Nike Zoom Run The One EP Performance Review

- テストカラー:Wolf Grey/U.Red(683247-005)
- 主な機能:Hyperfuse Technology, Forefoot Zoom Air Unit, Heel Zoom Air Unit, Phylon Midsole
- 着用した主なプレイヤー:James Harden, Andre Iguodala, Gordan Hayward, Leandro Barbosa
- 価格:¥17,064(国内)、$100(海外)
Introduction
2014-15シーズンにMVP級の大活躍をしたジェームズ・ハーデンや、ファイナルMVPのアンドレ・イグダーラが着用し、シーズンを通して目にする機会の最も多かったバッシュの内の1つです。
良いプレーをしているNBA選手は概して良いバッシュを履いていることが多いので、今回のZoom Run The Oneはかなり期待をして購入しました。
では機能の細部を見ていきたいと思います。
TRACTION - 9 / 10
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。
CUSHIONING - 7 / 10
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。
ファイロン・ミッドソールに、フォアフットとヒールにズームエアのセットアップ。
国内外の公式ページの商品説明では'フォアフット・ズームエアのみ'と記載されていますが、これは間違いです。
ヒールにもしっかりズームエアが入っています。
こういった公式の情報が間違っていることは頻繁にあるので、あまり信用しない方が良いです。
これが、このレビューサイトを始めた理由の一つでもあります。
話が逸れました。
肝心のクッショニングですが、ファイロンが硬く、ズームエアをあまり感じません。
全体が薄い作りなこともあって衝撃吸収性は平均以下。
フォアフットの剛性はそれなりにあるので、ズームエアを感じれないにしても反発性はまあまあ。
トータルして平均的なクッショニングです。
COURT FEEL - 10 / 10
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。
FIT/LOCKDOWN - 10 / 10
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。
SUPPORT - 9 / 10
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。
LATERAL TRANSITION - 10 / 10
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。
軽量且つフィット感抜群のセットアップは、シューズを履いているのを忘れるほどスムーズに動けます。
横方向の動きに最適なシューズを求めるなら、間違いないモデルだと思います。
HEEL-TOE TRANSITION - 8 / 10
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。
個人的にはもう少しフォアフットの剛性・反発性が欲しいところですが、それでも平均以上の走りやすさ。
ソールの角度が付いた部分も、違和感なく適度に重心移動を加速してくれます。
BREATHABILITY - 10 / 10
通気性能。 通気が良いほど高評価。
DURABILITY - 6 / 10
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。
非常に軽量モデルなため、耐久性はそこそこです。
まずつま先の塗装が軽い衝撃で剥がれます。
またソールに角度が付いている部分は、ちょうどフォアフット・ズームエアのウィンドウがある部分のため、十数回使った頃には左足のウインドウのカバーパネルが割れてなくなっていました。
この段階ではズームエアにダメージはないので機能には影響なし。
ただ、使用するに連れてダメージが蓄積されていくと思われます。
ロープライスモデルなので、この辺は仕方がない仕様かと。
WEIGHT - 10 / 10
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。
Final Conclusion
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TRACTION - 9/10
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CUSHIONING - 7/10
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COURT FEEL - 10/10
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FIT/LOCKDOWN - 10/10
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SUPPORT - 9/10
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LATERAL TRANSITION - 10/10
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HEEL-TOE TRANSITION - 8/10
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BREATHABILITY - 10/10
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DURABILITY - 6/10
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WEIGHT - 10/10