Nike Sabrina 1 By You Performance Review

5月 10, 2026
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  • テストカラー:Nike By You(FJ4036-900)
  • 主な機能:React Midsole, Forefoot Zoom Air ,Half Inner Bootie, TPU Shank Plate,TPU Internal Heel Counter
  • 着用した主なプレイヤー:Jrue Holiday,Corey Kispert,Payton Pritchard,Kris Dunn,Landry Shamet,Jaden McDaniels,Aaron Holiday,Moses Moody,Ben Sheppard,Tre Jones,De'Andre Hunter,Markelle Fultz,Sam Hauser,Danuel House Jr.
  • 価格:¥14,300・$130

Introduction

今回はSabrina Ionescu (サブリナ・イオネスク)の1srシグネチャー“Nike Sabrina 1 (ナイキ サブリナ 1)”のパフォーマンス・レビューです。

こちらは国内展開のEPラストではなく、Nike By You(ナイキバイユー)でカスタマイズ製作した「グローバルラスト」

時系列は逆になってしまい恐縮ですが、先にレビューした後継のサブリナ3 EPはまさかまさかのハイパフォーマンス。

⇒Nike Sabrina 3 EP Performance Review

デザイン的には今作の方が圧倒的に好みなので、機能面でも3と同等、最低でもそれに迫るものが見れたら嬉しいです。

どうなりますか?早速その細部を見て行きたいと思います。

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TRACTION - 10 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

全体が「ストーリーテリングパターン」のアウトソール。

素材は白い「ソリッドラバー」で、標準的な硬度と粘着性です。

スキール音は適度に鳴り、クッションが荷重を阻害することも無く、非常にナチュラルな止まり方。

パターンは細かくホコリの吸着はそれなりにありますが、トラクションにはほとんど影響しません。

やはり白いソリッドラバーは数あるラバーオプションの中でも、安定のトップティアだと再確認しました。

CUSHIONING - 8 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

「リアクト・ミッドソール」「フォアフット・ズームエア」を合わせたセットアップ。

フォアフットのリアクトはアウトソールでほぼ完全にケージされています。

リアクトに触れてみると、標準的な沈み幅で、そこからの復元はややゆっくりめ。

フォアフットの屈曲剛性はやや強めでそこからの復元スピードも速め。

ミッドフットの捻れ剛性はやや弱めです。

足入れをしてみると、前後のクッションバランスはほぼフラット。

動いてみると、強いステップでフォアがかすかに沈むのが気になった以外は基本スムーズ。

試合で履くにはあと一歩な印象ですが、癖が少なく練習ではガンガン履きたいと思えるパフォーマンス。

…ただしこれは「フィッティングを完璧に合わせた場合に限る」と注釈が付くので、詳細はフィットの項目で述べます。

※インソールに関してはスーパーフィートのグリーンが最適解。リアクトインソールは微妙でした。

スジオカボードたちはいずれも反応スピードを上げてくれますが、今作に関してはスーパーフィート単体が最強でした。

⇒スジオカボード1.6mm

⇒スジオカボードサマー

⇒スジオカボード1.5mmホワイト

※インソール・ボード交換はスコアに含めていません。

COURT FEEL - 9 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

クッションは適度な厚さで、トラクションも優秀。

前述の時折気になる沈み以外は常にしっかりした接地感があります。

FIT/LOCKDOWN - 8 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

「ハーフ・ブーティー」「アッパー」が包むオーソドックスなセットアップ。

アッパーはシンセティックレザーの表面に刺繍を含むメッシュ素材を貼り付けた「テキスタイル」「スクリーンメッシュ」、それに「フライワイヤー」の組み合わせです。

ワイヤーはシューレースとストロベルボードを繋ぐかたちで、アッパーの一層内側に配置。

テキスタイルは適度にしなやかで且つ厚みも適度に持たせてあります。

シューレースはオーソドックスなオーバル(楕円型)仕様。

履き口は大きく開き、足入れは簡単。

足首周りのパディングは厚く、内部素材はウレタン系のメモリーフォームでヒールの収まりはパーフェクト。

それ以外のアッパーの足当たり、シューレースによるロックダウンも良好。

ならばなぜスコアが満点でないのか?ここからが解説の本番です。

まず大前提として、イントロの画像のとおり、今回着用しているサイズは「ウィメンズの27.0㎝」

つまり「メンズの26.5㎝」になります。しかも作りがタイトなグローバルラストで、です。

今作の作り自体は長めなので、普段のソックス2枚でジャストで履こうと思うと「ウィメンズ27.5㎝(メンズ27.0㎝)」、つまりハーフサイズ(0.5cm)ダウンが最適解でした。

