Adidas Harden Vol.9 Try-on Review

3月 16, 2025
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今回は“Adidas Harden Vol.9(アディダス ハーデン・ボリューム 9)”の「トライ・オン」、試着段階でのレビューです。

※自分用のメモも兼ねている投稿なので、いつものパフォーマンスレビュー以上に参考程度に考えて頂ければと思います。

試着カラーは「Cyber Metallic / Core Black / Lucid Red (JR2506)」

今作はNBAロサンゼルス・クリッパーズ所属、James Harden (ジェームズ・ハーデン)の9thシグネチャーです。

ハーデン 5を最後にそれ以降はデザインが刺さらず購入を見送り続けている今シリーズ。

⇒adidas Harden Vol.5 Performance Review

今作は自分が好みの2000年代バッシュを彷彿とさせるデザイン。

これでもしパフォーマンスが良ければ購入してフルレビューする腹積もりでいます。

さてどうなりますか?早速その細部を見ていきたいと思います。

⇒ADIDAS HARDEN VOL.6のトライオンレビューはこちら

⇒ADIDAS HARDEN VOL.1~5のフルレビューはこちら


全面が「リップル(波紋)・パターン」のアウトソール。

ラバーの素材は赤い部分が「トランスルーセント」、それ以外は「ソリッド」です。

全体に粘着性は高めで、やや硬めの質感。

パターンは浅いためホコリの吸着がやや心配。

ですがハーデンシリーズらしいボリューミーなソール面積とフラット寄りの形状から、滑っても大きくバランスを崩すことはなさそうな予感がします。

ただクッションに癖がありそうで、実際にオンコートで履くとその影響が大きいかも…とも感じます。

その詳細については↓で。


クッションは「ブースト」「ライトストライク」を組み合わせたセットアップ。

アディダス公式サイトの商品説明では、どこに各クッションが配置されているかの表記はありませんでした。

ミッドソールはすべてアッパーとアウトソールでケージされたダブルラスト仕様。

この仕様ではフォームに逃げ場がなくなるので、自分好みの高反発な硬いクッションになるのが通常なのですが…今作は例外の模様。

足入れした瞬間からフォアフットのクッションがグニグニと不安定。

またフォアの屈曲ポイントは2ケ所あるのですが、ひとつはかなり先端寄りに、もうひとつはかなりヒール寄りに配置されています。

自分の場合は足長に対して足指が長いため、欲しい屈曲ポイントはちょうどその2ケ所の中間部分。。。

加えてフォアの屈曲剛性もマイルドで柔らかく、トータルしてかなり反発を抑えて衝撃吸収を強調したクッションです。

反応の速さと反発性にこだわりたい自分としては、正直これでバスケをするのは無理だろうな…と感じてしまいました。

ポジティブな面としては、ヒールクッションは不安定感も無くしっかりとした乗り心地で、捻れ剛性も強め。

中足部からヒールにかけてのサポート性は優秀でしょう。


フィット面では「フルレングス・インナーブーティー」「アッパー」がほぼ一体となった「ワンピースなセットアップ。

素材は「メッシュ」「シンセティック・レザー」が使われています。

アッパーを覆うシルバーのパーツはあまり硬くなく、動きを妨げるようなことはなさそうです。

履き口は狭めで、タンとヒールタブを掴んで拡げながら足入れする必要があります。

とは言え同構造で履くのにかなり時間が掛かったA.E.1よりは断然簡単です。

⇒Adidas A.E.1 Performance Review

足入れしての第一印象は「長い」

最初はマイサイズの27.5㎝をいつものソックス2枚で履きましたが捨て寸が1cm強ありました。

そのためハーフサイズ(0.5cm)ダウンの27.0㎝、フルサイズダウンの26.5㎝の両方ともトライ。

結果27ではまだ長さが余り、26.5では長さはジャストながら所々当たる個所がありました。

同じブースト系のクッションを使ったA.E.1では使用に連れてクッションが沈み、圧縮されて結果サイズ感が緩くなりました。

そのため今作もそれを計算に入れるなら26.5㎝で良いのかもしれません。

内部の足型もA.E.1と似ていて、甲部分の高さはやや抑えめで、トーボックスには高さを持たせてあります。

※シューレースでの調整幅が少ないのも同様です。。

特にトーボックスはA.E.1よりも僅かにゆったりしていて、自分の足型にこれまた合わない。。

ヒール周りのフィットとロックダウンは快適ですが、フォアはかなり好みが分かれそうな仕様です。


今作をまとめますと「路線変更?」

ハーデンシリーズらしいしっかり踏めば推進力に変換してくれるクッションはどこへ行ってしまったのか…。

フォアのクッションにこだわる方、また今までハーデンシリーズを愛用していた方も「何か違う…」と感じる可能性があるので事前のチェックを強く推奨します。

とりあえず自分は今回の購入はスルー確定しました。。

ですが市販インソールスジオカボードの使用でパフォーマンスがどれだけ変化するかに興味あるので、この検証はクリアランスセールを待って実行したいと思います。

さて短いですが今回はこの辺で…最後まで読んで頂きありがとうございました。

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