Nike Air Max2 CB ’94 Performance Review
- テストカラー:Phoenix Suns Away(311090-103)
- 主な機能:Heel 180 Max Air Unit, Forefoot Encupsoled Air Unit, Inner Bootie, Polyurethane Midsole
- 着用した主なプレイヤー:Charles Barkley, Nate Robinson, P.J.Tucker, Gilbert Arenas
- 価格:¥17,280(国内)、$140(海外)
Introduction
ナイキは90年代の復刻モデルのレビューが続きます。
これの直前に購入したAir Max Uptempoが予想に反して、かなりの高パフォーマンスだったので、このモデルももしかしたら!と衝動買いしました。
このカラーは国内発売はなく、海外からの購入となりました。
では早速、機能の細部を見ていきたいと思います。
TRACTION - 8 / 10
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。
CUSHIONING - 8 / 10
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。
180ヒール・マックスエアとフォアフット・エアとポリウレタン・ミッドソールのセットアップ。
見かけは硬そうなシューズですが、履き心地は思いのほかフカフカとソフト。
エアもしっかり感じられ、さすが体重あるチャールズ・バークリーのシグネチャーだけあって、衝撃吸収性は優秀です。
フォアフットの剛性も見た目に反してソフト。
そのため反発性は平均レベルです。
COURT FEEL - 7 / 10
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。
FIT/LOCKDOWN - 5 / 10
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。
SUPPORT - 8 / 10
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。
アウトソールの形状はフラットで、広めの設計のため十分な安定性があります。
ヒール周りはインターナル・ヒールカウンターとインナーブーツでしっかりブレ防止。
ジャストサイズで履けない分、1ポイント下げましたが、それでもしっかりしたサポート性能があります。
LATERAL TRANSITION - 6 / 10
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。
ジャストサイズで履けない事が横方向への動きには、かなりマイナス。
動き出し、切り返しでシューズ内で足が動き、その分遅れが生じます。
HEEL-TOE TRANSITION - 7 / 10
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。
BREATHABILITY - 6 / 10
通気性能。 通気が良いほど高評価。
メッシュのタンと、アッパーのシルバー部分しか通気可能箇所はありません。
加えてインナーブーツがあるので、平均以下の通気性です。
DURABILITY - 9 / 10
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。
WEIGHT - 5 / 10
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。
Final Conclusion
前回のAir Max Uptempoが大当たりだとしたら、今回は残念ながら大はずれでした。
それにしてもインナーブーツの欠陥は、発売前に誰も気付かなかったのか?と不思議に思います。オンコートで使うには、サイズインナーブーツを切って履き口を調整する必要があるでしょう。
オフコートで楽しむのが正解のモデルかと思います。
サイズに関しては前述のとおり、インナーブーツの履き口が極端に狭いため、通常のNikeサイズからハーフサイズ、もしくはワンサイズUPが必須です。
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TRACTION - 8/10
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CUSHIONING - 8/10
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COURT FEEL - 7/10
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FIT/LOCKDOWN - 5/10
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SUPPORT - 8/10
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LATERAL TRANSITION - 6/10
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HEEL-TOE TRANSITION - 7/10
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BREATHABILITY - 6/10
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DURABILITY - 9/10
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WEIGHT - 5/10