Nike Sabrina 1 EP Performance Review

5月 28, 2026
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  • テストカラー:Dedication(HF5517-302)
  • 主な機能:React Midsole, Forefoot Zoom Air ,Half Inner Bootie, TPU Shank Plate,TPU Internal Heel Counter
  • 着用した主なプレイヤー:Jrue Holiday,Corey Kispert,Payton Pritchard,Kris Dunn,Landry Shamet,Jaden McDaniels,Aaron Holiday,Moses Moody,Ben Sheppard,Tre Jones,De'Andre Hunter,Markelle Fultz,Sam Hauser,Danuel House Jr.
  • 価格:¥14,300・$130

Introduction

今回はSabrina Ionescu (サブリナ・イオネスク)の1srシグネチャー“Nike Sabrina 1 EP(ナイキ サブリナ 1 EP)”のパフォーマンス・レビューです。

こちらは国内展開の「EPラスト」

海外展開のグローバルラストは先日レビューして、フィッティングを無理やり合わせるかたちでしたがなかなかのハイスコアを叩き出しました。

⇒Nike Sabrina 1 By You Performance Review

今作はあそこまでの苦労は無しに良いパフォーマンスを提供してくれると期待して細部を見て行きたいと思います。

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TRACTION - 10 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

全体が「ストーリーテリングパターン」のアウトソール。

今作はEPラストですが素材はXDRではなく「トランスルーセントラバー」で、やや硬めで粘着性は平均レベルな質感。

スキール音は適度に鳴り、クッションが荷重に若干影響しますが、スコアを下げるほどではなく、ナチュラルな止まり方で基本快適。

細かいパターンはホコリの吸着がそれなりにあるものの、こちらもトラクションにはほとんど影響せず。

グローバル同様に素晴らしいトラクション。パーフェクトです。

 

CUSHIONING - 7 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

「リアクト・ミッドソール」「フォアフット・ズームエア」を合わせたセットアップ。

フォアフットのリアクトはアウトソールでほぼ完全にケージ。

リアクトに触れた質感は、標準的な沈み幅で、そこからの復元はややゆっくりめ。

フォアフットの屈曲剛性は平均レベルで、そこからの復元スピードは速め。

ミッドフットの捻れ剛性は弱め、いずれの剛性もグローバルに比べソフトになっています。

足入れをしてみると、前後のクッションバランスはほぼフラット。

クッションの厚みもグローバルに比べ、全体的に明らかに薄くなっています。

動いてみると、毎ステップでフカッと沈むいわゆる「砂浜仕様」。

薄くなってもまだそれなりに厚みはあり、微妙な遅れの原因となってしまっています。

ポジティブな面としては一様に沈むので怪我する可能性は低そうな事。

"Jordan Why Not Zero.1 PF"にかなり似たクッションで、頑張れば普段どおり動けますが、沈みをカバーするために脚力を使うので疲労は増します。

⇒Jordan Why Not Zer0.1 PFX Performance Review

ミッドソールを薄くしたことの弊害はもうひとつあり、それは「フォアとヒールの重量差」

今作はフォアがヒールに対して軽くなり過ぎていて、強制的にヒールストライク、カカトからの接地に誘導されてしまいます。

バスケのステップは自然落下の接地で、フォアを多用する方が効果的な場面が多いはず。

今作を他のバッシュと同じ感覚で履くと思いがけず非効率なステップを使う事になり、最初はかなり違和感がありました。

少し意識したら普段のステップリズムに戻せましたが、ここでも無駄な脚力を使っていることになり疲労の追加に。

これはシューレースレスモデル"N3XT L3V3L(ネクストレベル)"に代表されるように、アディダスバッシュで比較的多くみられる仕様です。

⇒Adidas N3XT L3V3L Performance Review

※この系統のモデルを履いて快適な方は今作も当レビューとは違った感触になるでしょう。

総じてグローバルに比べるとテイクダウン感のあるクッショニングになってしまっています。

※インソールに関してはスーパーフィートのグリーンリアクトインソールも微妙。

スジオカボードたちのいずれも反応スピードを僅かに上げてくれますが、疲労感はあまり変わらず。現時点では最適解を見つけられずにいます。。

⇒スジオカボード1.6mm

⇒スジオカボードサマー

⇒スジオカボード1.5mmホワイト

※インソール・ボード交換はスコアに含めていません。

 

