Nike Ja 3 EP (Raptor) Performance Review

- テストカラー:Raptor(IU7239-001)
- 主な機能:ZoomX Midsole,Half Inner Bootie,TPU Shank Plate,TPU Internal Heel Counter
- 着用した主なプレイヤー:Ja Morant,Jaylen Wells,Jake LaRavia,Santi Aldama,Jay Huff,GG Jackson,Mikal Bridges,Nic Claxton,Nikola Jovic
- 価格:¥17,050・$135
Introduction
今回はJa Morant(ジャ・モラント)の3rdシグネチャー"Nike Ja 3 EP(ナイキ ジャ 3 EP)"のパフォーマンス・レビューです。
先にレビューしたピンクのジャ3は海外から輸入したグローバルラストで、こちらは国内発売の「EPラスト」。
⇒Nike Ja 3 (Max Volume) Performance Review
各所を比較しながら早速細部を見て行きたいと思います。
⇒Nike Ja 2 (Induction) Performance Review
⇒Nike Ja 2 (Nightmare) EP Performance Review
⇒Nike Ja 2 Stargazer) EP Performance Review
⇒NIKE JA 1 EP PERFORMANCE REVIEW

TRACTION - 9 / 10
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。
全体がグローバル同様の「JAロゴ・パターン」で構成されたアウトソール。
素材は耐摩耗性に優れた「XDR」。
グローバルのトランスルーセントもソフトでしたが、それよりも更にソフトな質感で、粘着性は通常レベル。
スキール音はうるさいくらいに鳴り、綺麗なコートでもホコリの多いコートでもしっかり止まります。
ソフトになったせいかコートを掴む感覚は増し、グローバルのトランスルーセントで問題となった不安定さは解消されています。
ただ、その代わりに急ストップではクッションが横ブレする感覚があり、結局は違う部分で同レベルの遅れが生じてしまうため、同スコアとなります。

CUSHIONING - 7 / 10
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。
「ZoomX・ミッドソール」をアウトソールで完全にケージしたグローバル同様のクッションセットアップ。
インソールも同じしっかりとしたコシのあるグレーのフォーム製。
素材面のスペックはそのままです。
異なるのは、高くなった「トーボックスの成型」、数ミリ厚くなった「インソール」、数ミリ薄くなった「ミッドソール」。
そしてソフトになった「フォアフットの屈曲剛性」の以上4点です。
足入れしてまず感じるのは、変わらずのモチッとした乗り心地の「厚い」クッションで、前後のクッションバランスも同様にほぼフラット。
動いてみるとグローバルの微細なアウトソールのブレは無く、代わりにクッションが、特に左右の動きでグニーと変形して遅れを感じます。
ブレとともに反発性も消えてしまっていて、かなり吸収性に寄せたパフォーマンス。
予測不能で関節に負荷の来るグローバルのブレに比べると、今作の吸収はまだ扱いやすく、その分だけポイントアップしました。
※インソールに関してはスーパーフィートなど硬質パーツが付いた市販インソールは変な沈み方をするので合わず。
※スジオカボード1.5mmホワイトは横ブレを助長するのでNG。
※ベストはやはりサマーボード、もしくは1.6mmボードと純正インソールの組み合わせでした。
※インソール・ボード交換はスコアに含めていません。

