに比べると、アッパーは少しヤワヤワ過ぎかと。

剛性不足がプレーに大きく影響するわけではなく、普通にプレー出来ますが、どこかチープというか安っぽい印象を受けます。

発売直後からセール価格で売られている事を考えると妥当なマテリアルなのかもしれませんが…ちょっと残念です。


※サイズ選びについて※

サイズに関しては前作と同じで、通常のナイキサイズで問題ないでしょう。

SUPPORT - 7 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

前作よりハイカットになりましたが、足首周りはよりフリーになった感覚。

高いサポート性を期待して購入すると、アッパーの、特に足首周りのソフトさにガッカリするかもしれません。

それでもソールは安定性あるフラットな形状で、捻れ防止も十分。

ヒール周りはインターナル・ヒールカウンターがしっかりブレを防止。

平均レベルのサポート性は確保されています。

捻挫癖などがあるプレイヤーでなければ不安に感じることはないかと思います。

LATERAL TRANSITION - 9 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

前作と同じソールの重心移動は快適そのもの。

トラクションが良く、クッションの反応速度も素晴らしい。

マックスエアも動きに干渉することなくスムーズに動けます。

アッパーがソフトになった分、急な切り返しやクロスオーバーで極々僅かですが遅れを感じるので1ポイントマイナス。

遅れは本当に僅かなので、ほぼパーフェクトに近いパフォーマンスです。

HEEL-TOE TRANSITION - 10 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

前後方向ではアッパーが変わった影響は感じず、重心移動は常にスムーズ且つアグレッシブ。

前作と変わらぬ動きやすさです。

BREATHABILITY - 9 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

前作より唯一優っているポイントがこの通気性の部分。

アッパーの大部分が目の粗いメッシュなので、暑いシーズン向けの仕様かと。

足首がハイカットで、踝部分にパディングがあるためマイナス1ポイントですが、通気性はかなり優秀です。

DURABILITY - 6 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

プレーする前は、ヤワヤワなアッパーの耐久性はヤバいかも…と不安でしたが、予想よりはタフな作りです。

これはインナーブーツが入って2層構造になっている事と、変形しないソールのおかげかと。

それでも部活など毎日の着用に適した仕様ではなく、ローテーションの1足として履くのが正解でしょう。

WEIGHT - 9 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

約379g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

Final Conclusion

前作よりアッパーのマテリアルがグレードダウンした分だけ、トータルスコアもダウンしました。

マテリアルの影響は主に耐久性の部分なので、瞬間的なパフォーマンスは前作とほぼ同様でかなり快適。

ローテーションの1足としては申し分ないパフォーマンスです。

発売直後から多くのショップでセール品扱いで販売されていますし、コスパ的にもかなりお買い得なモデルかと。

 

個人的には前作の良さを再認識した結果になりました。

結局迷っていた"Anthony Davis PE"は我慢できず購入してしまいましたので、少し画像を載せておきます。

  • TRACTION - 9/10
  • CUSHIONING - 9/10
  • COURT FEEL - 9/10
  • FIT/LOCKDOWN - 8/10
  • SUPPORT - 7/10
  • LATERAL TRANSITION - 9/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 10/10
  • BREATHABILITY - 9/10
  • DURABILITY - 6/10
  • WEIGHT - 9/10
TOTAL SCORE
B+ 85 / 100

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