Jordan Heir PF Try-on Review

11月 1, 2024
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今回はWNBAなど女性バスケットボール選手の意見を取り入れ開発された“Jordan Heir 3 PF(ジョーダン・エアー PF)”「トライ・オン」、試着段階でのレビューです。

※自分用のメモも兼ねている投稿なので、いつものパフォーマンスレビュー以上に参考程度に考えて頂ければと思います。

試着カラーは「ブラック/ユニバーシティレッド」

型番は“ FQ3859-006”

ナイキ公式にもまだ載っていないモデルがまさか店頭に置いてあり正直驚きました。

調べてみるとスポーツデポとアルペンで先行発売を実施している模様です。

個人的に今作のデザインはかなり好みなので好みのパフォーマンスだったら購入予定。

さてどうなりますか。細部を見て行きたいと思います。


via nike.com

全面が「ヘリンボーン・パターンのアウトソール。

母指球と小指球部分は斜め方向に、それ以外の部分は前後方向に走るパターンです。

今作はアジア向けのPFラストなので、素材は耐摩耗性に優れた「XDR」

その質感はややソフトで粘着性は平均レベル。

斜め方向のヘリンボーンはパターンが細かく、そこまで深くもないため多少のホコリの吸着はあるかなと。

ですがアウトソール形状はかなりフラットに近く、クッションのエネルギー伝達も比較的スムーズなためしっかりグリップしてくれると予想されます。


クッションは「ドロップイン・ミッドソール (インサート)」単体のセットアップ。

※インソールとミッドソールが一体となった取り外し可能なパーツがドロップイン・ミッドソールです。

ドロップインの素材は「クシュロン3.0」。

いざ乗ってみるとクシュロンは適度な厚さがあり、そして沈みはそこまででなく意外としっかりした乗り心地。

フォア全体や母指球単体に体重を掛けてみても、潰し切ってしまう事はありません。

むしろ良い感じに圧縮され、扱いやすそうなクッションに感じました。

ただしフォアフットの屈曲剛性や捻れ剛性は優しめ。

なのでトータルすると反発性よりも吸収性や快適性をやや優先したパフォーマンスかなと。

本来ならここでスジオカボードスーパーフィートへの交換で…と話をするところですが、ドロップインだとそのアジャストが構造的に難しい事がほとんどで今作もおそらく例に漏れません。

後期コービーシリーズザイオン 3など違うドロップイン採用バッシュからの転用でのみカスタマイズは可能です。

個人的にはレブロン 11エアジョーダン 2011のドロップインがフォームの素材も硬く、カーボンのシャンクも入っていて好み。

これらを入れるとソフトだったバッシュもかなり好みの履き心地に変貌するので、今作ももし購入したらどちらかに変更すると思います。

⇒Nike Kobe XI(11) Elite Low Performance Review

⇒Nike Lebron XI(11) Performance Review

⇒JORDAN ZION 3 PF TRY-ON REVIEW


フィット面は「ハーフ・ブーティー」「TPUパーツ」で補強された「アッパー」が包むクラシックなセットアップ。

アッパーの素材は「メッシュ」「シンセティック・レザー」の組み合わせ

ローカットですが、履き口はやや狭め。

またドロップイン・ミッドソールの強い摩擦もあって足入れは少し手間取りましたが、慣れれば問題なそうなレベル。

TPUパーツもあまり硬質ではなくしなやかなタイプなので特にストレスに感じることなく、アッパー強度だけをアップしてくれるかと。

パディングは全体にやや厚めでカカトと足首周りのフィットは良好です。

中足部からフォアに掛けてはPFラストらしく広く、トーボックスにも高さがあり、長さも余裕あり。

グローバルラストのマイサイズからハーフサイズ(0.5cm)ダウンは必須

クッションが使用に連れてへたる事を考慮したらフルサイズ(1.0cm)ダウンもアリかもしれません。

足幅が広い方はハーフダウン、もしくはマイサイズのままで良いかと思われます。


今作をまとめますと「エントリーモデル/トレーニングシューズ」

女性プレイヤーや体重の軽いミニバスプレイヤーに向けた、正にジョーダンブランドの狙ったコンセプトどおりの仕上がりかと。

またコービーシリーズサブリナシリーズなどフレキシブルなソールを持つバッシュを好みの方も快適に履けると思われます。

⇒Nike Sabrina 1 EP Try-on Review

⇒Nike Kobe XI(11) Elite Low Performance Review

硬いクッションや硬いソールが好みのプレイヤーにとっては物足りなく感じる可能性が高く、ボードインソール調整も難しいため、トレーニング用かオフコートでの使用がオススメです。

個人的にはデザインが好みなのでトレーニングシューズとしてアウトレットに来た頃に拾おうかと画策しています。

発売に関しては前述のとおりアルペングループの実店舗で先行販売中で、ナイキの公式オンラインショップでは11/5 AM9:00から

気になる方は先行実施店舗を調べて訪問してみては。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

このレビューが少しでもバッシュ選びの参考になれば幸いです。

⇒ナイキ公式で購入

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