Nike Sabrina 3 EP Performance Review

4月 23, 2026
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  • テストカラー:"Gamer"(II3986-300)
  • 主な機能:Cushlon 3.0 Midsole, Forefoot Zoom Air ,Half Inner Bootie, TPU Shank Plate,TPU Internal Heel Counter
  • 着用した主なプレイヤー:Amen Thompson,Anthony Black,Peyton Watson,Tyler Herro,Anfernee Simons,Pelle Larsson,Kel'el Ware,Ryan Nembhard,Daniss Jenkins,Brandon Miller,Grayson Allen,Miles Bridges,Matisse Thybulle,Duncan Robinson,Corey Kispert, Stephen Curry
  • 価格:¥16,830・$135

Introduction

今回はSabrina Ionescu (サブリナ・イオネスク)の3rdシグネチャー“Nike Sabrina 3 (ナイキ サブリナ 3)”のパフォーマンス・レビューです。

先日アップした試着レビューのとおり、第一印象としては概ねポジティブ。

⇒Nike Sabrina 3 EP Try-on Review

オンコートでも同様の結果となる事を期待して、細部を見て行きたいと思います。

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TRACTION - 9 / 10

【Traction (トラクション) 】
コートをグリップする性能。 良くグリップするほど高評価。

サブリナのイニシャルSを模したナブ(粒)が前面に並ぶアウトソールパターン。

EPラストなので素材は耐摩耗性に優れた「XDR」で、その質感はやや硬めで粘着性もやや高め。

試着レビューのカラーもXDRでしたが質感は少し異なる模様。

経験上、黒いラバーは癖が強く不安定なトラクションになる傾向が見られました。

唯一気になったのは急なクロスオーバーでフォアズームの潰しが間に合わず、十分な摩擦を得られず滑ってしまう点。

これはコートが綺麗かどうかに関わらず、ある程度以上の脛の角度(シンアングル)で接地すると起きてしまいます。

角度は体重や脚力によって変わるので、購入された場合は対人使用の前に確認するのが良いでしょう。

他は優秀そのもので、XDRの大幅な進化を体感できるトラクションです。

CUSHIONING - 9 / 10

【Cushioning (クッショニング)】
「衝撃吸収性能」/「反発性能」。 両性能を合わせて総合的に評価。

「クシュロン3.0・ミッドソール」「フォアフット・ズームエア」を合わせたセットアップ。

試着レビューのカラー同様、クシュロン系にしては硬めで沈み幅は少なく、復元スピードは通常レベル。

適度な厚さがあり、静止状態で前後バランスがほぼフラットな事も試着どおり。

フォアに体重を掛けると母指球側に沈みながら流れる感覚も健在。

この部分を乗りこなせるかがクッションを評価するうえでの肝だと感じていました。

実際に履いてみると…初回はXでポストしたとおり、とても履けたものではありませんでした。

と言うのもただ歩いているだけで、毎ステップで足底筋が引きちぎられそうな疼痛がお見舞いされる仕様。。

同時期に試していたのでとんでもなく低評価となったブック2だっただけに、自分の身体がもたないと思い、今作のテストは一旦保留。

そしてしばらくした後に履いてみると…異様なほど快適にプレーできる。。。。

市販インソールスジオカボードを入れたまま忘れて保管して、それをそのまま履いたのかと脱いで確認したほど。

結局何も入っておらず純正インソールのみのプレーンな状態でした。

新品段階では、アウトソールとミッドソールの屈曲の仕方と、フォアズームの形状・配置が絶妙に合っていなかったと思われます。

それが一度使用したこと、また保管している間に季節が巡り気温が上がったこと、おそらくこれら両方が原因でまとまりのあるクッションに変貌。

トラクションの項目で述べた切り返しの癖は存在しますが、それ以外はただただ快適。

ファーストステップでは鋭く強くコートを押せますし、クイックジャンプでも全力ジャンプでもスムーズに踏み切れます。

フォアフットの屈曲剛性、ミッドフットの捻れ剛性はどちらもマイルドにも関わらず、です。

試着レビューでの期待に見事応えてくれました。

※インソールに関してはスーパーフィートのグリーンとリアクトインソールはどちらも微妙に合わず。

スジオカボード1.5mmホワイトと純正インソールのコンビは、元のクッション特性・バランスを維持したまま出力だけ上げてくれる感覚があり、自分の中ではこれが最適解でした。

