Nike KD VII(7) Performance Review

11月 9, 2015
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  • テストカラー:Easy Money(653996-330)
  • 主な機能:Dynamic Flywire, Hyperposite Technology, Heel 180 Zoom Air Unit, Forefoot 8mm Zoom Air Unit, Phylon Midsole, TPU Shank Cable(?)
  • 着用した主なプレイヤー:Kevin Durant, J.R. Smith, Zach Lavigne, Tony Wroten, Jarret Jack, Wilson Chandler
  • 価格:¥17,064(国内)、$150(海外)

Introduction

ケビン・デュラントのシグネチャーの7代目。

デュラントがシーズンMVPを獲得した翌シーズンに着用するモデルとあって結構発売前から騒がれていたモデルです。
前作のKD VIのワンピース・アッパーはなかなか奇抜で驚きましたが、そこから更に奇抜にしてくるのか、落ち着いた機能にしてくるのか個人的にも気になっていたので、発売直後に購入しました。

では機能の細部を見ていきたいと思います。

TRACTION - 10 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

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天気予報の等圧線をイメージしたソール・パターン。天気予報士がデュラントの小さいころの夢だったため、彼のシグネチャーには天気を絡めたデザイン・カラーが良く出てきます。

ラバーは非常に粘性があり、またとても柔らかい。ミッドソールのファイロンもかなり柔らかいものが使われていて、体重をかけるとソール全体が沈んで、ヒタッとコートに張り付くような感覚。アシックスのバッシュと似たようなトラクションです。

ほこりは若干吸着しやすく感じましたが、たまに拭いてやればパフォーマンスは維持されます。

CUSHIONING - 7 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

DSC04822ミッドソールのファイロンがかなり柔らかいため、ズームエアのプニプニした感触をダイレクトに感じます。衝撃吸収性は最高レベルだと思います。

やはりこの柔らかいセットアップだと反発性はイマイチ。というより正直かなり物足りなく感じました。ジャンプするにも、切り返しをするにも動き出しが一歩遅れます。

フォアフットの屈曲部の剛性はそこそこあり、ズームエアも大容量で入っています。ただ、それを囲むミッドソールが柔らか過ぎるため、体重を掛けてもエネルギーが分散してしまい足に還ってきません。エア圧自体が低いことも反発性が足りない一因かと思われます。

COURT FEEL - 8 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

DSC04820柔らかく沈むようなクッション・セットアップは重心がブレて接地感が薄れる事が多いです。

このモデルでも急なムーブ時はブレが起こることがありましたが、アウトソールがコートをピタッと掴むことにより、とトータルの接地感は平均以上です。

FIT/LOCKDOWN - 9 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

ハイパーフューズとフォームポジットを組み合わせた「ハイパーポジット・アッパー」。そこにダイナミック・フライワイヤーと、ストラップが加わります。

ヒール周りは十分なパディングがあり、インターナル・ヒールカウンターとポジット素材でしっかりかかとをロック。
フォアフットはKDモデルあるあるですが、甲が少し低め。そのためシューレースを締め過ぎると圧迫感を感じますが、調節すればフィット感は申し分なし。

ストラップはデザインとしてのアクセントだと思います。

SUPPORT - 9 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

DSC04819全体が非常に安定性ある設計。

アウトソールも小指部分に張り出したアウトリガーがあります。ポジット素材もストレス無くかかとのブレを防止。中足部にはTPU素材のケーブル状パーツを配置し、捻れを防止してくれます。

LATERAL TRANSITION - 6 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

クッショニングの項目で指摘したとおり、柔らかいクッションに吸収され動き出しが一歩遅れます。

HEEL-TOE TRANSITION - 7 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

上記のラテラル・トランジションと同じ感想。柔らかいクッションに吸収され動き出しが一歩遅れます…。

BREATHABILITY - 7 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

DSC04821フォアフットのメッシュには裏地が張られているためで、通気性は期待したほどではありません。

ヒール周りはポジット素材で通気性ゼロ。

トータルして平均レベルかと。

DURABILITY - 8 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

DSC04818長期使用で考えた場合、ビジブルエアと、フォアフットのフューズ素材にダメージが来る可能性があります。

それでもメッシュには裏地が張ってあり、つま先をTPU素材でコーティングしたりと、平均以上の耐久性あり。

小指側にもTPUコーティングがあれば尚良かったですね。

WEIGHT - 9 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

約360g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

Final Conclusion

Kobe IX EMと同じような感想になりました。

クッションが沈み過ぎて動きにくい。

履いた瞬間、動く前がピークのシューズでした。

35歳を越えたコービーがこのサポート性・クッション性を求めるのは分かります。

ですが、MVPを取ったばかりで全盛期を迎えつつあるデュラントための機能では決してない。

そう言い切れます。シーズンでもほとんど旧作のKD VIを履いていたのも納得です。

自分もVIとVIIどちらか選べるなら間違いなくVIです。KD VIIのデザインはすごく好きなのですけどね…デザインは。

この沈むクッションはルナロン並みで、衝撃吸収性を何より重視するプレイヤー、またKobe IX が合っていたプレイヤーにはオススメできる1足です。

サイズに関しては、長さ・幅は通常サイズです。高さは低めなので、足甲が高い方はハーフサイズUPが良いでしょう。

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  • TRACTION - 10/10
  • CUSHIONING - 7/10
  • COURT FEEL - 8/10
  • FIT/LOCKDOWN - 9/10
  • SUPPORT - 9/10
  • LATERAL TRANSITION - 6/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 7/10
  • BREATHABILITY - 7/10
  • DURABILITY - 8/10
  • WEIGHT - 9/10
TOTAL SCORE
B 80 / 100

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