COURT FEEL - 7 / 10
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。
FIT/LOCKDOWN - 9 / 10
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。
「ハーフ・インナーブーティー」を「アッパー」が包むオーソドックスなセットアップ。
アッパーは伸縮性のないメッシュをベースに、JAロゴ型の細かな硬質TPUパーツを多数配置。
履き口はグローバルよりも大きく開き、ヒールカウンターも広めに変更され、足入れは基本簡単。
前述のとおりトーボックスにより高さを持たせた設計ですが、元のグローバルのラストがタイトだったので、今作の方が標準的なグローバルラストのサイズ感です。
※同じ27.5㎝を購入でグローバルはソックス1枚でジャスト、こちらEPはソックス2枚でジャストでした。
またグローバルでは短めだったシューレースは、今作ではしっかり長くなり調整幅は増しています。
正直サイズ感が変わっただけでアッパーの優秀さは変わらず。
※マイナスはクッション沈み由来のものです。
※グローバルで発生した「連日使用」によるクッションのヘタリ→サイズ感の変化は今作では確認されず。もっと履き込めば違う可能性はありますが当面は大丈夫そうです。、
※※※サイズ選びに関して※※※
EPラストの「27.5㎝」を購入。
前述のとおり作りとしては「標準的なグローバルラストのサイズ感」。
なので基本マイサイズを選んで問題ないと思います。
ただ最近のナイキはサイズ感が小さめなモデルが増えているので、基準自体が人によって曖昧になりがち。
長年バッシュを履いて来ている方は別として、学生の方や若い方はできるだけ試着してからの購入を強くオススメします。

SUPPORT - 7 / 10
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。
クッションが厚く、シューズ内で足の位置は高めなのは変わらず。
グローバルではアウトソールの微細なブレが関節の痛みを引き起こしていましたが、今作ではラバーがXDRに替わったからかそのブレは起きず。
代わりに今作はクッションが強いステップ時に分かりやすく横ブレを起こします。
スコアを上げるほどではありませんが、今作のブレの方が予測をしやすい、事前に織り込んでプレーができる分、サポート性としては上かなと。
ともあれ今作も捻挫癖や膝に不安のある方は事前確認必須です。

LATERAL TRANSITION - 7 / 10
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。
繰り返しになりますが、左右方向の強いステップでは決まって横ブレを起こすクッションをどこまで扱えるかでパフォーマンスは変わってくるでしょう。

HEEL-TOE TRANSITION - 7 / 10
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。
前後方向はスムーズですが、ソールの屈曲剛性が弱めで沈むクッションなので、ただただ遅いトランジションです。。
BREATHABILITY - 6 / 10
通気性能。 通気が良いほど高評価。
アッパーのラストが変わったことで、通気性は増しています。
その分、付け根部分のタン素材がシンセティックレザーに替わっていてプラスマイナスゼロ。
レザー使用はこのジュラシックパークモチーフカラーくらいだと思うので、他カラーのEPラストであればより通気するでしょう。

DURABILITY - 7 / 10
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。
クッションのヘタリが現状起きていないのはプラス要素。
とは言えまだ未知数の部分が多いのでスコアは据え置きとします。

WEIGHT - 10 / 10
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。
約378g(27.5cm・片足)

Final Conclusion
今作をまとめると「マイナーチェンジ」。
各所に変化は施されているものの、結果コート上でのパフォーマンスはグローバルとほぼ同レベルにまとまっています。
ナイキとしてはパフォーマンスをあまり変えずにラスト変更を見事達成したかたち。
個人的にはどちらかがハイパフォーマンスであってくれたら…と期待していたのでこの結果は残念至極。
そんな両モデルですが、どちらを履いているときに自分のイメージに近い動きができているかと言ったらそこは断然「グローバル」でした。
EPラストは履いていて、以前試着レビューした"Nike G.T. Cut 3 EP"に似たものを感じたので、そちらを快適に履けている方は今作を買い替え候補に入れても良いかもしれません。
⇒NIKE G.T. Cut 3 EP Try-on Review
今回は以上になります。
このレビューが少しでもバッシュ選びの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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TRACTION - 9/10










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CUSHIONING - 7/10










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COURT FEEL - 7/10










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FIT/LOCKDOWN - 9/10










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SUPPORT - 7/10










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LATERAL TRANSITION - 7/10










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HEEL-TOE TRANSITION - 7/10










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BREATHABILITY - 6/10










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DURABILITY - 7/10










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WEIGHT - 10/10