COURT FEEL - 8 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

クッションは適度な厚さの範囲で薄くなっていますが、リアクトの沈み感が強くなった分スコアダウンです。

FIT/LOCKDOWN - 9 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

「ハーフ・ブーティー」「アッパー」が包むオーソドックスなセットアップ。

アッパーはシンセティックレザーの表面に刺繍を含むメッシュ素材を貼り付けた「テキスタイル」「スクリーンメッシュ」、それに「フライワイヤー」の組み合わせ。

ワイヤーはシューレースとストロベルボードを繋ぐかたちで、アッパーの一層内側に配置。

テキスタイルは適度にしなやかで適度な厚みもあります。

シューレースはオーソドックスなオーバル(楕円型)仕様。

履き口は大きく開き、足入れは簡単で、足首周りのパディングは厚く、内部素材はウレタン系のメモリーフォームでヒールの収まりは良好。

シューレースによるロックダウンも良好で、ここまではグローバルと同様の高評価。

気になるのは唯一「高さを持たせたトーボックス」

EPラストらしい仕様で、ヒールのしっかりした押さえに対してトーはややルース。

ソックスを厚手に変更すれば何とかなりますが、人によってはトーボックスを埋めようとするとカカトが窮屈に、なんてことが起きそうです。

とは言え注文を付けるとしたらそれくらいで、トータルでは優秀なフィット感を享受できるでしょう。

※※※サイズ選びに関して※※※

普段のマイサイズからハーフサイズ(0.5cm)ダウンの「ウィメンズ27.5㎝(メンズ27.0㎝)」を購入。

ダウンしたにも関わらず長さはけっこう余り、どうやら「フルサイズ(1.0cm)ダウン」が正解だった模様です。

厚手のパワーエリートソックスで空間を埋めて履くことは出来ましたが、購入の際には注意が必要です。

グローバルとは異なり、今作EPラストのクッションにはポテンシャルを感じなかったためサイズ感の深追いはしませんでした。

SUPPORT - 7 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

捻れ剛性はグローバルよりもソフトになっていますが、クッションが薄くなっているのでプレーしていてバランスを崩すような事は無し。

捻挫癖のある方や関節に不安のある方は要注意ですが。

個人的にはクッションの砂浜感から来る疲労の蓄積で肉離れや腱障害を起こしそうに感じました。

強度の高いバスケではグローバル、軽い練習ではEPと履き分けるのが良さそうです。

LATERAL TRANSITION - 8 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

左右方向の重心移動では砂浜感が気になるものの、グリップはしっかり効くので頑張れば普段通り動けます。

HEEL-TOE TRANSITION - 8 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

前後方向も左右方向と同様で疲労が溜まりますが頑張れば普段通りのステップが踏めます。

BREATHABILITY - 9 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

トーボックスや他のテキスタイル部分は素材がしっかりしていてあまり通気せず。

その分、タンのメッシュ部分とアッパー左右のスクリーンメッシュからしっかりと通気。

グローバル同様に優秀なレベルの通気が期待できるかと。

DURABILITY - 7 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

グローバル同様、スクリーンメッシュの部分の劣化は少し気になります。

またソールのトランスルーセントラバーは経年による変色は仕方ないですが、摩耗はややしやすい部類のラバー配合かなと。

とは言えまだまだ全然グリップしてくれるので、トータルでは平均レベルの耐久性は確保されていそうです。

WEIGHT - 10 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

約372g (ウィメンズ27.5cmm・片足)

Final Conclusion

今作をまとめますと「自己満足」

自分がサブリナ1をレビューしたのはデザインに惹かれ、ただただ履きたかったから。

パフォーマンスはそこそこですが、非常に楽しく履けました。

今後も強度の低いバスケや指導で使い倒したいと思います。

なので特別な理由が無い方は今作はスルーが良いでしょう。

ハイパフォーマンスを求めるなら現行の後継機サブリナ3が圧倒的な性能を誇るのでそちらを強くオススメします。

今回は以上になります。

このレビューが少しでもバッシュ選びの参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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  • TRACTION - 10/10
  • CUSHIONING - 7/10
  • COURT FEEL - 8/10
  • FIT/LOCKDOWN - 9/10
  • SUPPORT - 7/10
  • LATERAL TRANSITION - 8/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 8/10
  • BREATHABILITY - 9/10
  • DURABILITY - 7/10
  • WEIGHT - 10/10
TOTAL SCORE
B+ 83 / 100

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