Jordan Tatum 3 PF “Zen” Try-on Review

今回はジェイソン・テイタムの3rdシグネチャー“Jordan Tatum 3 PF(ジョーダン テイタム 3 PF)”の「トライ・オン」、試着段階でのレビューです。
※自分用のメモも兼ねている投稿なので、いつものパフォーマンスレビュー以上に参考程度に考えて頂ければと思います。
試着カラーは「プラチナムティント/パーティクルグレー/グレーフォグ/ブラック (FZ6601-001)」。
そろそろ路線変更で好みの履き心地になっている事を期待しつつ、詳細を見て行きたいと思います。
⇒Jordan Tatum 1 PF Try-on Review
⇒Jordan Tatum 2 PF Try-on Review

via nike.com
全面が前後に走る「ヘリンボーン・パターン」のアウトソール。
前作のミッドソールが接地する設計から今作はラバーが接地する一般的な仕様に回帰しています。
またPFラストながら素材はXDRではなく「ソリッド」とミルキーな「トランスルーセント」。
どちらも硬めで、粘着性はソリッドが平均レベル、トランスルーセントが高めです。
ややホコリの吸着はありそうですが接地面積は十分なので大きく滑る事は無いかなと思われます。
またソフトなクッションの場合エネルギー伝達が阻害されて摩擦が弱くなりがちですが、今作はソフトめながらかなり薄いためこの部分のおそらく大丈夫かなと。


クッションは「クシュロン3.0・ミッドソール」に「フォアフット・ズームエア」を組み合わせたセットアップ。
全体的にかなり薄く、特にフォアズームは体重を掛けるとほぼほぼ潰し切れてしまいます。
ソールの屈曲剛性もマイルドなので、反発は抑えて吸収性を強調したクッションかと。
プレー中は体重を基本フォアに掛けることを考えるとシューズ内で足は僅かに前傾になります。
前傾は過ぎると怪我の原因に成り得ると考えていますが、今作は幸いかなり薄く、沈み幅も極小でサポート性に影響するほどでは無いかなと。
接地感と吸収性をバランス良く欲しい方にはオススメできるクッションです。
※スジオカボードを合わせるなら0.8mmや1.6mm、サマーなど比較的しなやかな素材のボードが合いやすいでしょう。
経験上、このタイプのクッションに1.5mmホワイトなど高硬度ボードを合わせると前傾を助長してしまう可能性があるので、試す際は慎重に。


フィット面では「ハーフ・インナーブーティー」を「アッパー」が包むオーソドックスなセットアップ。
アッパー素材は薄めのキャンバス地調の「メッシュ」で、左右ともアウトソールが「サイドウォール」として巻き上がっています。
履き口は大きく開き足入れは簡単。
パディングは全体に平均的な量ながらカカトのフィット、ロックダウンは良好。
PFラストらしくトーボックスは幅も高さも余裕があります。
特に高さはクッションの沈みも僅かとは言え加わるので、自分の様にこの部分のフィットにこだわる方は事前に要チェック必須です。
それ以外に特に気になるパーツはなく、足型さえ合えば十分なフィットを得られるでしょう。
サイズに関してはグローバルラストのマイサイズからハーフサイズ(0.5cm)ダウンでもまだやや長い。
フルサイズ(1.0㎝)ダウンも行けそうですが、ハーフダウンのままボードやインソール、ソックスでの調整が一番汎用性高く良いかなと。
今作をまとめますと「マイナーアップグレード」。
このレビューを下書きとして長らく眠らせている間にシグ主であるテイタムは今作を履いてアキレスを負傷。
「怪我の原因は今作のパフォーマンスと関係があるか?」と当時けっこう聞かれましたが、機能で気になる点は前傾バランスくらい。
基本は蓄積疲労と、咄嗟のルーズボールに対して間違った足に体重を掛けたままネガティブしてしまったことが主要因かと。
今作自体は前作テイタム 2からストロベルボードが足された分だけ特に反発と接地感が改善された様に感じます。
⇒Jordan Tatum 2 PF Try-on Review
普段からズームストロベル系が快適な方にとってはやや硬いとなりそうな仕様なので、そこはご自身の足と相談してご判断を。
今回は以上になります。
このレビューが少しでもバッシュ選びの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。