ですがこのサイズでは「母指球がフォアズームの直上に乗る事」「ソックスの厚みでリアクトが潰され不安定な状態になる事」の2つの問題が発生。

これらを解決してくれるかもとトライしたのが今回の「フルサイズ(1.0cm)ダウン」

足が収まるかは50/50の賭けでしたが、ここは見事勝利。

薄手のソックス1枚で、足指がほんの少し曲がる状態ではあるもののストレスなく動ける範囲でフィット。

そしてちょうど足指と母指球の荷重しない部分にズームエアが来るようになり、薄いソックスでリアクトの不安定さも起きず。

ここにスーパーフィートのグリーンを入れると、アーチが少し上がる事で足長が少し短くなり、足指の曲がりも解消。前述の最適なフィットの完成です。

以上で解説は終了です。くれぐれも真似しないようにお願いします。

※※※サイズ選びに関して※※※

前述のとおりハーフサイズ(0.5cm)ダウンを基本で選び、足幅の広い方はサイズアップを検討で良いでしょう。

SUPPORT - 8 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

捻れ剛性はマイルドですが、サイズ選びを間違えなければ標準以上のサポート性は得られるでしょう。

サブリナシリーズで怪我をしているケースを見聞きするに、サイズ選びを間違えていることがほとんど。

オンラインで買う場合はウィメンズ表記に気を付けましょう。

※ウィメンズサイズの選び方はサブリナ3のレビューを参考にしてください。

⇒Nike Sabrina 3 EP Performance Review

LATERAL TRANSITION - 9 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

左右方向の重心移動では、少しの沈みが気になる以外は基本スムーズ。

やはりホワイトソリッドのアウトソールの優秀さをここでも実感します。

HEEL-TOE TRANSITION - 9 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

前後方向も左右方向と同様の感想です。

BREATHABILITY - 9 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

トーボックスや他のテキスタイル部分は素材がしっかりしていてあまり通気しません。

その分、タンのメッシュ部分とアッパー左右のスクリーンメッシュからしっかりと通気してくれます。

トータルでは優秀なレベルの通気が期待できるかと

DURABILITY - 7 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

2023年の発売から経年した現状、スクリーンメッシュの部分の劣化が最も気になるポイントかなと。

とは言えまだまだ全然履けそうですが。

ミッドソールのリアクトも薄手ソックスで履いている限りは悪さをしなそうで、ヘタリもまだ来ていません。

WEIGHT - 10 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

約368g (ウィメンズ27.0cm・片足)

Final Conclusion

今作をまとめますと「模倣厳禁」

デザインが好きなモデルを何とか快適に履きこなそうと、足掻きに足掻いた結果なので再現性は相当に低いはずです。

なので今作について語る事はもう基本ありませんが、フィットの項目を精読して頂いた読者の方が疑問に思っている可能性のある事について述べて締めとします。

「なぜズームエアに母指球が乗る事を避けたのか?」

この類の質問はリアルでもオンラインでもけっこうよく聞かれるのですが、私の見解として「ズームエア=反発」は必ずしも成り立たないという事。

ズームエアがナイキにより90年代に開発されてから2000年代後半まではズームエアにしっかり厚みがあり、宣伝どおりの反発がある素材でした。

ですが2008年頃からズームエアはどんどん薄くなり始め、最近のものに至ってはほとんどが「反発というより吸収性に貢献する素材」と変わってしまっています。

そのため吸収性をバッシュに求めていない私としては、ズームエアに荷重しない事がパフォーマンスアップに繋がったというわけです。

マニアック過ぎてほとんどの方が途中離脱していると思いますが、改めて、ここまで深追いせずとも他に良いバッシュはたくさんあるのでそちらを追いましょう。

今回は以上になります。

このレビューが少しでもバッシュ選びの参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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  • TRACTION - 10/10
  • CUSHIONING - 8/10
  • COURT FEEL - 9/10
  • FIT/LOCKDOWN - 8/10
  • SUPPORT - 8/10
  • LATERAL TRANSITION - 9/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 9/10
  • BREATHABILITY - 9/10
  • DURABILITY - 7/10
  • WEIGHT - 10/10
TOTAL SCORE
A- 87 / 100

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