Jordan Velocity Performance Review

10月 30, 2015
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  • テストカラー:Riverwalk(688975-025)
  • 主な機能:Flight Web System, Injected Phylon Midsole, Forefoot Zoom Air
  • 着用した主なプレイヤー:-
  • 価格:-(国内)、$125(海外)

Introduction

今回は珍しいモデル「Jordan Velocity」のレビューです。

Air Jordan 16をモチーフにしたジョーダンチーム系モデル。しかも国内発売はなく、輸入販売ショップのみ取り扱いなので知らない方も多いと思います。個人的もデザインはそこまで好みではなく、パスしようと思ったのですが、価格とカラーに惹かれて買ってしまいました。

それでは機能の細部を見ていきたいと思います。

TRACTION - 7 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

DSC04623どこかで見たようなアウトソール。

Jordan Olympiaのアウトソールと全く同じものです。

補足説明しますとOlympiaは北京オリンピックでカーメロが着用していたモデルです。

このスモークがかったクリアラバーは粘性は高くないですが、適度に柔らかい。ソール形状がフラットなので、接地面積も多く、非常に良くコートをグリップします。

ただし、ほこりにも非常に弱い。ほこりの多いコートだと頻繁に拭いてやる必要があります。

CUSHIONING - 8 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

DSC04616ヒール部分は柔らかいアウトソールとファイロン・ミッドソールで必要最小限の衝撃吸収性。全体的にコートに近い、薄めの設計です。

ヒール部分に「ZOOM」と刻印されてますが、ズームエアがあるのはフォアフットのみです。そのズームエアはあまり存在を感じません。

そのかわり、フォアフットの復元性が強いので、反発性は十分な強さがあります。

 

COURT FEEL - 9 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。


土踏まずまでフラットなアウトソールに、薄めのソールたち。物理的にコートにとても近いセットアップです。

ただし、前述のとおりソールがほこりを吸着しやすく、その間はコート感覚が鈍くなるので1点マイナスです。

FIT/LOCKDOWN - 10 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

DSC04622まずヒール周り。

ヒールカウンターがしっかり左右へのブレを軽減。膨らんだアキレス・パッドはありませんが、アンクル周りのアッパーとタンが厚めでモチっとした足あたり。

フォアフットもフライトウェブ・システムがありしっかりと足を固定。

シューレースは丸紐ですが、編み方が良いのかプレー中に緩むことはありません。厚いタンの上からでもしっかり足をホールドします。

SUPPORT - 9 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

DSC04614フラットなソールは安定性があり、TPUシャンクプレートが捻れを防止。

小指部分のミッドソールが少し巻き上がっていて、足の溢れも防止。

ヒールカウンターが左右へのブレを軽減。

ここでも、ほこりで滑りやすい点で1点マイナスです。

LATERAL TRANSITION - 9 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

フィット感が良く足との一体感があるので、グリップが効く限りはスムーズに動けます。

HEEL-TOE TRANSITION - 9 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

DSC04615フラットなソールは縦方向へのトランジションは良い傾向があり、これも例に漏れません。

やはりほこりに弱いのは変わらずです。

ズームエアの存在感は弱いですが、シャンクプレートがヒールからつま先へのスムーズな重心移動を助け、剛性あるフォアフットが次のステップへの推進力を与えてくれます。

BREATHABILITY - 7 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

アッパーの素材は厚く、通気性はあまり良くないです。

DURABILITY - 10 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

DSC04621おそらく今のローテーションの中で最も酷使しているモデルですが、つま先のシワが付きやすいくらいで、それ以外は特にダメージありません。

つま先のトゥーガードが、小指より少し後ろまで伸びているのが特に良いポイント。一番負荷のかかる小指部分に接ぎ目がないので、耐久性がグンと上がっています。

このつくりだとトゥーガードが小指に当たって痛いのでは?と見たときは思いましたが、履いてみるとライニングに厚みがあり、トゥーガード自体も光沢がありますがパテントではなく柔らかいレザーなのでストレスなく履けました。

耐久性が、このモデルの最大のアピールポイントかもしれません。

WEIGHT - 8 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

約422g(27.5cm・片足)

※実際に計測した重量です。

Final Conclusion

非常にコストパフォーマンスの高いモデルです。海外ではアウトレットに並んでますが悪かったのはセールスの仕方であって機能ではない、と履いてみて感じました。

デザインに抵抗が無ければ一度試してみて欲しいモデルです。

サイズに関しては、幅・長さは通常です。タンが厚いので甲の高い方は要試着です。

 

-最後に、このJordan Velocity、海外ではかなり多数のカラー展開がありながらNBA選手が誰も履かず、パフォーマンス・レビューも誰もやっていない、ある意味希少な存在です。そんなモデルのレビューを誰が読むんだろう?と思いながら書きました。このレビューが世界初かもしれません。

ここまで読んで頂けた方がいたら感謝です。

  • TRACTION - 7/10
  • CUSHIONING - 8/10
  • COURT FEEL - 9/10
  • FIT/LOCKDOWN - 10/10
  • SUPPORT - 9/10
  • LATERAL TRANSITION - 9/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 9/10
  • BREATHABILITY - 7/10
  • DURABILITY - 10/10
  • WEIGHT - 8/10
TOTAL SCORE
A- 86 / 100

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