Nike Air Max2 CB ’94 Performance Review

11月 28, 2015
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  • テストカラー:Phoenix Suns Away(311090-103)
  • 主な機能:Heel 180 Max Air Unit, Forefoot Encupsoled Air Unit, Inner Bootie, Polyurethane Midsole
  • 着用した主なプレイヤー:Charles Barkley, Nate Robinson, P.J.Tucker, Gilbert Arenas
  • 価格:¥17,280(国内)、$140(海外)

Introduction

ナイキは90年代の復刻モデルのレビューが続きます。

これの直前に購入したAir Max Uptempoが予想に反して、かなりの高パフォーマンスだったので、このモデルももしかしたら!と衝動買いしました。

このカラーは国内発売はなく、海外からの購入となりました。

では早速、機能の細部を見ていきたいと思います。

 

TRACTION - 8 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

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アウトソールは"Godzilla"(ゴジラ)をイメージした独特のパターン。

1992年に放映されたバークリーvsゴジラを描いたCMからインスパイアされたデザインとのこと。


ラバーは比較的柔らかく粘性も高めで、しっかりグリップします。

キュッと音はあまり鳴らず、ほぼ無音で止まるタイプです。

ほこりには弱く、頻繁に拭いてやる必要があります。

 

CUSHIONING - 8 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

180ヒール・マックスエアとフォアフット・エアとポリウレタン・ミッドソールのセットアップ。

見かけは硬そうなシューズですが、履き心地は思いのほかフカフカとソフト。

エアもしっかり感じられ、さすが体重あるチャールズ・バークリーのシグネチャーだけあって、衝撃吸収性は優秀です。

フォアフットの剛性も見た目に反してソフト。

そのため反発性は平均レベルです。

 

COURT FEEL - 7 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

DSC04811クッションの厚さがあり、柔らかいクッショニングである事は接地感覚にはマイナス。

衝撃吸収性と接地感はトレードオフですね。

 

FIT/LOCKDOWN - 5 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

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フィット感に関しては、"インナーブーツの入り口が狭すぎる!"

感想はこれに尽きます。

マイサイズの27.5cmでも、サイズ上げて28.0cmでも足は入らず…。極薄のソックスに変えることで、何とか足は入りました。

困るのがシューズ内の空間は通常サイズなので、ソックスが薄くなった分スペースが空いてしまいます。自分はバッシュはジャストサイズで履きたい派なので、スコアは大幅にマイナスになりました。

SUPPORT - 8 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

アウトソールの形状はフラットで、広めの設計のため十分な安定性があります。

ヒール周りはインターナル・ヒールカウンターとインナーブーツでしっかりブレ防止。

ジャストサイズで履けない分、1ポイント下げましたが、それでもしっかりしたサポート性能があります。

LATERAL TRANSITION - 6 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

ジャストサイズで履けない事が横方向への動きには、かなりマイナス。

動き出し、切り返しでシューズ内で足が動き、その分遅れが生じます。

HEEL-TOE TRANSITION - 7 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

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縦方向へ動く際にも、ジャストサイズでないことが影響してきます。

横方向ほどではないですが、屈曲点が合わないことで違和感があります。

BREATHABILITY - 6 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

メッシュのタンと、アッパーのシルバー部分しか通気可能箇所はありません。

加えてインナーブーツがあるので、平均以下の通気性です。

DURABILITY - 9 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

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アッパーはしっかり刺繍されていて強度に問題なし。エア抜けもインドアで使う限りは心配ないでしょう。

特にオフコートで長期履きたい場合は、ポリウレタンが加水分解しないよう、保管には気を使う必要があります。

WEIGHT - 5 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

DSC04810約554g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

 

Final Conclusion

前回のAir Max Uptempoが大当たりだとしたら、今回は残念ながら大はずれでした。

それにしてもインナーブーツの欠陥は、発売前に誰も気付かなかったのか?と不思議に思います。オンコートで使うには、サイズインナーブーツを切って履き口を調整する必要があるでしょう。

オフコートで楽しむのが正解のモデルかと思います。

サイズに関しては前述のとおり、インナーブーツの履き口が極端に狭いため、通常のNikeサイズからハーフサイズ、もしくはワンサイズUPが必須です。

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  • TRACTION - 8/10
  • CUSHIONING - 8/10
  • COURT FEEL - 7/10
  • FIT/LOCKDOWN - 5/10
  • SUPPORT - 8/10
  • LATERAL TRANSITION - 6/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 7/10
  • BREATHABILITY - 6/10
  • DURABILITY - 9/10
  • WEIGHT - 5/10
TOTAL SCORE
C+ 69 / 100

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