1.6mmボードサマーボードも悪くなく、何かしらボードと純正インソールを合わせるのが良さそうです。

⇒スジオカボード1.6mm

⇒スジオカボードサマー

⇒スジオカボード1.5mmホワイト

※インソール・ボード交換はスコアに含めていません。

COURT FEEL - 9 / 10

【Court Feel (コート・フィール)】
コートに対する接地感覚。 コートを近く感じれるほど高評価。

切り返しでズームエアによるエネルギー伝達阻害がなければ接地感も満点でした。

FIT/LOCKDOWN - 9 / 10

【Fit/Lockdown (フィット/ロックダウン)】
足に対するフィット性能。 足と一体感があるバッシュほど高評価。

「ハーフ・ブーティー」「アッパー」が包むオーソドックスなセットアップ。

アッパーはとてもしなやかな「メッシュ」「フライワイヤー」の組み合わせ。

メッシュにはデザインアクセント兼アッパー補強を担う刺繍が施されています。

ワイヤーはシューレースとソールを連結する形で配置され、サイドのアッパーがより足型に沿ってフィットする仕組みです。

シューレースはオーソドックスなオーバル(楕円型)仕様。

履き口は大きく開き、足入れは簡単。

初回はクッションとアウトソールが喧嘩している関係で、シューズ内での足の収まりもおぼつかない状態でした。

ですが両者がまとまって連動して変形してくれるようになってからは、アッパーもしっかり足にフィット。

ヒールの作りが僅かに広い感じがしますが、ソックスで対応可能な範囲。

ウィメンズカテゴリーでの販売なので、サイズ選びの難しさからスコアを下げましたが、正しいサイズを選ぶことさえできれば体感パーフェクトになるかと。

※※※サイズ選びに関して※※※

前述のとおり今作はメンズでなく「ウィメンズ」での展開。

購入したモデルのボックスには下記2種類のサイズが併記されています。

・WMNS US10.5 (ウィメンズ27.5cm)

・MENS US9.0 (メンズ27.0cm)

メンズサイズでは27cmなので、いつものサイズからハーフサイズ(0.5cm)ダウンを選んだかたちになります。

結果これは大正解で、長さも幅も高さもピッタリ。綺麗に内部空間が埋まりました。

グローバルのラストを履き慣れている方は、マイサイズからハーフサイズ(0.5cm)ダウンで選んで良いと思います。

幅広の方はマイサイズそのまま、もしくはハーフサイズ(0.5cm)アップが良いでしょう。

試着レビューの繰り返しになりますが、ナイキ公式やネットショップで今作の様なウィメンズカテゴリーのシューズページで記載されているのは「ウィメンズサイズ」

なので今回自分はメンズの27㎝を買うのに、オンラインでは「27.5㎝」を選択しての購入でした。

購入の際はくれぐれもご注意を。

SUPPORT - 9 / 10

【Support (サポート) 】
怪我を防止するサポート性能。 安定感があり、左右のブレ・捻れがないほど高評価。

ウィメンズモデルは概してクッションが薄く、ソール剛性が弱い傾向がありますが、今作は別。

メンズモデルと同レベルのスペックです。

初回は要注意ですが、そこさえ乗り切れば十分なサポート性を提供してくれるようになります。。

LATERAL TRANSITION - 8 / 10

【Lateral Transition (ラテラル・トランジション) 】
左右方向への動きのスムーズさ。 スライドやクロスオーバー時など横方向へ動きやすいほど高評価。

左右方向では前述の特定のシンアングルを超えたステップではトラクションが効かず、大きく滑ってしまう弱点があります。

それ以外はクイックでもコントロールスピードでもスムーズに動けます。

HEEL-TOE TRANSITION - 10 / 10

【Heel-toe Transition (ヒール/トゥー・トランジション) 】
縦方向への動きのスムーズさ。 通常のランニング、カットイン時など前方向へ動きやすいほど高評価。

前後方向のステップでは快適そのもの。パーフェクトです。

BREATHABILITY - 9 / 10

【Breathability (ブレイザビリティ) 】
通気性能。 通気が良いほど高評価。

タンのメッシュ部分からはもちろん、トーボックスの薄いメッシュからもしっかり通気します。

目の大きいオープンメッシュや、物理的に大きな通気口を設けたバッシュには及びませんがほとんどのプレイヤーが満足するレベルかなと。

DURABILITY - 7 / 10

【Durability (デュラビリティ) 】
耐久性能。 耐久性が良いほど高評価。

トーボックスのメッシュは薄いですが、及第点レベルの耐久性はありそう。

サイズを間違えて履いた場合は別ですが、基本長持ちしてくれるかと。

ここは前傾クッションバランスからトーボックスのスクリーンメッシュにダメージが集中していたサブリナ2からの明確なアップグレード。

ミッドソールのクシュロン3.0も10回以上履いた段階でヘタリは見られず、長く履ける予感がします。

WEIGHT - 10 / 10

【Weight (ウェイト) 】
バッシュの片足の重さ。 軽いほど高評価。

約339g (ウィメンズ27.5cm・片足)

Final Conclusion

今作をまとめますと「謝罪案件」

どうせ自分には合わないコービー系のパフォーマンスだろうと高を括って、履く価値はあまり無いと完全に舐めてました。

それがまさかEPラストでこのハイパフォーマンス。履く機会を与えてくれたXアンケート投票者の方々には感謝しかありません。

こうなるとグローバルラストも試さない訳にはいかないので、どこかのタイミングでNike By Youをゲットして後日レビューします。

※正直ジャ1同様、EPラストのバランスが黄金比な可能性があるので、グローバルへの期待値は高過ぎず低過ぎずフラットですが。

近年のナイキはカラーごとのパフォーマンス差、サイズ感の差が結構あり、これらの点は注意が必要ですが、基本強くオススメできる一足。

是非お試しを。

今回は以上になります。

このレビューが少しでもバッシュ選びの参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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  • TRACTION - 9/10
  • CUSHIONING - 9/10
  • COURT FEEL - 9/10
  • FIT/LOCKDOWN - 9/10
  • SUPPORT - 9/10
  • LATERAL TRANSITION - 8/10
  • HEEL-TOE TRANSITION - 10/10
  • BREATHABILITY - 9/10
  • DURABILITY - 7/10
  • WEIGHT - 10/10
TOTAL SCORE
A- 89 / 100

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