Jordan Super.Fly 5 Performance Review

1月 11, 2017
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  • テストカラー:Black/Infrared 23-Infrared 23(844677-003)
  • 主な機能:Hyperfuse Techonogy, Flight Web System, Full-length Inner Bootie, Forefoot Zoom Air Unit, Phylon Midsole, TPU Internal Heel Counter, TPU Shank Plate
  • 着用した主なプレイヤー:Kemba Walker, Blake Griffin, Jeff Green, Monta Ellis, Joe Johnson
  • 価格:¥19,440(国内)・$140(海外)

Introduction

今回はスーパーフライシリーズの5代目"Jordan Super.fly 5"のパフォーマンス・レビューです。

"Jordan Super.fly 2"から続いていた「フライトスピード(フライトプレート)+アンロック・ズームエア」は今作では不採用

オーソドックスなクッションセットアップに回帰しています。

大きく張り出したズームエアは個人的にはあまり好みではなかったので、この仕様変更は大歓迎。

インナーブーツもフルレングスになっていて、こちらも個人的に嬉しい仕様。

期待値はかなり高めです。

それでは早速細部を見ていきたいと思います。

TRACTION - 8 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

少しうねった網目の様なソールパターン。

ソリッドラバーは適度にソフトで、粘性も高め。

ソール形状はほぼフラットで、グリップに重要な箇所はしっかり接地します。

ホコリにも比較的強く、安定したトラクションと言って良いでしょう。

CUSHIONING - 7 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

イントロでも少し触れましたが、クッションはオーソドックスなファイロン・ミッドソールフォアフット・ズームエアのセットアップに。

ファイロンは若干硬めながら、モチモチと弾力ある質感。

フォアフットのズームエアは小さいユニットですが、クッション全体が薄いため、足裏に適度に感触があります。

ファイロンのみのヒールは薄くて硬く、衝撃吸収性は物足りないレベルでしょう。


ソール全体の剛性は強めで、屈曲からの復元も速い。

フォアのズームエアも復元と上手く連動します。

薄いクッションは反応が速く、反発性はなかなかに快適です。

COURT FEEL - 10 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

クッションは薄く、トラクションも良いため、常にダイレクトな接地感があります。

シンプルなつくりだけに癖がなく、満点の感覚です。

FIT/LOCKDOWN - 9 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

フューズ素材メインのアッパーに、フルレングス・インナーブーツを組み合わせたセットアップ。

インナーブーツは少し工夫があり、ヒールと、それ以外の部分に2分割されています。

分割された事で足入れが非常にしやすくなり、それでいてシューレースを締めると通常のインナーブーツ同様のフィット感を発揮してくれます。

またシューレースの上から2列目のフライトウェブのループも通常と異なり、シューズ内部でヒールの隅まで伸びて繋がった構造。

この構造のおかげで、足を強力にロックダウンできます。

ヒールには4つのアキレスパッドが設置され、ヒールカウンターへの足の収まりも良好。

アッパーのマテリアルはテイクダウンモデルっぽいですが、シューズ内部は履くプレイヤーの事を考えた素晴らしい仕様です。


1ポイントマイナスは「タンの切りっぱなしのエッジが足に刺さる」ため。

ロックダウンが素晴らしくタンも足にピッタリ密着する構造だけに、かなり強めに当たり、ホント刺さるくらいのイメージです。

低いカットのソックスは絶対NG。

ナイキのソックスであれば"Hi-quarter(ハイクォーター)"以上の高さを履かないと血を見る事になります…ご注意を。


※サイズ選びについて※

微妙にですが長めのつくり。

サイズを変えるほどではないので、基本、通常サイズで問題ないと思います。

SUPPORT - 9 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

フィット・ロックダウンが素晴らしく、剛性あるしっかりしたヒールカウンターも内蔵されています。

シューズの捻れや安定性も問題なく、タンが刺さる以外はパーフェクト。

ソックスのカットさえ間違えなければ、サポート性は問題ないでしょう。

LATERAL TRANSITION - 10 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

トラクション、接地感、フィット感が素晴らしいので、トランジションも自動的にパーフェクト。

衝撃吸収性が犠牲になっている分、動きやすさは増しています。

HEEL-TOE TRANSITION - 10 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

左右方向だけでなく、前後方向も快適。

足裏の動きとソールの変形がピタリと合っている感覚があり、非常にスムーズです。

BREATHABILITY - 7 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

アッパーの大部分は通気しないフューズ素材に、メッシュ生地を貼ったテキスタイル構造。

親指当たりのアッパーに通気口がありますが、小さく通気性は限定的。

メッシュのタン部分からは大きく通気します。

トータルで平均レベルと言ったところでしょう。

DURABILITY - 10 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

インナーブーツとの2層構造で負荷は分散され、元々頑丈なフューズ素材をメッシュとTPUで全体をコーティングしてあります。

変形やブレも起きない剛性あるつくりなので、練習用とか試合用とか気にせず、ガンガン履いて良いバッシュかと。

WEIGHT - 9 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

約396g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

Final Conclusion

今作と同じインナーブーツ仕様と言うこともあり、性能を比較する意味で"Air Jordan XXXI(31)"を毎回一緒に練習に持参。

回を重ねる毎に今作"Jordan Super.Fly 5"の出番が長くなっていき、最終的にゲーム形式では必ず今作を選ぶようになっていました。

「トップモデルよりチームモデルである今作の方が格段にプレーしやすい」と言うのが正直な感想。


衝撃吸収性だけは犠牲になっていますが、それ以外の項目は隙が無く、トータルスコアは大きく伸びました。

新しいマテリアルやテクノロジーに頼るのではなく、純粋にバッシュの設計・デザインだけで勝負したバッシュかと。

製造原価はかなり安いと思われますが、パフォーマンスは本物です。

  • TRACTION - 8/10
  • CUSHIONING - 7/10
  • COURT FEEL - 10/10
  • FIT/LOCKDOWN - 9/10
  • SUPPORT - 9/10
  • LATERAL TRANSITION - 10/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 10/10
  • BREATHABILITY - 7/10
  • DURABILITY - 10/10
  • WEIGHT - 9/10
TOTAL SCORE
A- 89 / 100

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